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あなたの燃える手で

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夢の森鍼灸院

Episode 3-4
「もうわかったでしょう、マリアちゃん。上極天に入れた鍼は快感を強めるア
クセル。下極天に刺した鍼は快感にブレーキを掛けるの」
「や、やっぱり、そうなんだ……」
「つまりこの2本鍼の調節でギリギリの寸止め状態を実現できる」
「ギリギリの寸止め……」
「そうギリギリの寸止め。言い換えれば紙一重、薄皮一枚隔てた絶頂。薄皮一
枚と言っても、本当に逝った時とは明らかな違いを感じるハズ。だから体は絶
頂を求めて彷徨い続けるの。でも逝けない。だって鍼が入っているんだもの。
この鍼を抜くまで本当に逝くコトはあり得ないのよ」
「えぇ~、それじゃ……」
「マリアちゃんをずぅ~っと生殺しのまま、虐めることが出来るってワケ」
「えぇ~、いやっ、いやですぅそんな……」
「うふふっ、それにまりあちゃんはぁ、ココも弱いのよねぇ」
そう言ったチュンリーさんの右の中指が、あたしの中に入ってきた。
「あっ、いやっ、だめ……」
「まぁ、こんなに濡れて……。ほぉ~らっ、確かこの辺よねぇ」
チュンリーさんの指はあたしの快感スポットを捜しているようだった。それも
いいところまで来ている。見つかるのも時間の問題だ。
でもどうして、どうしてこんなコト知ってるんだろう……?
もしかして麗子様が……。そうだ、絶対そうだ。そうに決まってる。麗子様が
チュンリーさんに教えたんだ。麗子様なら充分ありえる。
あたしの脳裏に、 "帰ったらどんなだったか詳しく聞かせて頂戴" っていう麗
子様の声が聞こえてきた。
あぁ、そうか、あれはそういう意味だったんだ……。

その時、チュンリーさんの指先が、あたしのスポットを直撃した。
「あぁ、ソコッ、ソコはぁ~」
「ココ? ココね? そうココなのぉ~。分かちゃったぁ~、マリアちゃん」
「いやっ、いやっ、あぁだめっ、だめっ、だめだめだめぇぇ~」
「んん~、感じる感じる。ほぉ~らっココ。ココをコリコリしてあげる。ほ
らっ、ほらっ、ほぉ~ら堪らない」

あたしのスポットを、指先がほじくるように責め立てる。鍼で動けず、そして
敏感にされたあたしは、逝くに逝けない生き地獄を彷徨う。しかもそれは限り
なく絶頂に近い快感地獄なのだ。気を失うことも出来ず、鋭敏な感覚とハッキ
リとした意識の中で、あたしはチュンリーさんの人形と化した。

「はぁぁ~、逝くぅ、逝くぅ、逝く逝く逝っちゃうぅぅ~」
大きな波があたしを飲み込む。しかしあたしは聞けないまま浮き上がるのだ。
「あぁ、いやっ、また……。逝くぅ、逝く逝くっ、あぁぁ逝くぅぅ~」
快感は波のように打ち寄せ、引いてはまた打ち寄せる。その営みはまさに、鍼
を抜くまで無限に続くコトを予感させる。

「あぁ~チュンリーさん、もう、もう逝かせてっ……」
「だめよぉ~、まだまだ。もっとジックリ虐めるんだからぁ~」
チュンリーさんは左手でさっきの筆を持った。それが何を意味しているかは当
然分かる。
「えっ? いやっ」
「うふふっ、クリちゃんは筆で、ほぉ~らっ……」
「ひぃぃ~、そ、そんなっ、そんなぁぁ~。あぁ~だめっ、だめですぅぅ~」
右手の中指がスポットをコリコリと嬲り、人一倍敏感なクリちゃんはサワサワ
と筆の穂先でくすぐられた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土