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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
しろっぷ
2017-01-29 Sun 08:46

「おじゃましまぁ~す」
アリスとクララは、カレンの家に誰もいないのを知って声を掛けた。
「だから誰もいないって……」
二人は勝手にベッドに座ると、室内をぐるりと見回した。
広さは八畳程だろうか。全体に白を基調とした部屋の隅にはピアノがあり、
机、ドレッサー、シングルサイズのベッド。そして壁にはクローゼットが備え
付けられている。この部屋はピアノを練習するための防音設備が整っている。
つまりこの部屋で少々騒いでも、音が外の漏れる心配はない。

「コーヒーでも飲む?」
「いらなぁ~い」
被せ気味に答えたのはアリスだった。
「だってパトラで何にも食べてないじゃん。お腹空いてないの?」
「いいの、いいの、そんなことよりさっ……」
そう言ってアリスはクララを横目で見た。
「そっか、そうだね」
アイコンタクトで繋がった二人に気づかないクララは、のん気に窓の外を眺め
ている。
「クララ、楽しみたいんだったらカーテン閉めなきゃでしょう」
「そうだね」
クララはカーテンを閉めると二人に振り返った。
「さっ、クララ。スカートだけ脱ごうか」
「えっ?」
するとアリスが、クララの二の腕の上から抱きついた。
「さっ僕が動きを封じている好きに早く……」
言うが早いか、カレンはクララのスカートに手をかけると、そのままスカート
を手早く下ろしてしまった。
「あっ、カレン、ちょっと、なになになに……」
クララの下半身は、あっという間にショーツだけになってしまった。だらりと
垂れたシャツの下からは、少しぽっちゃりとした白い脚が伸びている。
「あぁ~ん、私だけこんな格好……、恥ずかしいぃよぉ~」
「だぁ~めっ、可愛いよクララ」
「ねぇ、二人も脱いでよぉ」
「わかった、わかった、それじゃ僕たちも脱ぐよ」
「ホント?」
「うん」
二人はスルスルとスカートを下ろすと、クララと同じ格好になった。
「ほらっ、ねっ」
「うん」
「今日はぁ、クララは患者さん。あたしはお医者さん。アリスは看護師さん役
だよ」
「そう、だから僕たちのいうことは聞かなきゃだめなんだから」
「はい、それじゃベッドに座って……」
「う、うん……」
クララは流れに任せるようにベッドに座った。
カレンは机の椅子をクララの正面に起くとそこに座り、アリスはベッドに上が
ると、クララの後ろに腰を下ろした。
「はい、お胸を見せてぇ」
「えっ……?」
戸惑いを見せるクララを他所に、カレンはクララのシャツのボタンに手をかけ
ると、それを上から外していく。
「えっ、ちょっとぉ……」
反射的にシャツの前を閉じようとするクララの両手首を、アリスが後ろから掴
み、背中へと回してしまった。

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しろっぷ
2017-01-28 Sat 19:05

校長の野々村志摩は椅子から立ち上がると、生徒会長の白鳥くるみへと向かっ
て歩いた。
「うふふっ、やっぱり、いつ見ても可愛いわねくるみ」
「えっ、あっ、はぁ、ありがとうございます」
くるみは気をつけの姿勢のまま、恥ずかしそうに下を向いた。
「いいのよ、そんなにかしこまらなくて。それよりわかってるわね。なんでこ
こに呼ばれたか……」
「はい」
校長はくるみの肩をポンと叩くと、そのまますれ違うようにドアへと歩き、そ
の鍵を閉めた。
「それじゃ……」
そういうと、踵を返すようにくるみへと向き直った。

校長室は二部屋に分かれている。一部屋目は廊下からのドアがある、今いる部
屋だ。ここは机や本棚など、普段校長が仕事をしている部屋で、この部屋の壁
一枚隔てた隣は職員室になる。
そしてもう一つの部屋、この部屋は廊下からのドアはなく、校長室からしか入
ることができない。
この部屋は以前校長が体を患った際に、体を休めるために増設したと聞いてい
るが、くるみ自身まだその部屋を見たことも、入ったこともなかった。
そして今も、そのドアは開かずの間のように閉まっている。

校長は改めてくるみの正面に立つと、その頭を数回撫でた。
くるみは思わず、しかし自然を装って下を向いた。
「うふふっ、くるみ……」
肩甲骨を超える真っ直ぐな黒髪を、両手で肩へとへと撫でつけると、そのまま
細い肩を掴んだ。
「くるみ……、わかってるわね?」
「はい……。キスですね」
レズである校長は、くるみを呼び出してはキスを迫っていた。もちろん "入試
と生徒会長の立場" という弱みをチラつかせているのはいうまでもない。
くるみは、決まったルーティンのようにその場で目を閉じた。
すると校長は掴んだ肩を引き寄せ、上から被せるように唇を近づけた。
可憐な花びらのような唇に、厚い二枚の肉が重なった。厚い肉の間から、ねっ
とりと唾液の絡まった舌が、二枚の花びらを蹴散らすように伸びる。
「んんっ、んん~」
何気にそれを拒否するくるみ。すると校長は一旦唇を離した。
「あぁどうしたのかしら。今日は時間が早いせいか、いつもより興奮するわ」
確かに試験最終日で、時間はまだ昼前だ。
「くるみ、口を開けて舌を出しなさい」
「えっ……?」
くるみは上を向いたまま、渋々口を半開きにすると、舌を少しだけ出した。
「もっとよ、もっと。口を開けて舌を出すの。前にもしたでしょう。初めてじ
ゃないんだから、早くなさい」
「は、はい……」
くるみは言われた通りに口を開け舌を伸ばした。
「そうよ、可愛い舌ねぇ。いっぱい吸わせてちょうだい」
ブスな、はっきりいって醜いその顔が近づき、自分の舌を吸う。想像しただけ
でもおぞましいことが、目の前で現実に起こっているのだ。
二枚の厚い肉はくるみの舌を深々と挟み込むと、唾液を扱きとるように引っ張
った。
「んん~、美味しいわぁ、もっと、もっとよ、もっとちょうだい」
校長は獲物を逃さんとばかりに、くるみの背中に手を回して抱きしめた。

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しろっぷ
2017-01-25 Wed 06:35

それはアリス達三人が、ザラザラ坂を登っている頃のことだった。
雛百合学園女子高等部生徒会長『白鳥くるみ』のポケットの中で、スマホが着
信を告げた。くるみはスマホを取り出すとディスプレイを見た。
「校長先生……」
相手は、この学園の校長『野々村志摩』だった。
「はい、もしもし」
「あっ、くるみちゃん。テストどうだった? 出来た? くるみちゃんのこと
だから、心配ないとは思ってるけど……」
「はい、大丈夫です。自分の実力は出せたと思っています」
「まぁ、優等生は言うことが違うわね……。ねぇ、まだ校内にいるの?」
「はい、います」
「そう。今時間あるかしら? 」
「えぇ、あぁ、はい。時間は……、ありますけど……」
「ねぇ、よければ校長室にちょっと来ない? ねっ」
「はい……、わかり……、ました」
「いつも通りノックはしなくていいわよ。そのまま入ってらっしゃい」
「はい、これから……、伺います」
くるみはスマホをポケットに戻すと、小さなため息をついた。
「あぁ、またかぁ。嫌なんだよなぁ、マジで……」
くるみは校長室のある1階へと向かいながら、校長の顔を思い浮かべた。
「あぁ、やっぱブスだぁ。百人が百人ブスっていう顔だよねぇあれ。それに歳
だって60過ぎ……。なんであたし? あたしそっち側の人間じゃないのに」

白鳥くるみはノンケだ。それでもくるみが校長室へ向かうのには訳があった。
それは希望大学に入学するため、どうしても生徒会会長というステータスが必
要なのだ。
そしてこの学園において、校長の言葉は絶対であり、校長のすることは正し
い。大げさにいうならば、校長の言葉は神の言葉であり、神の行為なのだ。
すなわち誰が生徒会長に立候補しても、校長の鶴の一声で誰が生徒会長になる
か決まってしまう。もちろん任期の途中で交代など造作もないことだ。
この学園で、校長の力はそれほど絶大なのだ。
だから校長が "いらっしゃい" と言えば、それは "来い" という命令と同じ意味
を持つのだ。

校長室は1階の一番奥、職員室の隣にある。
試験最終日、今日までは部活動も中止のため、通常より早く下校した生徒達に
混じり、一部職員も帰路についている。そのためか、廊下から見る職員室に人
影は少なかった。
くるみは校長室の前に立つと、言われた通りそのままドアを開けた。
「白鳥くるみです……」
「まぁ、早かったわねぇ」

大きな机の向こうで椅子に座った校長を見て、くるみは改めて思った。
中肉というよりはやや太く、その熟れ切った肉は弾力という言葉には程遠い。
あちこちにシミの浮いた顔には好色そうなシワが刻まれ、乾燥の目立つ白髪混
じりの髪は、とりあえず櫛かブラシを通したくなってくる。
やっぱブスだ。どう見てもブスだ。百人が百人ブスっていう顔だ。この顔じゃ
60過ぎまで独身だったのも素直に頷ける。そしてこの人がこの歳まで独身だ
った訳。それは男より女の方が好きだからだ。要するに同性愛者、レズビアン
なのだ、この人は……。

「ちょうど、1階に降りる途中でお電話をいただきましたから……」
くるみは椅子に座る校長の真正面で、気を付けの姿勢をとって答えた。
「そう、そうだったの……」
校長はねっとりと絡みつくような視線でくるみを見た。

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しろっぷ
2017-01-22 Sun 08:01

アリスとクララは、ため息坂から商店街へと入り、パトラッシュバーガーへと
向かっていた。
「ねぇ、クララ。もうカレンがいたらさぁ、すぐ行こうよ」
「うん。あの部屋、音を気にしなくてイイから最高だよね」
「本当、カレンがピアノ習ってて良かったよぉ」
「それにもうカレンいると思うよ、あの子パトラ大好きだもん」
「言えてるぅ。遅刻したことないもんね」
「そうそう……」
やがてパトラッシュと書かれた看板が見えてきた。
二人が外から覗くと、隅のテーブルにカレンが座っているのが見えた。
「ほら、やっぱりいた……」
「本当だ、さすがカレン」
「ねぇ、どうする。入る?」
「えぇ~、あたし早く行きたい」
「クララぁ、それは早くヤリタイの間違いじゃないの」
「まぁ、ねぇ……、いいじゃんそんなの。みんなだってそうなんでしょう」
アリスは店の外からカレンを手招きすると、クララの気持ちを代弁するように
言った。
「とにかくクララが早くヤリタイんだって」
「ふぅ~ん、そうなんだぁ~、クララぁ。相変わらずスケベだねぇ」
「もう、カレンだって……。人のこと言えないでしょう」
「いいよ。それじゃこのまま行こう。今日はお母さん友達とお芝居見に行っ
て、そのあと食事するって言ってたから、夜9時頃まで帰ってこないし……」
「やったぁ」
「だからいつもよりたっぷり、クララを虐められるよ」
「それは僕も嬉しいよ」
「もう、なによ、アリスまでぇ……。でもちょっと嬉しかったりして」
「正直な子だねぇ、僕そういうクララ大好き、いい子いい子……」
アリスがクララの頭を撫でていると、カレンはもう数メートル先をスタスタと
歩いている。やはりその歩き方はどこかモデルっぽい。
「もう、待ってよぉ、カレン~」
「早く行きたいんでしょう。置いてくよクララ」
「もう、カレンったらクールなんだからぁ」
アリスとクララは、小走りでカレンに追いついた。

カレンの家は、教会通り沿いに広がる住宅街の一角にある。
つまりカレンは自宅から歩いて通学しているのだ。
方向は教会通りを駅の方へ約20分程歩いたところだ。
駅からは商店街の一番最初の坂、ザラザラ坂を登る。山の上にある教会通りへ出ると、学校に背を向けて歩くことになる。

「ねぇカレン、なんでこの坂ザラザラ坂っていうの?」
「そうそう、僕もずぅ~っと前から聞こうと思ってた」
「えぇ、知らなぁ~い。道がザラザラしてるからじゃない」
「えぇ~、そのまんま、まんまじゃん」
「でもそれくらいしか思いつかないもん」
「そんな答えじゃ、僕は納得しませんよ」
「今度までに調べといて。宿題ね」
「もうクララぁ、いいの? そんなこと言って。後で知らないわよ」
「うふっ、そういうカレンだぁ~い好き」
「もう、相変わらず懲りない子ねぇ」

ザラザラ坂を登り教会通りに出ると、程なくカレンの家が見えてきた。

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しろっぷ
2017-01-21 Sat 19:12

屋上でキスをする二人の髪を、柔らかな風がフワリと揺らした。
壁にもたれて立っているアリスの胸に、クララの両手が伸びた。
鬱積み込んだ。
「あぁん、クララってばぁ~」
「うふっ、ちょっとだけ」
クララの手は、制服の上からアリスの胸を包み込んだ。
「相変わらず大っきい胸だね、アリス」
「そう? クララだって大っきいじゃん」
「そんなコトないよ。あたしは85。アリスは88でしょう」
「3センチしか変わんないじゃん」
「だめっ。3センチでも大っきいものは大っきいの。それにほらっ、こぉ~ん
なに柔らかいし……」
包み込んでいた手が、怪しく胸を揉みしだきだした。
「あぁ~んもうクララぁ~。そんなに……、そんなに……」
「どうしたのぉ? アリスぅ。感じちゃう? 感じちゃうのぉ?」
「もう、だめ。だめだってばぁ~」
「やっぱり。感じちゃうんでしょう。アリス胸敏感だもんねぇ」
「あぁ~ん、もう僕よりクララのほうが敏感なくせにぃ~」
「うふふっ」
クララはそれ以上言わせないようにするかのように、唇でアリスの口を塞い
だ。そして舌をねじ込む。もちろん両手は胸を揉みながら……。
「ねぇクララ、もう行こう」
「えぇ、もう行くのぉ?」
「僕、ちょっと寒いよぉ」
「そっかぁ……。アリス寒がりだもんね。ちょっと早いけど行こっか」
「うん」

二人は屋上を後にすると、そのまま教室には寄らず校舎から校庭へと出た。
校庭では陸上部がトラックを走り、正門脇にあるテニスコートでは、テニス部
のボールを打つ音がここまで聞こえて来る。
「ねぇ、クララ」
「なぁに?」
「カレンもう来てるかな?」
「いるんじゃない? 撮影っていつも早く終わるじゃん。それにあの子、そこのハンバーガー大好きだし」
「そうだよね、あたし達と約束してなくてもいる感じだもんね」

正門を出ると目の前の教会通りを歩き、ゲーリック邸。ガーランドホール。009邸、そして外人墓地の裏にリーベンス教会を見ながらため息坂へと歩く。

アリスとクララの二人と約束しているのは、二人の親友『花巻カレン』だった。彼女も雛百合学園女子高等部2年B組で二人と同じクラスだ。ちなみに
席は窓際から2列目の一番後ろ。つまりクララのすぐ横になる。
彼女は芸能活動、といっても読者モデルに毛が生えた程度だが、をしていて、今日は撮影のために休みを取っていた。
待ち合わせの場所は、駅前の商店街にある『パトラッシュバーガー』だ。
生徒達には通称『パトラ』と呼ばれ、そのリーズナバルな値段とピンクを基調
とした店内では、連日彼女達のおしゃべりが溢れかえっている。

アリスとクララはため息坂を下ると商店街へと入り、パトラッシュバーガーへ
と歩いた。

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しろっぷ
2017-01-18 Wed 06:40

屋上の四方は、腰の高さまでコンクリートの壁になっており、そこから上は鉄
のフェンスなっている。フェンスには細かなネットが張られ、万が一の落下物
防止に役立てているようだ。
そんなフェンスの間から校庭を見下ろせば、下校する生徒はもうまばらだ。
それはもうほとんどの生徒が下校した証だった。

「こっち来て、アリス」
クララはアリスの手を握った。
「うん……」
アリスはクララに手を引かれ、校庭とは反対側の屋上の隅へと歩いていった。
そこは校舎の裏側で、階段の真後ろ当たる。校舎の裏は雑木林の斜面で、とて
も人が歩ける状態ではない。そして階段の裏に回れば、万が一誰かが来てもす
ぐに見つかることはない。
「いい天気だねぇ」
「うん」
見上げればソーダ水のような青空に、白い綿菓子がプカリと浮かんでいる。
綿菓子は二人を見下ろしながら、のんびりと流れていく。
「そこに立って、アリス」
クララに促され、アリスはフェンスを背に立った。
「もうわかってるでしょう」
「うん」
アリスは黙って頷いた。
するとクララが両腕を伸ばし、アリスの両肩を掴んだ。アリスは緊張したの
か、両手を体の横にピタリと付け、そのまま恥ずかしそうにちょっと俯いた。
「ほらっ、こっち見て」
アリスが上目使いでクララを見ると、その顔はすぐそばにあり、その視線はア
リスの目を貫くように見つめていた。
アリスがその目に吸い込まれるような気がした時、肩を掴んだクララが一歩近
づいた。
優しい風がアリスの髪を揺らし、一筋の髪を頬に運んだ。クララがそれを指先
で戻すと、その顔がアリスに近づいた。
そのまま二人の顔は近づいて……。盗
二つの唇が重なった。
アリスはそのままクララに押され、ゆっくりとフェンスにもたれ掛かった。
唇が離れると、アリスは照れたように微笑んだ。
クララもそんなアリスを優しく包み込むように微笑んでいる。
「ねぇアリス、そこに座って……。いいものあげる」
アリスはフェンスの付け根の出っ張った部分に腰掛けた。
「口開けて……。もっと大きく……」
アリスがクララを見上げながら口を開ける。するとそれは丸い穴と化した。
「そう。もうちょっと上向いて」
アリスが少し上を向くと、口の上に近づいたクララの唇が尖った。するとそこ
から、キャンディー程の唾液がポタリとアリスの口の中に落ちた。
それは、少しチョコの味がした。
「飲んで……」
アリスは口を閉じて頷いた。
クララがジッと見つめる中、アリスはそれを飲み込んだ。
「美味しい?」
「うん、美味しい……」
「あたしにも頂戴」
「うん」
今度はアリスがクララに唾液を流し込みむ。
「美味しい? クララ」
「うん、美味しいよ」
そして二人はもう一度唇を重ねた。今度は互いに舌を絡ませあった。

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しろっぷ
2017-01-15 Sun 07:33







PROLOGUE
その電車に乗り長いトンネルを抜けると、鳥の名前のつく駅が三つ続く。

ツグミ町、カワセミ町、セキレイ町。この三つ目のセキレイ町に、この物語の
舞台となる、『雛百合学園女子高等部』がある。
この学園は、トンネルのある山の上にある。山といっても数キロにわたって続く丘のようなもので、砂山のような独立した円錐形のものではない。
このセキレイ町では多くの女子高生が乗降する。
この町と学園の紹介がてら、彼女らの通学路となっている道を歩いてみよう。

『セキレイ町駅』の改札を出ると、まずは線路と直角に交わる商店街を歩くこ
とになる。このセキレイ商店街は、約500メートル程の長さあるが、学生達は
途中で学園への坂道『ため息坂』を登るため、商店街を歩く距離は200メート
ル程になる。このため息坂は結構急な坂道で、長さは100メートル程だ。
坂を登り切ってしまえば、下の商店街と平行に山の峰に沿って走る道、『教会
通り』を歩くことになる。
さてこの教会通りには、その名前の由来にもなっている『リーベンス教会』
や、ゲーリック邸。ガーランドホール。009邸などの西洋館が立ち並ぶ。
それらを横目にしばらく歩くと、雛百合学園女子高等部にたどり着く。

この学園を正門から眺めると、まずグランドが広がる。そこには400メートル
トラックが描かれ、正門入ってすぐ左にテニスコート、グランド右奥には体育
館、そしてグランドの奥に、5階建の校舎が2棟並行して建っている。
校舎内部は物語の進行と共に案内したいと思う。

それではいよいよ、この物語を始めていこう。




やわらかな日差しの午後。
中間試験の終わりを告げるチャイムが、春風の五線譜に乗って流れていく。
しかしまだ、夏は遠い。


「ふぅ~、終わったぁ~。終わりましたよ中間試験」
雛百合学園女子高等部2年B組。窓際の後ろから2番目。『鏡 アリス』は、
座ったまま両手を上に伸ばした。伸びをするついでに、首元からセミロングの
黒髪を一気に搔き上げる。すると背中に新たな血流が生まれるような、そんな
感覚を覚えるのだ。
そんなアリスの仕草を真似て、後ろの席の『桜野クララ』も伸びをした。
こちらは栗毛色のロングヘアーを搔き上げる。
「うん。終わった終わった。ようやく終わったよぉ」
後ろから聞こえたクララの声に、アリスは伸ばした両手を下ろすと上半身だけ
で後ろを向いた。
「これで勉強漬けの日々ともしばしの別れ……、だね、クララ」
「またまたぁ~、勉強なんて全然してないくせにぃ~」
そう言いながら、クララは小さなチョコレートを頬張った。
4日間に及ぶ試験が終わり、教室中に次々とおしゃべりの花が咲いていく。
「そんなことないよぉ。こう見えても僕は僕なりに少しは頑張ったんだから」
「少しは……、でしょう? す・こ・し・は」
そしてまたクララはまたチョコレートを頬張る。
「なによぉ~クララぁ。ほらぁ、太るよぉ。そんなチョコばっか食べてぇ」
「だって好きなんだもん」
そしてまた1つ。チョコを口に運んだ。
「僕にも一つ頂戴……」
アリスは手のひらをクララの前に差し出した。
「えぇ~、どうしよかなぁ~?」
「もう、どんだけ自由なのよぉ、クララはぁ」
「その僕って言い方が治ったら、ア・ゲ・ル」
「そんなの無理無理、小さい頃から言ってるんだから。今更治らないよ」
「やっぱねぇ。まっ、あたしは好きだけどね。その言い方……」
クララはチョコを1つアリスの手のひらに乗せた。
「あ・り・が・と……」
「それよりさぁアリス。わかってるよね」
その声はさっきよりもだいぶ小さい。
「うん。わかってる。屋上でしょう。実は僕も楽しみにしてたんだ」
2人は見つめ合うと、ニッコリと微笑みあった。


教室にいた40人の生徒達は、もう半分もいない。
試験最終日の今日は昼前に帰れる。そのため生徒達は皆さっさと学校を後にす
ると、下の商店街へと繰り出していく。
しかしアリスとクララはそんな生徒達を尻目に、屋上への階段を上っていた。
「屋上、きっと誰もいないよ。アリス」
「そうだね。今まで人がいたことないもんね」
「うん」
階段を登りきると、二人は屋上へのドアの前に立った。
「きっと僕たちだけだよ」
アリスはゆっくりとドアを開けた。薄暗い階段に光が差し込み、ドアの向こう
には、ノッペリとしたコンクリートの屋上が広がっている。
思った通りそこには誰もいなかった。
「ほらっ、誰もいない……」
二人はどちらからともなく手をつなぐと、屋上へと足を踏み入れた。

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蛍の言の葉
2017-01-04 Wed 06:34

                                 ー蛍の言の葉ー

  蛍の言の葉は予告やお知らせ、作者の近況報告などを知らせします



□ お知らせ
今までも『夢の森』という、同じ町で起こる出来事を書いてきました。
今回も舞台を同じ町(夢の森とは違います)に設定し、そこでの物語を
書いていこうかと思っています。
しかし今までのようにいくつかの作品にするのではなく、全てを1作品
にしてみようと思っています。
そのためいくつかのストーリーが同時進行することになると思います。
その辺をどうわかりやすく進行させるか・・・。
当面はこれが課題かもしれません。

タイトルは『しろっぷ』です。
メインとなる舞台は女子校(勿論レズ物)です。
そこで起こる生徒同士、教師同士、生徒と教師、または生徒の母親など、
色々な登場人物が絡みもつれていきます。

今回は学校を中心に、街という概念よりも通学路、自宅など、より狭い範囲
で顔を合わせます。これはすなわちキャラ同士の関係が、より濃密なものに
なるのではと予想しております。
JKから熟女まで、新たなキャラ達が色々とエロエロな出来事を巻き起こし
ていきます。
新たな町で、新たな場所で、そして新たなキャラで始まる新たな物語。
『しろっぷ』よろしくお願いします。



□ 予告
アリスが上目使いでクララを見ると、その顔はすぐそばにあった。
優しい風がアリスの髪を揺らし、一筋の髪を頬に運んだ。クララがそれを指先
で戻すと、その顔がアリスに近づいた。
そのまま二人の顔は近づいて……。


『しろっぷ』は、少しお時間をいただき、
1月15日(日)スタートです。
お楽しみに。


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蛍の言の葉
2017-01-02 Mon 10:40




A HAPPY NEW YEAR 2017



あけましておめでとうございます

今年が皆様にとって
素晴らしい1年となりますように。


今年も 『あなたの燃える手で』
よろしくお願いいたします。



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| あなたの燃える手で |