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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
嗤うペルソナ
2016-11-30 Wed 06:23
10
紫苑の筆により、満里奈の乳首はムクムクと勃起を始めた。
その様は大型モニターに映し出され、観客たちに見るところとなったのだ。
そして反対側の乳首も客たちの前で勃起させられた。
「ご覧下さい。これが今回の贄、満里奈の勃起した乳首でございます」
吉乃はカメラマンよろしく、乳首を画面中央に映し出した。そして角度を変え
ては、その形を強調するようにした。
「いかがでしょうか。色は申し分のないピンクですが、大きさは思ったよりは
大きく、やや長めの乳首となりました。さて、問題は感度でございますが、そ
れは後で皆様ご自身で、納得のいくまでお確かめください」
その言葉に、満里奈が反応した。
「えっ、なに? 皆様ご自身でって? どういう意味? まさか……」
「それは後でのお楽しみだよ、満里奈ちゃん……」
朱音は悪戯っ子のような笑みを浮かべるとその場を離れ、クレーンのスイッチ
を持った。
「さぁそれでは皆様お待ちかね……」
吉乃が片手で自らの股間に持っていき、そこでクルリと輪を描いた。
するとそのジェスチャーに、大きな拍手が起きた。
「満里奈、御開帳でございます」

吉乃の声が合図となり、朱音がスイッチを押した。すると満里奈の膝上につな
がった鎖が天井へと巻き取られ、片足が強制的に持ち上がっていく。
「いやぁ、ちょっと、見えちゃう、見えちゃう、やめてっ、やめてぇー」
やがて太ももが水平になり、そこから更に30度ほど持ち上がった。
「いやぁぁー、なにこれ、下ろして、下ろしてぇぇー」
そんな満里奈の様を、吉乃がからかうように実況する。
「まぁ、まぁ、これはこれはいい格好ですこと。両手ばかりか片足まで吊り上
げられて、大事なところがすっかり丸見えになっております」
「ねぇお願い、下ろしてっ、下ろしてください」
「それでは早速、皆様にもご覧いただきましょうか」
「えっ? いやっ、お願いやめてぇ」
「朱音、もっとよく見えるように下からライトを」
「はぁ~い……」
朱音が壁のパネルを操作すると、今度は下からライトが股間へと当てられた。
満里奈の股間は煌々とした光の中に浮かび上がった。
「ひぃっ、そんなっ、ちょっと、やめてっ、やめてぇ」
「それでは皆様、大変長らくお待たせ致しました」
ここで大きな拍手と歓声が上がる。
その一方で、紫苑が小さな椅子を満里奈の正面に置いた。
「これより満里奈の大事な大事なオマ○コを、こちらのモニターで、大きく大
きく映して参りたいと思います」
そしてまた大きな拍手と歓声が鳴り響いた。
吉乃はそこに座りとカメラを構え直した。
「いやよ、いやっ。やめてお願い、やめてください……」
「さぁ、それでは……、まずはお毛毛の形から」
拍手が起こり、モニターには満里奈の恥毛全体が映し出された。
「形はどうやら逆三角形のようですねぇ。さぁ、このまま徐々に下を映して参
りますとぉ……」
カメラがゆっくりと下へと移動していく。暫くは続くと思われた黒い恥毛は、
以外と早く終わりを迎えた。何故ならば、そこに赤いルビーのような輝きが、
肉の皮に包まれてその頭を覗かせていたからだ。
「皆様、これが何か、お分りいただけますね?」

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嗤うペルソナ
2016-11-27 Sun 08:00

客席からの拍手の中で、モニターに明かりが灯った。
「それではまず後ろから参りましょうか」
吉乃は麻里奈の後ろに回り込むと、カメラを麻里奈の背中に向けた。すると大
型モニター、インチでいうなら80インチはあるだろうか、それが一面肌色に
なった。
「どうです? この綺麗な背中……」
そう言いながら吉乃が紫苑に目配せすると、紫苑は麻里奈に近づき、アシスタ
ントとしてのスタンバイをした。
「次はうなじ……」
その声を待っていたように、紫苑が麻里奈の髪をかきあげうなじを出した。
「いやっ、やめて」
嫌がる麻里奈を面白がるように、吉乃がうなじにカメラを向ける。するとモニ
ターは驚くほど鮮明に、うなじをその毛の生え際までを映し出してた。
しかし、客たちの見たいのはそんなところではない。もちろんそれは吉野、紫
苑、朱音も同じだ。
「わかってますわ。皆様。それでは乳首……。参りましょうか」
その言葉に拍手がおこり、カメラが乳房の膨らみを登っていく。モニターに肌
色の丘が映し出され、やがて色づいた頂上が見え始めた。
「それでは皆様、これから乳首が勃起する様をご覧いただきます」
習字用の筆を持った紫苑が麻里奈に近づき、白い穂先を乳首に近づけた。
モニターには、乳首とそれに触れそうで触れない穂先が大きく映っている。
麻里奈の乳首はまだ眠ったままだ。
すると客席は画面に集中し始めたのか、拍手は起こらず逆に静まり返った。
吉乃はその静けさに合わせたように声を押し殺し、内緒話のようにマイクに向
かって囁いた。
「さぁ、紫苑……」
「はい」
筆の穂先が乳首に触れた。それは本当に毛先だけがそっと触れる程度に。
「あぁ、いやっ、紫苑さんやめて……」
それは筆で乳首が隠れないように、筆の中に乳首が埋まってしまわないように
との配慮と、ムズ痒い刺激を与えるためだ。
「あっ、いやっ、そんな……、やめて、やめてください」
嫌がる満里奈に吉乃が更に近づいた。吉乃は前のめりになって乳首にカメラを
向け、カメラの画面いっぱいに乳首を捉えた。当然大型モニターにも、乳首が
アップで映ることになる。
「そうよ、紫苑、乳首が隠れないようにね」
「はい」
「ほらっ、満里奈ちゃん。満里奈ちゃんのオッパイが映ってるよ。あんなに大
きく」
朱音は満里奈に大型モニターに映し出された、乳首を見せた。
「いやっ、あぁいやっ、やめてぇ」
「ねぇ、みんなが見てる前で乳首大きくしちゃうの? みんな見てるよ。ここ
にいる全員が、満里奈ちゃんの乳首の変化を見守ってるんだよ」
「いやぁ、いやよ、そんなのいや。堪えられない」
「別に満里奈ちゃんは目を閉じれてばいいんだよ。みんなはこの体が見たいん
だから。隅の隅から奥の奥までね……」
そんなことを言ってる間にも、筆はジワジワと刺激を繰り替えし、満里奈の意
志とは関係なく体に変化を与え始める。
「あぁ、いやぁ、やめて、あぁだめっ、あぁそんなっ」
そんな変化を吉乃が見逃すはずがない。
「ご覧下さい皆様。乳首がムクムクと大きくなって参りました。あぁ、なんて
いやらしい。さてこのムクムクがどこまで。そしてどんな形に変化いたします
か、皆様と共に経過を見守りたいと存じます」
筆は乳首が勃起し切るように、乳輪までをサワサワとくすぐり出した。

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嗤うペルソナ
2016-11-26 Sat 06:38

ハサミは、ドレスの最後の1センチを切り裂いた。
ドレスがハラリと床に落ちると、白い麻里奈の上半身が現れた。
「いっ、いやぁー」
反射的に客席に背を向けようとする麻里奈を。紫苑と朱音が造作もなく正面を
向かせる。
そこで吉乃がまたマイクを使った。
「もうそろそろ下も……、いかがです?」
その声に、客席から、そうそう、早く見たい、の声が上がる。
「それじゃ、バッサリいく?」
「いきますか……」
ピエロのペルソナの3人が、3つのハサミを麻里奈の下半身へと近づけた。
「いやっ、いやっ、いやよぉ、そんなのいやぁ~」
「まずは邪魔なスカートを」
既にボロボロだったスカートが切り裂かれ、床のドレスの上に重なった。
そして最後の砦となった白いショーツ。そのショーツの両サイドを2人のピエ
ロが切り離し、3人目がトドメを刺すようにそれを床に捨てた。
全裸になった麻里奈を、紫苑と朱音が正面を向かせそのまま抑えた。
客席からは拍手と歓声が起こっている。今回はそれが少し長い。
「ご覧ください。今回の "贄" 麻里奈でございます。スタイルも良く、こうして
近くから見ても、なかなかの美肌でございます」
そんな声を背中で聞くように、3人のピエロが客席に戻っていった。


やがて拍手が静まって来ると、進行を促す吉乃のアナウンスが聞こえた。
「それでは皆様、次は鑑賞会に移りたいと思います」
するとその声とともに、紫苑と朱音がキャスター付きの大きなモニターを運ん
できた。モニターはスロープからステージに上がり、釣られた麻里奈のすぐ横
に置かれた。そして紫苑が、吉乃にハンディタイプの動画用カメラを渡した。
「さぁ麻里奈、これから鑑賞会だよ」
朱音が悪戯っ子のように麻里奈に近づいた。その手には、幅広の黒い革ベルト
が2本握られている。
「鑑賞会?」
「鑑賞会っていうのはねぇ、麻里奈の体のあちこちをモニターに映すんだよ」
そう言うと、1本目のベルトを麻里奈の右膝のすぐ上で締めた。
「これが結構面白いんだ」
「これなに? もういいでしょう。もうやめて……」
そして2本目のベルトを反対の足首に締めた。
朱音はクレーンのスイッチを持つと新たな鎖を1本を下ろした。
「だめだよぉ。これ面白いんだから……」
鎖の先端のフックを、膝上に巻かれたベルのリングに引っ掛けると、鎖の余分
なたるみが取れるまで鎖を巻き上げた。
そして足首のベルトのリングは、床のリングに連結された。
これで麻里奈はその場から10センチも移動できず、両手と片足に繋がった2本
の鎖により、客席に背を向けることもできなくなった。
「これでよしと……」
「ねぇ、本当にやめて、ねぇ朱音さん」
その声には答えずに、朱音は麻里奈の元を離れた。

「さぁ、準備ができたようでございます。それでは鑑賞会、早速を始めて参り
ましょう」
再び客席から大きな拍手が起こった。

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嗤うペルソナ
2016-11-23 Wed 06:09

麻里奈の両手に嵌められた皮の手枷は、天井から垂れた鎖に繋がれている。
その鎖は天井のクレーンで巻き取られ、今の麻里奈は爪先立ちだ。
そんなマリアの黒いドレスは、ピエロのペルソナをつけた3人の女達によって
切り裂かれ、今や麻里奈の貞操は風前の灯火だった。
そしてまた、3人のピエロが顔を付き合わせるようにして相談を始めた。

「ねぇ、スカートも短くする?」
「えっ? いや、いや、やめて……」
麻里奈の泣きそうな声も届かないとばかりに、ピエロ達の相談は続く。
「そうねぇ。そうする?」
「当然マイクロミニでしょう。超ミニ」
「いや、いやよ。お願いやめてっ」
「そりゃそうよ、履いてる意味のないくらいのミニにしてあげましょうよ」
「賛成~」
すると1人が、すでにズタズタのスカートを横一文字に切り取り始めた。
「あぁーいやぁ。本当に、本当にやめてぇー」
しかしハサミはあっという間に体を周り、切られたスカートは音もなく床にハ
ラリと落ちた。
客達の歓声と拍手が起こる。
残されたスカートはかろうじてショーツを隠している。しかしそれを正面から
見れば、ショーツの一部は見えてしまうほどに短い。
「ついでに上も……」
そういうが早いか、黒いドレスの下半分が切り離され、麻里奈のお腹は丸見え
になった。
ここでまた拍手と歓声が起こった。
もうドレスが隠している部分は、ビキニとほとんど変わらない。しかもドレス
の下はノーブラだ。
歓声の中には、「早く見せてぇ」の声も混ざっているようだ。
「もうみんな待ちきれないみたい」
「そうね。私も客席にいたら "早く見たぁ~い" とか言ってるかも」
「じゃあ、そろそろいきますか」
「上から?」
「そうね、上からいきましょう」
2人のピエロが、これから切りますとばかりにハサミを高くかざすと、ひとき
わ大きな拍手と歓声が起こった。
そしてドレスの肩の部分にハサミが入れられ、鎖骨に沿って切っていく。
ハサミは何のためらいもなく、シャキシャキと音を立てながら、ドレスを切り
離していく。
ドレスをビキニに例えるならば、肩ひもを切っていることになる。つまりすで
に背中を切り離されているドレスは、この肩ひもだけが生命線だ。その生命線
が今、切り離されようとしているのだ。
2人の持つハサミは、切り離しまであと1センチというところで止まった。
するとここで、マイクを持った吉乃の声が聞こえた。
「さぁ、それでは皆様、秒読みをお願いいたします。秒読みとともに、ドレス
の上は床に切って落とされます」
「それでは参ります。10・9・8……」
客たちに声はすぐに揃い、秒読みは無情に進んでいく。
「5・4」
ここでハサミが、その刃を見せつけるように大きく開いた。
「3・2・1」
そして観客とステージが一つになったように、同じ呪文を唱えた。
「ゼロ」

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嗤うペルソナ
2016-11-20 Sun 07:46

満里奈の着ている黒いイブニングドレスは、3人のピエロの持つ裁ちバサミみ
によって無残に切り裂かれた。
上は背中を真下に切られ、二つダラリと開いている。下はロング丈のドレスの
横に、腰骨までスリットが入れられ、正面もショーツが見えるように下から三
角形に切り取られ、そしてお尻の部分も丸く切り取られてしまった。
今の満里奈は背中が丸見えとなり、脚も横と正面のスリットから見え、ショー
ツこそ履いているが、お尻と前はほぼ見えているといってよかった。

「それでは皆様、途中経過をご覧いただきたいと思います。選ばれたお3人の
お客様は偶然にもピエロのペルソナでした。とても初対面とは思えないような
息のあった作業で……。それではご覧ください」
満里奈に明るいスポットが当ると、観客から拍手が起こった。
「まずは真横です。ショーツが見えるまで入れられた深いスリット。とてもセ
クシーな眺めだと思うのですが……」
そしてここでまた拍手が起こる。
吉乃が満里奈の肩を持つ。爪先立ちで両手を吊られた満里奈は、その場でたや
すく回ってしまう状態だ。
そんな満里奈を回し、吉乃は満里奈の背中を客席に背中を向けた。
「そして後ろ。一点のシミもない綺麗な背中。余計なタルミもなく、良く引き
締まっているのがご覧いただけるかと思います。そしてこのお尻、可愛いと思
いませんか? 早く目障りなショーツを取り去りたい衝動にかられるのは、わ
たしだけは、ありませんでしょう?」
ここでまた大きな拍手が起こった。
「さて、そして正面でございます」
満里奈が回り、客席に向いた。
それだけで、また大きな拍手が起こる。
足元から三角形に切り取られたスリットは、ショーツの上でその頂点を結んで
いる。そのため、満里奈のショーツはほぼ丸見な状態だ。
「いかがでしょう。この大胆なスリット。いえ、これをスリットというのでし
ょうか。この満里奈の大事なところ、黒いドレスから白いショーツが浮かび上
がって、どうぞ皆様存分にご想像ください。この薄布の下がどんなか……」
すると客席から拍手に混じり、もっとよく見たい、近くで見たい、触りたい、などなど、色々な声が聞こえて着た。
「それはまだですわ皆様。それは後でのお楽しみ。今は皆様に代わってわたし
がお伝えしますので、それでお許しください。もちろんわたしも指1本触りま
せんので。どうぞご安心を……。そしてあたし自身、今回の贄であるこの満里
奈が、これからどんな辱めを受けるのか、とっても楽しみにしております」
そして吉乃は拍手の後に続けた。
「まず、肌は白くてきめ細かいスベスベな感じ。ここから見る限り、ショーツ
からハミ出るようなお毛毛も見当たりません。腕や脚にもムダ毛はありませ
ん。あぁ、この太もも……、思わず触りたくなりますわ」
客席も興奮しているのか、少しざわつく。
「だってご覧ください、この脚、この太ももを……」
吉乃は切らたスカートを、カーテンのように捲った。
すると満里奈の綺麗な足が、付け根から爪先まで全てが見えた。
するとまた客席がざわついた。
「さぁ、それではどうぞお続けください……。どこでもお好きなところをお切
りくださって結構でございますよ」
その言葉に、3人のピエロが歩み寄って顔を見合わせた。
「どうする? どこを切る?」
「ねぇ、ブラを切ってノーブラにしない?」
「賛成……」
2人のピエロがバサミでブラの紐を断ち切ると、もう一人のピエロがドレスに
引っ掛かっていたブラを引きずり出した。
これで麻里奈の上半身を守るものは、ドレスだけになった。

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嗤うペルソナ
2016-11-19 Sat 06:15

ドレスを切る。そんな朱音の言葉に満里奈は耳を疑った。
「ドレスを切るって……、今ここで?」
「そうだよ」
「そんなっ、嘘でしょう」
「本当だよ。みんなの見ている前で、チョキチョキ切られるんだよ」

ハサミの入れの儀式のダーツの的が回転を始めた。
吉乃はそこに向かって間隔をあけながら、3本のダーツを投げた。
的の回転が止まると、紫音が番号を読み上げた。
「5番・11番・29番の方々です。おめでとうございます」
客席から呼ばれた3人が立ち上がり、嬉々としてステージへ向かった。
3人はそれぞれ大きな裁ちバサミを受け取ると、両手をつられた麻里奈を取り
囲んだ。
「ねぇ、やめて。お願い、やめてください……」
しかし3人のピエロ達は、顔の高さにハサミを掲げると、チョキチョキと音を
立てながら開閉を繰り返した。それはまるで、麻里奈が3人のピエロにからか
われているようにも見える。
「いやっ、いやっ」
「さぁ、それではどうぞ」
その掛け声とともに、3人のピエロはハサミを麻里奈に向けた。
「いやっ、いやよっ、本当にいや、やめてっ……」
麻里奈はハサミから逃れるように体を引いた。しかしそれは、黒いイブニング
ドレスの裾を揺らしただけだった。
「うふふっ、ま・ず・は・スカートにスリットを入れましょうかぁ」
1人のピエロが、スカートの真横の裾からハサミを入れ、そのまま上へと切り
上げていく。
「あらぁ、それじゃあたしはこっち側に……」
もう1人のピエロが、反対側を切り上げていく。
「あたしは背中が全部見えるように……」
3人目のピエロは、ドレスの後ろ、元々大きく開いているドレスの真ん中を、
そのまま腰へと切っていく。
「いやっ、やめてっ、みんなやめてください」
「ほぉ~らっ、下まで全部よぉ~」
「いやぁ~」
ドレスは切られながら左右に開き、ついに2つに切り離された。これで麻里奈
の背中は腰から上が全て丸見えになった。
スカートのスリットは腰骨ギリギリまで入れられ、スリットの上部には白いシ
ョーツが見えている。
「あらぁ、綺麗な背中してるじゃない」
「脚のラインもなかなかよぉ」
「本当、綺麗な脚ねぇ」
「これは皆さんにもっとご覧いただかないと……、ねぇ」
「そうね。それじゃ正面にもスリットいれない?」
「いいかも、上までしっかり入れましょう。ショーツが丸見えになるように」
「わかったわ」
スカートの横にスリットを入れた2人のピエロが、今度は正面を大きく三角形
に切り始めた。2つのハサミは同じ頂点を目指し、シャキシャキと小気味よい
音を立てながら登っていく。
「それじゃあたしは、お尻を丸く切り取ってあげるわ」
もう一人のピエロが、後ろに回りドレスを丸く切り抜き始めた。
「あぁっ、やだっ見えちゃう。ちょっと、本当にやめてください」
ここで吉乃が、麻里奈と3人のピエロに歩み寄った。
「まぁ、素敵な作品になりそうですわ。この辺で一度、途中経過を皆様にもご
覧いただきましょうか」
すると麻里奈に、ひときわ明るいスポットが当たった。

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嗤うペルソナ
2016-11-16 Wed 06:57

天井から垂れた鎖は太く、麻里奈を10人吊るしてもビクともしないだろう。両手を吊られた麻里奈は、爪先立ちで抵抗を試みるも全ては徒労に終わる。
いやそれすらが、ペルソナをつけた客達の嘲笑を誘うのだった。
そんな麻里奈に、ただ一人和服を着た吉乃が近づくと、両手で麻里奈の頬を挟
み込んだ。
「まぁ、麻里奈。その可愛い顔をよく見せて……」

間近で見る満里奈のセミロングの髪は、限りなく黒に近いブラウンだった。
大きな濡れた瞳。スッと通った鼻筋。桜色のポッテリとした唇。それらはその
気のある女性なら、誰でも吸い付きたくなるだろう。
首から下は程よく肉付きが良く、胸はドレスを押し上げ、ウエストはキュッと
くびれ、今はドレスに隠れたお尻も、プリッとした形が想像できる。
だから吉乃も、その唇に自分の唇を寄せた。
しかし麻里奈はそれを首を振って拒んだ。
「んんっ、いやっ……」
「あらっ、いやなの?」
「いやです、そんな、女同士で……」
「でもあなた、この店がどういうところか知って来たんでしょう」
「でも……、あたし、こんなことをするなんて聞いてません」
「そうねぇ、でも麻里奈、あなた今日ここへ来ることを誰かに言った?」
「いえっ、別に言ってませんけど」
「そうよねぇ、言えないわよねぇ、こんな店に来ることなんか。今日あなたが
アパートに帰らなくても、誰も気がつかないし、誰も心配しない。明日も明後
日も、ずぅ~とね」
「ずぅ~とって、どういう意味ですか……?」
「だからずぅ~とよ。あなたはねぇ、麻里奈。……もう捕まったの」
「えっ……?」
「つまり麻里奈、君はもう帰れないということだ。行方不明、失踪人」
「可哀想な麻里奈ちゃん。でも大丈夫。別に死ぬわけじゃないから。それに、
私達がいぃ~ぱい可愛がってあげる」
「そんなっ、いやっ、いやよ。私を帰して……」
「うふふっ、無駄よ、無駄……。いいわ、キスは後でゆっくりしてあげる」
すると吉乃は、客席に向き直った。
「それでは皆さま、恒例の "ハサミ入れの儀式" でございます」

朱音が裁ちバサミとダーツの矢を3つづつ、トレイに乗せて持ってきた。
ダーツの的はステージから降りたすぐ横、客席に向かって置かれている。
「それでは抽選を行わせていただきます」
朱音の持ったトレイから、紫音が3本のダーツを取りそれをママに渡した。
するとママはステージから降り、矢を投げる位置で立ち止まると、客席に向か
って一礼した。そして一転背を向けると今度は的にむかった。

「これはなに? なにをする気?」
「これはね、ハサミ入れの儀式でハサミを使う人を抽選で選ぶの。あの的に番
号が書いてあるでしょう。あれがクルクル回って、そこにダーツを投げて、番
号に当たった人がハサミを使えるんだよ」
確かによく見れば、ダーツの的には中心から放射状に人数分が区切られ、番号
が振られている。
そして朱音の説明を受け継ぐように、紫音がセリフめいた口調で続けた。
「今回のお客様はちょうど30人。その中から3人だけがハサミを入れられる」
「ハサミを入れるって……、何に?」
「このドレスに」
「えっ?」
「だ・か・ら・麻里奈ちゃんの着ているこのドレスを、ハサミでチョキチョキ
切っちゃうってことだよ」

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嗤うペルソナ
2016-11-13 Sun 07:18

堕天楼のママ、吉乃。
年の頃は40歳を超えたばかりか。その自信に満ちた立ち姿は、どこか風格さ
え感じる。そんな彼女の今夜の装いは和装だった。
明るい灰色の生地に、金色を思わせる帯を締め、髪をアップにまとめたせい
か、大きな目がわずかにつり上がった印象になっている。
着物の上からでもわかる大きな胸、細い首筋に揺れる後れ毛。袖から覗く腕も
細く白い。何事も見逃さないような大きな目は、猛禽類のそれさえ感じる。

「生贄って、どういう意味ですか……?」
「あらぁ、言葉通りの意味よ。今からあなたは、皆様に楽しんでいただくため
の生贄になるの。そうねぇ、お人形といってもいいかしら……」
「えっ? 何ですかそれ。そんなの聞いてません」
「大丈夫だよ麻里奈ちゃん。女しかいないんだから」
そう言った朱音に続いて、紫音が言った。
「そう、ここはここは男子禁制。妊娠することもない」
「でも、だからって」
「ほらっ、あなた達、さっさと準備をして」
「はい」
「それじゃ麻里奈ちゃん。ちょっとバンザイして……」
「えっ……?」
戸惑う麻里奈をよそに、朱音はその両腕を頭の上に掲げるように持ち上げた。
するとその両手首に、黒い手枷が巻きついた。
「あっ、いや……」

いつのまにか、いや最初からか。
暗い天井から垂れ下がった鎖。その先に手枷lが取り付けられている。その手
枷が、紫音によって麻里奈の両手首にしっかりと嵌められた。
「いいかしら?」
「はい、どうぞ」
吉乃が少し離れた場所で、これも天井からぶら下がったコードにつながったス
イッチを押した。すると手枷の鎖が上に巻き取られ、麻里奈の両腕はスルスル
と持ち上がっていく。
「あっ、いやっ……。なに?」
ノースリーブの脇が完全に丸見えになり、ハイヒールを履いた足はあっという
間に爪先立ちになってしまった。ドレスでのその姿は、まるでバレエダンサー
のようだ。

「まぁ、まるで踊り子のようねぇ」
「ホントですね、悪くない眺めです」
「麻里奈ちゃん、なんかに似合ってるわよ」
「それじゃ、そろそろ照明を変えましょうか」
吉乃が小さなリモコンを使って、照明の当たり方を変えた。
客席の照明が消え、天井の照明がついた。
すると麻里奈は、ここが一段高くなっていることに初めて気がついた。
そして客席には30人程の客がいた。しかし驚くべきは、その客が全てペルソ
ナ、仮面を被っていることだった。ペルソナはどれもベネチアンマスクを思わ
せるデザインで、猫、トラ、ライオン、悪魔に天使。極彩色の鳥や青い涙を流
したピエロなど、色々な種類があった。
そんなペルソナで素顔を隠した集団が、今自由を奪われた自分を見つめてい
る。それが好奇の目であることは、仮面越しにもわかった。

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嗤うペルソナ
2016-11-12 Sat 06:31

満里奈は小さな部屋に通されると、そこに用意してあった胸元と背中が開い
た、黒いロング丈のイブニングドレスに着替えた。その素材は光沢がありなが
らも、わずかに透け感のあるものだ。他にも艶かしいストッキングや、歩きな
れないほどの高いヒール。ネックレスやプレスレット、アンクレットに指輪な
ど、どれも高級そうなアクセサリーを身につけたのだった。
着替えを終え部屋から出ると、そこに案内役の紫音が立っていた。

「着替えは済んだのか? 満里奈」
「えぇ、はい……」
突然の呼び捨てに、ちょっと戸惑いを禁じ得ない。
「それでは、パーティー会場へ案内する……」
紫音は満里奈の前を奥まで歩くと、そこにあるドアの前で立ち止まった。
「このドアの向こうがパーティー会場だ」
すると何処からか、もう一人の女が現れた。
「あなたが麻里奈ちゃん? 可愛いいぃ、ホントに可愛いわぁ。あたしは朱音
(あかね)。紫音お姉様と同じ案内役なの。よろしくね」

彼女は紫苑とは対照的な純日本風の美人で、髪はフワリとカールしたマッシュ
ルームカットで、その黒髪は驚くほどに艶やかだった。
身長や体型は似ているが、紫音の蝶ネクタイが紫なのに対し、朱音は朱色の蝶
ネクタイを締めている。
そしてそのメイクも、紫苑はナチュラルメイクだが、朱音はやや濃く、その唇
に至っては、ビビッドレッドなルージュが引かれていた。

「初めまして。黒江麻里奈です」
「さっ、いよいよパーティーが始まるぞ……」
何もわからぬままに、麻里奈の心拍数はさらに上昇した。
「あらっ、怖いの? 緊張してる? もう可愛いぃんだからぁ」
するとパーティー会場から、吉乃ママの声が聞こえてきた。マイクを使ってい
るのだろう。その声は、何処かにあるスピーカーから聞こえて来る。
「皆様、今宵も堕天楼へようこそ……。ようこそお越しくださいました」
そこでドア越しに、短い拍手が聞こえて来た。
「13日の金曜日の定例のパーティー。このパーティーには選ばれたお客様の
み、ご参加いただいております。選ばれたとは、容姿、センスはもちろん、振
る舞いや言葉使い、そして何よりも、Sであること……」
ここで何やら笑い声が聞こえた。
しかし麻里奈だけは、なんのことだか意味がわからない。
「あのう、Sであることって……、なんです?」
「大丈夫、すぐにわかる」
「そうよ。なにしろ主役なんだから。麻里奈ちゃんは……」
会場の声が静まると、またママの声が聞こえてきた。

「そして皆様、今宵は皆様に朗報がございます。それはなんと、皆様お待ちか
ねの、新人をお披露目できることとなりました」
ここでまた拍手が起こった。
「それではご紹介いたします。まさに獲れたての新人。麻里奈でございます」
その言葉とともに、紫音が目の前のドアを開けた。
するとママは、階段状に3段高くなったステージ上にいる。ステージの広さは
4m四方だろうか、決して広いものではない。
2人は麻里奈をマイクを持つ吉乃の前へと連れていった。その姿はまるで、麻
里奈が2人に強制連行されているようにも見える。
ママの横に連れてこられた麻里奈だが、強い照明が客席から当たり、こちらか
らは逆光になって客達の姿は見えなかった。
「今宵は贄(にえ)も新たに、最高に淫らな夜をお届けしてまいります」
「贄……?」
「そう、贄。あなたは生贄なのよ。麻里奈」
目を丸くする麻里奈を面白がるように、吉乃は言い放った。

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嗤うベルソナ
2016-11-09 Wed 06:14

嗤うペルソナ



プロローグ
眠らない街の一角に、ひっそりとそのBarはあった。
夜ともなれば、煌びやかなネオンに埋もれてしまいそうな小さな入り口。
しかしその厚い木のドアをよく見れば、そこには小さくこう書かれてているこ
とに気がつくだろう。
『堕天楼』と。
そしてその下にはさらに小さく、"Women Only" とあることも。
そう、『堕天楼』は男子禁制。女性だけの女性が楽しむための空間なのだ。


麻里奈はそのドアを開け中を覗き込んだ。するとそこには、入り口からは窺い
知れないほどの空間が広がっている。
しかし奇妙なことに、今は照明のほとんどが消え、そこには誰もいない。
時間を間違えた? と思った時、カウンターの向こうから、モデル体型の背の
高い女が歩いて来た。
途中からクシュクシュとバーマのかかった長い髪。白いシャツに紫の蝶ネクタ
イを締め、深いスリットの入った黒いタイトスカートからは、細いハイヒール
を履いた美しい脚が伸びている。外国人に血が混じっているのか、目鼻立ちの
はっきりした顔は、薄化粧だけで十分に美しかった。




「黒江麻里奈さん? ですね?」
女はドアを開けたまま戸惑っていた麻里奈に声をかけた。
「はい……」
「ようこそ堕天楼へ。わたくし案内役の紫音と申します。もう皆様お集まりで
すよ。どうぞ中へ」
「あっ、でもあたし……」
紫音はマリナが中に入るとドアの鍵を閉め、黙ったままエレベーターの前まで
小気味良く歩くと、地下へのボタンを押した。
「あなたが今夜の主役。楽しい夜が期待できそうだ」
「えっ、主役……って?」
程なくエレベーターに乗り込むと、紫音は地下3階のボタンを押した。
「あのぉ、紫音さん。あたしお客様じゃないんです。ママの吉乃さんにこの時
間に来るように言われて……」
「大丈夫。話はママから聞いています」
「は、はぁ……」

フワリとエレベーターが止まり扉が開いた。
するとそこにはガランとした空間が広がっていた。ここも照明の半分以上が消
えていて、部屋の広さもよくわからない。そしてここにも誰もいないのだ。
「あのう、他の人たちは」
「皆様別室でおくつろぎです」
「そうなんですか」
何やら自分だけ扱いの違いを感じる。しかしだからと言ってどうしろというの
だ。今は彼女の言う通りにするしかない。


ある事情で無職なり、職探をしていた麻里奈に、ウチで働かないかと声をかけ
てきたのが、堕天楼のママ吉野だった。
高級レストランの一角で、簡単な面接と説明を受けた麻里奈は、次の職が見つ
かるまでの繋ぎという感覚で、しばらくの間働いてみることにした。水商売と
いう抵抗はあったが、十分な時給と、相手は女性のみというのが麻里奈を決心
させた理由だった。
初めての街、初めての店、ましてやBarなど入ったこともない麻里奈だった
が、今夜初出勤という形でにここに来たのだった。


「それじゃこっちで着替えましょうか」
麻里奈より背の高い紫音の片手が背中を押した。
「えっ? 着替え?」
「そう。今宵はパーティー。言い忘れましたが、ウチのパーティーはフォーマ
ル。だからあなたも着替えないと。その服装では……」
確かに今の満里奈は普段着だ。しかしパーティーのことなど聞いていない。
「あのう、紫苑さん。パーティーって……」
「そうか、ママから聞いてないのだね。ここでは13日の金曜日にはいつもパ
ーティーを開いている」
「13日の金曜日に、パーティーですか……」
「そう。しかもあなたが今夜の主役」
「主役ってなんなんですか……?」
「それは後でのお楽しみ。ママと誓約書を交わした以上は……」
「えぇ、契約書は交わしましたけど……」
「さっ、そんなことより早く着替えて。皆様がお待ちかねですから」

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蛍の言の葉
2016-11-02 Wed 18:27

                           ー蛍の言の葉ー

   蛍の言の葉は予告やお知らせ、作者の近況報告などを知らせします



□ あとがき
『甘く危険な調べ』の連載が終わりました。
学生時代と現代の交錯する形となりましたが、いかがだったでしょうか。
22話で終了というのは、当初の予定より実は少々短いのですが、これ以上
書いても同じ繰り返しのような感じになりそうなので、思い切ってここで
打ち切りました。

さて、次回作はガラッと趣向を変えまして、”見知らぬ人々の前での辱め”
がメインとなります。
タイトルは、『嗤うペルソナ』です。



□ 予告
都会の片隅にひっそりとあるレズバー『堕天楼』。
そこで13日の金曜日にだけ開かれる秘密のパーティー。それは選ばれた客だ
けが参加できる、パーティーという名の凌辱プレイだった。


『嗤うペルソナ』は、1週間ほどお時間をいただき、
11月9日(水)スタートとなります。
お楽しみに。

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