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あなたの燃える手で

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Archive2016年03月 1/1

深夜バス

8あたしの両乳首に、それぞれ二つの爪が食い込んでいる。みどりさんは指先を立て、乳首を挟んだ爪が効果的に、うまくかみ合うように調節している。それはもう食い込むというより、何かに噛みつかれているような痛みだった。「うふふっ、痛いでしょう。こんなに食い込んでるんですもんねぇ」「ふぁ、ふぁい」「じゃ、こういうのはどう?」言うが早いか、彼女は乳首を挟んだ爪を擦り合わせた。「ふぐぅぅ~、ふひぃぃ~」「んん~痛...

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深夜バス

7あたしの乳首を摘んだ指先の行為は、 "摘む" から "抓る" に変わっていった。当然痛みは増していく。しかしそれはあたしにとって、快感を高めていくことと同義だった。「まぁ、結衣ちゃん。摘まれてて感じるの? うふふっ」「はっ、はい。あぁ~、強くされるとどんどん……」「そう、それじゃもっと強くしてあげましょうねぇ、ほらっ、どう?」力は更に強くなり、あたしの乳首は彼女の指の間でかなり平たくなっている。「あぁっ、...

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深夜バス

6あたしはきっと、どこかで覚悟していたのだろう。この人とならこうなっても構わない。いや、こうなることを期待して……、もっと言うなら、こうして欲しかったのかもしれない。だって、バスを降りれば二人はお別れ、もう会うこともないのだから……。みどりさんはあたしの上半身を裸にすると、自分とあたしの席のリクライニングを倒した。そして添い寝するようにあたしの方を向いて横たわった。あたし達の後ろはバスの一番後ろの席に...

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深夜バス

5彼女があたしの顎をクイッと持ち上げた。「あたしがいっぱい可愛がってあげる」あたしが黙って頷くと、みどりさんの唇がまた近づいた。今度はさっきと違い、強引に唇を押し付けてくるキスだ。そしてそのまま舌をあたしの口にねじ込んできた。しかもその舌は蛇のように長く、ヌルヌルとああたしの口に潜り込んでくる。「んんっ、んぐぅ……」「どう? あたしの舌。長いでしょう。ほらっ」赤い蛇がまたあたしの口に侵入した。それは...

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深夜バス

4「いいわねぇ、結衣ちゃん若くて。羨ましいわ。あたしは39。来年の夏にはもう四十路になるの」「そうなんですか? 全然見えませんけど。あたしより2つか3つ上かと思いました」「まぁ、ありがとう」みどりさんがあたしを見つめた。lそれは熱く、ねっとりと絡みつくような視線で、あたしはそれがどういう人の持っている視線かを知っていた。それはあたしと同じ、女を愛する女が持つ視線だ。「えっ……。みどり……、さん」「いいの...

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深夜バス

3三角形に並んだ3つ赤いバラ。それがLOVE ROSES のラベルだ。彼女の持った小瓶がそれに間違いことは、通路を挟んだここからもハッキリとわかる。それにしてもまさか同じバーボンを……。あたしはちょっと驚いた。「うふふっ、偶然ね……」「はい……」そう答えるのがやっとだった。だってタイプの人から話し掛けられて、あたしはちょっとドギマギしていたのだ。「お酒はよく飲むの?」ちょっと上から目線。でもあたしにはそれが堪らな...

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深夜バス

2あたしの反対側に座った彼女は、一度立ち上がるとダウンを脱いだ。そして小ぶりのバッグを収納ボックスに入れると、二つ折りにした黒いダウンを隣の席に置いた。そんな彼女の一連の動作を、あたしは横目でチラチラと見た。年の頃は30半ば……? だろうか。30歳のあたしより年上なのは確かだが、それが2つなのか3つなのか、それともそれ以上なのか。その辺のことろはなんとも摑みどころがない。ゆるく波打つ黒髪は背中の中程まで...

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深夜バス

~深夜バス~PROLOGUE 時刻は夜の10時半を回ろうとしている。こんな時間にあたしは、実家の金沢に帰省するため、あるバス停に向かって歩いている。そのバス停は、東京を夜中に出発する深夜バスのバス停だ。頬を撫でる風は冷たく、道の隅には一昨日の雪がまだ残っている。冷えた手をコートのポケットに入れると、バーボンの小瓶が手袋越しに指先に触れた。『LOVE ROSES 』今夜はこれでも飲んで、ぐっすり寝てしまおう。そう思って...

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蛍の言の葉

蛍の言の葉は予告やお知らせ、作者の近況報告などを知らせします▪️お知らせ1年チョットのご無沙汰です。こんなに長く休むつもりはなかったのですが。まぁ、なんとなく……。この度、久しぶりに作品を書いてみました。リハビリ代わりになればと思い、まずは軽い気持ちで書いています。タイトルは 『深夜バス』 です。深夜バスの車内で繰り広げられる痴態。もしも見られたら、声を聞かれたら。そんな思いとは裏腹に、秘めた欲望が淫靡...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土・祝祭日