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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
蛍の言の葉
2014-07-31 Thu 18:19

『蛍の言の葉』は、予告やお知らせ、作者の近況報告などをお伝えします。



お知らせ


連載の途中ですが、"更新日変更のお知らせ" です。

明日1日から14日まで、下記の通りに更新日を変更します。

2日(土)  3日(日)   5日(火)  7日(木) 
9日(土) 10日(日)  12日(火)  14日(木)

16日(土)からは通常通り(水・土・日)に戻ります。


ちなみに、16日(土)からは、
夏休みサマースペシャル2014:『Summer Letter』が始まります。
内容などは次回の『言の葉』で、あらためてお知らせします。


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白い魔女 5
2014-07-31 Thu 18:13
20
「婦長、今回はあなたが浣腸してあげて……」
真弓は巨大な注射器を思わせる浣腸器を持った御堂に言った。
「はい院長」
御堂は浣腸器の先を上に向け、分娩台に縛られた栞に近づいた。そして浣腸器
の先を栞のアナルに近づけた。
「あぁっ、待って……、待って下さい」
しかし御堂は、そんな栞の言葉も聞こえないのか、浣腸器の先端を彼女のアナ
ルに "ヌプッ" と差し込んだ。
「はぁっ、い、いやっ……」
「ほらっ、入れますよぉ~」
そして御堂の手が、シリンダーをゆっくりと押し込み始めた。生暖かい媚薬浣
腸が、チュルチュルと栞の直腸に流れ込んでいく。
「はぁっ、はぁぁ~、待って、やっぱり……、待って、下さい」
「まぁ、今更何言ってるんですか? もう半分入っちゃいましたよ」
「あぁでも、でもぉ~」
「ほらっ、あと半分…、ほらっ、ほぉ~ら入れますよぉ~」
トドメとばかりに、御堂はシリンダーを全て押し切った。全ての媚薬を流し込
んだのを確認すると、御堂は浣腸器を栞のアナルから引き抜いた。

媚薬浣腸といっても、それは浣腸液に媚薬を混ぜたものだ。排泄感は当然のよ
うに栞に襲いかかる。そして媚薬により、その排泄感にはえも言われぬ背徳の
快感、アナル性感が伴うのだ。
つまり栞は、排泄感とアナル性感の板挟みに悶えるコトになるというワケだ。
そしてそれは排泄するまでずっと続くコトになる。

「あぁぁ~なんか、なんかもう苦しくなって……、きてしまいました」
「あらあら、もう? 早いわねぇ」
しかしそれは当然と言えば当然だ。なにしろあの2人の作った媚薬入り浣腸液
なのだから……。
「でも……」
「もう少し我慢できないかしら」
「えっ、えぇ、かなり苦しいです。それに、なんかお尻の中も熱くなってるみ
たいで……」
「そう、やっぱり中にも……。この際徹底的に消毒が必要なようですね。その
方が早いですよ。一つずつ治していくよりも」
「そうなんですか?」
「えぇ、チョット辛いかもしれないけど……」
「良かったですね、栞さん。ここは我慢して、早く治してしまいましょう」
御堂は優しく栞に微笑みかけた。
しかしそんな御堂の笑顔とは対照的に、栞の顔が急速に苦しみの表情を浮かべ
始めた。
「はぁぁっ、な、なに? 何だか、あぁ苦しいぃ。急に、急にお腹が……」
「お浣腸が効いて来たんですよ」
「あぁ、でも、でもトイレに」
「トイレはこの棟の反対側ですよ。部屋を出て、一番端まで歩かないといけま
せんよ」
「えっ? じゃ、どうすれば」
「歩けませんか?」 
「た、多分無理、だと、思います」
「それは困りましたねぇ」
「取り敢えず、手足の縄を解きましょうか……」
御堂は栞の四肢を拘束していた縄を解き始めた。

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白い魔女 5
2014-07-28 Mon 06:30
19
「カテーテルの先が膀胱内に入ると、尿が出てくるのよ」
「あっ、えっ、でもそれっ……、なんか、恥ずかしい……、です……」
「そうね、自分の意志とは関係なく出てしまうから……。言い方を変えれば、
嫌でも出ちゃう、ってトコかしら?」
真弓はそう言いながら、カテーテルの先端を膀胱へと押し進めていく。
「そうなんですか? あぁっ、あぁぁ~なんか、変な感じです」
「そうねぇ、初めての人は特に……。さぁ、膀胱に入りますよ」
「あはぁぁ~」
「あぁー入った。すぐに尿が出てきますからね。あっ、ほらっ、出てきたわ」
「あぁ、嫌……、嫌……」
「ほぉ~らっ、流れてきた……。黄色いからカテーテルの中を流れてくるのが
よく分かるわ」
「あぁ、恥ずかしい、恥ずかしいです。見ないで……、見ないでください」
「そうわいかないわ、しっかり見てなきゃ」
「そうですよ。全部出終わるまで、ずぅ~っと見てますからね」
「それにしてもよく出るわねぇ。ほらっ、見て婦長。こんなに……」
「ホント、よっぽど溜まってたのねぇ、栞さん……」
「まだ出てるわチョロチョロと。全然止まらない」
「でも出ないよりはマシなんですよ」
「でもこのニオイ……」
「えっ? そんなニオイまで……」
「チョット怪しいかも。ねぇ婦長」
「そうですね。大丈夫よ栞さん、そんな顔しなくても。この尿は後で検査に回
して、ちゃんと調べますから」
「でも、さっき言ったように、膀胱の中は消毒しますよ。いいですね」
少々強めな真弓の言い方に、栞は素直に従った。
「は、はい」
「それじゃ始めましょうか。婦長……」
「はい院長」
御堂は尿ので終わったチューブの先に点滴のようなバッグを繋いだ。勿論バッ
グの中身は媚薬だ。
「それでは今度は今とは逆に、膀胱の中にお薬を入れていきますよぉ」
「はい……」
媚薬の入ったバッグを高く持ち上げると、高低差によって中身はチューブを通
って膀胱へと流れ込んでいく。
「あぁっ、あぁぁ~また変な感じが……」
「そうねぇ、さっきとは逆だから。でもスグ終わりますからねぇ~」
「あぁ、あぁ~」
「もう少しですよぉ~、はぁ~い、全部入りましたよぉ~」
中身が完全に空になったのを確認すると、御堂はバッグを取り外した。通常な
ら2~3分で媚薬の効き目が現れるハズだ。しかし人一倍敏感体質の栞は、2
分を待たずに変化が現れ始めた。
「あぁ、なんか膀胱が、ジンジンして……、熱い、熱いですぅ」
「そうですか、それはお薬が効いてる証拠ね。でもまだですよ」
「えっ? まだ?」
「そう、このままお浣腸もしますからね」
「か、浣腸……、も、ですか……?」 
「そうですよ。膀胱内を消毒するんですから、お尻の中も綺麗にしないと、片
手落ちってもんでしょう?」
「でも、あぁ、熱い、お腹が、お腹が熱いぃ」
そして御堂がタイミング良く、媚薬の入ったガラス製の浣腸器を持って来た。
「さぁ、お浣腸ですよぉ~、栞さん」
今度は真弓と富堂が同時に嗤った。

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白い魔女 5
2014-07-21 Mon 06:41
18
導尿と聞いて、栞に驚きの表情が広がった。
「えぇ、栞さんの場合場所が場所ですから……。膀胱の中も消毒しておいたほ
うがいいと思います」
「えっ、そんなに酷いんですか?」
「酷いっていうか……、一応の処置です」
「はぁ……」
「この発疹が膀胱内にまで及んでいなくても、尿道内には充分広がっている可
能性がありますし、それにコレは調べてみないと分かりませんが、もしコレが
ウイルス性のものだったら、それが元で尿道炎や膀胱炎にもなりかねません。
そうなると面倒ですし……。今のうちに被害を最小限に留めるための処置、と
思っていただければ……」
「はぁ……」

御堂が導尿セット一式を持ってやって来た。その腕からは、袋に入ったカテー
テルや、尿を溜めるためのバッグが力なくうなだれている。
少し怯えたような顔でそれを見る栞とは対照的に、真弓と御堂は微笑すら浮か
べていた。
「あっ、あのう……、導尿って……」
「コレを使うんですよ……」
御堂は手にしたカテーテルを栞に見せた。
そして後の説明を、真弓が引き継ぐように続けた。
「双葉さんの尿道口からあのカテーテルを差し込んで、膀胱の中のオシッコを
出すんですよ。さっきも言ったように、このまま放置すると尿道炎や膀胱炎に
もなりかねませんから、オシッコを全部抜いたら今度はお薬を入れて、きちん
と消毒します」
「はぁ……、なんとなく……」
「分かったところで……。さぁ、それじゃ始めましょうか」
「はい、院長」
2人は滅菌手袋をすると、まず御堂が栞の花びらを開き、尿道口が露出するよ
うに押さえた。すると真弓がソコを消毒する。
「あぁっ、あぁぁ~」
真弓はカテーテルに媚薬を混ぜた潤滑油、いやほとんど媚薬そのものを付け、
それを尿道口に近づけた。
「はぁ~い、力抜いて下さぁ~い……。入りますよぉ~」
カテーテルの先端が "ヌプッ" と潜り込んだ。
「あぁん……」
後はそのまま、カテーテルを数センチ送り込むだけだ。当然塗られた媚薬は尿
道全体に拡がり、即吸収されるコトになる。
「ほぉ~らっ、入っていくのがわかるでしょう」
「あぁ、あぁぁ~、は、はい……」
栞にカテーテルを差し込まれているコトを自覚させるように、真弓はワザとゆ
っくりそれを送り込んだ。それは時間を掛けることにより、媚薬の効果が現れ
るのを待つ、というコトもある。
「あっ、熱い、なんか熱いですぅ」
「あらっ、やっぱり尿道まで……、良かったですねぇ、栞さん」
それは媚薬の効き目に他ならなかったが、御堂はトボけて言った。
「は、はい」
「この分じゃ、たぶん膀胱の中も……。 しっかり消毒しましょうねぇ」
「は、はい」
「御堂さん、バッグを……」
「はい、院長」
御堂は、尿を入れる為のビニール製のバッグにカテーテルの先を入れた。

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白い魔女 5
2014-07-20 Sun 08:29
17
御堂とは微妙に違う真弓院長の指。太さが違うのか長さが違うのか、それとも
動き方や力加減なのか、それは感じている栞自身にもよく分からない。
しかし何かが違う。その違いが確実にある。
そしてその違いこそが、新鮮な快感となって栞を喘がせるのだ。
「あぁぁ~、先生、院長先生、も、もう……」
「んん~? なんですか?」
知っていてトボける真弓が、ワザとらしく目を丸くする。 
「そ、そこは、そこはもう……」
「そこ?」
真弓は目を丸くしたまま、首もかしげて見せた。
「そこは、あぁぁ、そこはぁ~」
「あぁ、そこって、ココのコトね」
改めて指先で、的確に快感スポットをクリクリとほじくる。
「は、はい。あぁぁっ、あぁぁ~、あぁぁ~だめっ、だめぇぇ~」
「そう言われても、これが触診ですから、患者のあなたは我慢しなきゃ」
「でも、でも……、あぁぁ~、あぁぁ~だめぇ~、あぁん、あぁぁ~ん」
「どうしても感じちゃいます? でもね、それでもあたし達はあなたを治療し
なければならないの。だから……、感じてもイイですよ」
「いいんですか? 院長。そんなコト言って……」
「だって、感じるものはしょうがないでしょう。それならそれで割り切って、
しっかり治療してあげないと、こっちが支障をきたしたらそれこそ本末転倒」
「そうですけど……」
御堂と真弓の芝居も大分板に付いてきた。結局はこの獲物を好きに嬲りたい口
実作りなのだ。
「だから、イイですよ双葉さん」
「えっ?」
今度は栞が目が丸くする番だった。
「よかったわねぇ栞さん。感じてもイイんですって。でもこのコトは、院長と
あたしと、栞さんの3人だけの秘密ですよ。いいですねっ、栞さん」
「は、はい。でも本当にいいんですか?」
「えぇ、いいですよ。双葉さんは感じるだけ感じてもらって結構です。その代
わり、こっちはこっちで治療を続けさせて貰いますから」
「は、はい……」
栞のその返事は、全てを納得しての返事ではなかった。どちらかといえば、何
故? どうして急に……? と首を傾げたくなるくらいだ。
しかし取り敢えずは良かった。という気持ちが栞の中で広がった。
分娩台に四肢を縛られ、身動きできないというコトを忘れているのか。真弓達
とのその約束が、栞を更に窮地に立たせるコトに、その時の栞は気が付いてい
なかった。

「さぁ、それじゃ診察を続けましょうか」
「はい院長」
真弓は改めて栞の花びらを左右に拡げた。そして暫しソコを凝視していた真弓
は、濡れた赤い粘膜の中心にある、小さな穴に注目するとニヤリと嗤った。
「御堂さん、導尿の用意を……」
「はい院長」
院長の如月真弓と御堂雪絵。2人きりの時は『真弓』『雪絵』と呼び合ってい
るが、第三者がいる時は『院長』『御堂さん』と呼び合っている。

「あのぅ、導尿って……?」
栞が2人に不安そうに訪ねた。

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白い魔女 5
2014-07-13 Sun 08:40
16
「よく見せて下さいねぇ、双葉さん」
「あっ、は、はい……」
「恥ずかしい? 栞さん。でも我慢してね、院長に診て貰いますから……」
「はい……」
しかし媚薬が効いている栞の蜜壺は、真弓の指が触れた瞬間に反応した。
「あぁん」
「あらっ、どうしたの? 変な声出して……」
「実は院長……」
御堂がそこまで言った時、栞がそれを遮った。
「あっ……、それは……」
"言わないで" と彼女は続けたかったに違いない。しかし今度はそれを御堂が
遮った。
「栞さん感じやすいみたいで……。発疹のある場所は特に」
「あらっ、そうなの?」
真弓は椅子に座って、真正面から栞を見た。正確には、栞はリクライニングで
後ろに倒れているため、やや見下ろす感じになる。
「そ、そんな……」
「まぁ、場所が場所だから判らないコトはないけど……。出来ればそういうコ
トは……、ねぇ~……」
「あたしは、その別に……」
「とにかく、お願いしますよ、双葉さん」
「さっきみたいに逝きそうになったりしちゃダメですからね、栞さん」
「あたしは……」
「とにかく発疹の状態を触診してみないと……、始まらないわね」
「は、はい。お願いします」
「それじゃ、拡げますよぉ。ほぉ~らっ」
真弓は栞の花びらを左右にパックリと拡げた。そしてソコをワザとらしく覗き
込み、刺すような視線で見つめた。
「はぁぁっ……」
「ははぁーん、なるほど。確かに幾つか発疹があるわねぇ」
「院長これを……。あたしが押さえてますから」
そう言って御堂は真弓にペンライトを渡すと、自分は栞の花びらを拡げたまま
しっかりと押さえた。
真弓は受け取ったペンライトのスイッチを入れた。
「まぁ、明るい……。よく見えるわねぇ」
「そうなんですよ。コレなら隅から隅までよく見えますよ、院長」
「あぁ、恥ずかしい……」
「そうね、こんな近くで覗き込まれて、女なら誰でも恥ずかしいわね」
「しかもペンライトで照らされて……。うふふっ、でもまだよ。今度は奥を触
診しますからね」
「あぁ、は、はい……」
真弓は右手の人差し指を1本だけ伸ばすと、拡げられた花びらへと近づけた。
「さっ、入れるわよぉ~、双葉さん」
「は、はい……」
栞の蜜壺へ、真弓の指が侵入していく。
栞はなんとなく、御堂の指より細く長い感じがした。
横で御堂が場所を説明すると、指先はスグにその場所を見つけ出した。
「あぁぁっ、あぁぁ~ん……、ソ、ソコォ」
「どうですか? 院長。発疹見つかりました?」
「あぁ、あるある、確かにあるわね。ほらっ、ココに……」
そしてワザと、ソコを指先でクリクリと刺激してやる。
「あっ、ひぃぃ~、だめっ、だめですぅぅ~」
既に敏感になりきったソコは、異常なほどの快感を生み出した。

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白い魔女 5
2014-07-06 Sun 06:00
15
「院長が、来るんですか?」
「えぇ……、そうですよ」
「でも……、あたし……」
栞は改めて自分の恥毛が剃られていることを思い出した。
「恥ずかしいですか?」
「は、はい……、」
「裸だから? それともココの毛を剃られちゃってるから」
「両方……、です」
「大丈夫ですよ。院長も女性ですから」
「あっ、そうなんですか」
「だから剃毛されていても、少しも恥ずかしがるコトないんですよ」
「は、はい……」
「でも診察ですから、見られちゃいますけどね」
「えっ?」
「それはしょうがないでしょう。患部がココである以上、拡げたり、覗き込ま
れたり……。奥の奥までよぉ~く見せて貰わないと……、ねぇ~」
そんな御堂の顔には、酷薄な笑みが浮かんでいる。
「は、はい……」
その時、部屋のドアが2度ノックされた。


ノックの主は、返事も聞かずにドアを開くと、スタスタと軽快な足取りで栞の
元へとやって来た。
「こんんちは、双葉 栞さん。この病院の院長をしております如月真弓といい
ます。今回あなたの担当医となりましたので、よろしくお願いします」
「こ、こんにちは……。よろしくお願いします」
大股開きの両脚をこっちに向け、しかもその股間は剃毛されて毛がない。しか
もよく見れば、御堂がそれなりに楽しんだのだろう。彼女のアソコはかなり濡
れているようだ。そんな濡れた股間を晒しながら挨拶をする彼女に、真弓は内
心クスッと嗤ってしまった。
その時、御堂が真弓に近づき、彼女のカルテを渡した。
しかしそんなカルテなど、形式的な一種の儀式のようなモノだ。栞がこの病院
に来る前から、どんなことをして楽しむかはとっくに相談してある。
真弓はそれに一通り目を通すフリをすると、それを御堂に返した。
「院長、実は新たに中にも発疹が見つかりまして……」
「あらっ……そうなの。それで、薬は?」
「はい、今塗っている最中です」
「そう、しっかり塗り込んでね」
「えぇ、念入り塗り込んでいます。ねぇ、栞さん」
「は、はい……」
栞のその返事とその顔に、真弓は大体の想像がついた。彼女はまだ逝かされて
いない。まぁ御堂だったら当然だろう。あの焦らし好きが、こんな恰好の獲物
をそう簡単に逝かせるわけがない。
そして御堂からのアイコンタクトがあった。その目は "院長もどうぞ" と言っ
ている。
「それじゃ、とりあえず触診してみようかしら……」
「はい、どうぞ院長」
御堂は分娩台の前の椅子を、真弓に譲るように横に動いた。
「それじゃ、診てみましょうか……」
真弓は栞の真正面から、花びらへと両手を伸ばした。

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