FC2ブログ
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
アンティークドール
2010-11-28 Sun 06:48
3 
あたしは最近、変な夢を見るようになった。
どんな夢かって言うと……、チョット言いづらいんだけど……。それは要する
に、早い話がエッチな夢だ。
今まではそんな夢、見たコトなんかなかったのに。
何でだろう、いつからこんな夢を見るようになったんだっけって、そんなコト
を考えてたら、あるコトに気が付いた。それはあの人形だ。
アンがあたしの部屋に来てから、あたしはあんな夢を見るように……。

夢の中のあたしは、いつも石畳の坂道を歩いている。
知らない街の知らない坂道……。
その坂道はとっても急なんだけど、何故かいつも坂の下から吹いてくる風に背
中を押されて、その坂が辛いと思ったことは1度もない。
坂の上には病院が見えて……、その病院にも見覚えはない。
いったいここは何処……?

そして次に現れるのは、白く冷たい病室だ。
あたしは分娩台に座らされ、両手はそのまま肘掛けに縛り付けられ、両脚もM
字に曲げられた状態で足台に縛られている。
つまり、石畳の坂を上っていたハズのあたしは、いつの間にか分娩台に縛り付
けられているのだ。
回りには数人の看護士の気配があって……。
そしてアノ声が聞こえる。いつもの女医の声だ。
「さぁ、美羽ちゃん。診察しますよぉ~」
でも、あたしには彼女が誰だか判らない。夢では顔も見ているハズなのに。

朝、ベッドの上のあたしのアソコは、もうトロトロに濡れている。
アノ夢を見たときは決まってそうだ。それにそうなるに至った、快感の余韻の
ようなモノまでが、なんとなく体には残っている。
そして気が付くと、出窓に寄り掛かったアンが、ジッとあたしを見つめてい
る。そう、あの青い瞳で……。
「ねぇ、アン。あなたなの? なんだか、あたしはあなたが怖い……」

そして今夜も、あたしは坂道を上り……、そしてあの病室にいた。

「さぁ、美羽ちゃん。診察しますよぉ~」
「誰? あなたは誰? 誰なの?」
「大丈夫ですよ、痛くないですからねぇ」
「いやっ、いやっ、あたしどこも悪くなんかない……」
「はぁ~い、よく見せて下さいねぇ。美羽ちゃんのココ」
彼女の両手があたしのアソコに……。
そしてソコをゆっくりと左右に……。あっ、い、いやっ、こんな診察って。
周りにいた看護士達が、あたしの肩や腕、膝や太腿を押さえつける。
「とっても綺麗よ美羽ちゃんのココ。ほらっ、見て……」
看護士達が、同時にあたしのアソコを覗き込む。
「いやっ、そんなに、そんなに見ないで……。お願い、恥ずかしいの……」
看護士達の視線で、あたしのアソコは火傷しそうだ。
しかも女医の指は、更にアソコをグイッと拡げた。
「もう、もういいでしょう。もう見ないで、お願い……」
すると看護士の手がアソコに伸びて、敏感な肉芽の皮を剥き上げた。
「あぁ~、いやっ、ソコは……」
「なぁに? コッチもみんなによく見てもらいましょうねぇ」

どうしよう……、濡れて来ちゃう。
あたしの意志とは関係なく、それもみんなの見てる前で。

スポンサーサイト
[PR]

[PR]

別窓 | アンティークドール | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
アンティークドール
2010-11-27 Sat 06:33

「その人形が欲しいのかい?」
心の奥を見透かすような目で、老婆はあたしをジッと見る。
「えっ、あっ、は、はいっ」
買うと決めたワケじゃないけど、なんとなくあたしは返事をしてしまった。
でもそれは、この老婆にしてみれば "買います" と言ったように聞こえたかも
しれない。
「いいんだね……、ホントにその人形で」
「えっ? えぇ……」
あたしがなんとなく躊躇していると、老婆が意外なコトを言った。
「いいのかい? その子は悪戯好きだよ」
「悪戯好き……?」
「まぁ、そう言ってもわからないだろうけどねぇ~」
「はぁ……」
「本当にイイんだね……。その子で」
最終確認というように、老婆が念を押す。
「はっ、はい、コレ下さい」
あたしはそう言っていた。
別に後悔はしていない。可愛い人形だし。ン万円と思っていた値段が破格の
3000円だ。ホントは3000円でもチョット痛いけど、来月っていうか、お正
月にはお年玉という臨時収入も入る。そう思うと少し気が大きくなった。
「そうかい、それじゃ……」
老婆はそう言って、黒猫を抱えながら重そうに腰を持ち上げた。
そして人形を大切そうに抱えると、レジのあるテーブルにそれを置き、自分は
店の奥へと姿を消した。

老婆は人形を入れる箱を持って戻って来た。
黒猫はもういなかった。
「この子の名前は『アン』だよ」
「アン?」
「そう、アンっていうんだよ。可愛いだろう」
「はぁ……、そうですね」
少し返事に困ったけど、取り敢えずそう答えておいた。
老婆は箱の蓋を開けると、人形のスカートを整えながら、丁寧に箱の中にそれ
を入れた。
まるで棺桶に横たわったような人形。
老婆はそれを愛おしそうに見ると、ゆっくりと蓋を閉め丁寧に包装を施した。
「はいどうぞ、お嬢ちゃん……。大切にしておくれね」
老婆はニッコリと微笑むと、あたしにその箱を渡した。
「はい……」
あたしは3000円を払うと、その骨董屋を後にした。


自分の部屋で人形を箱から出すと、それを両手で目の高さに持ち上げた。
こうして持つと結構大きい。身長50センチってトコロかしら。
あたしは人形の足元から顔へと視線を移していった。
そして黙ったままの人形と目が合った。
「ふぅ~ん、アンかぁ~。あなたはアンっていう名前なのね」
アンは青い目で、あたしをジッと見つめている。
あたしはアンを出窓に座らせた。するとアンはスグに右側に傾いた。
「あらあら、ちゃんと座って」
数回直してもスグに右に傾くアンを、あたしは出窓の壁により掛からせた。
「名前はアン、アンでいっか。可愛い名前だし、アンティークドールのアン」
あたしはアンに背中を向けると、箱と包装紙を片付け始めた。

別窓 | アンティークドール | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
アンティークドール
2010-11-24 Wed 06:24

 ☆☆☆ 2010 Xmasスペシャル ☆☆☆



            アンティークドール





PROLOGUE
小高い丘にある小さな公園。
いつもの学校帰り、美羽はその小さな公園に入り込んだ。
12月の日は短く、夕日に照らされたジャングルジムやブランコが、すでにその
影を長く伸ばしている。
美羽は学生カバンをブランコに置くと、自分は隣のブランコに座り、両脚で地
面を蹴って勢いよくブランコを漕ぎ始めた。
ブランコは振り子のように揺れ、師走の風が水色のマフラーをはためかせた。
「もうすぐクリスマスかぁー。今年も早かったなぁ-」
白い息の先には、真っ赤な夕日がマンションの隙間に沈もうとしている。
空一面が茜色に染まり、今日の夕日は特別綺麗だ。
「凄~い! 空が燃えてる見たい。たまには歩いて帰ろうかなぁ……」
美羽はいつもはバスに乗る道を、今日は歩いて帰ることにした。



バスから見る景色とは全然違う街並み。あたしはそれがとっても新鮮だった。
「たまには歩いて帰るのも……、あれ? こんな所にこんな店、あったけ?」
あたしは細い路地の先に、1軒の店を見つけた。
「こんな路地、バスからじゃあっという間に通り過ぎちゃうもんね」
そもそもこの路地の存在自体あやふやだったけど……。なんとなく自分を納得
させながら、あたしはその路地に足を踏み入れた。

「へぇ~、何屋さん……?」
あたしはなんとなく可愛げな、得体の知れないその店に近づいていった。
最初は小さかった看板の文字が、徐々に読めるようになってくる。
「んん? 何々……Z・O・L・A。ゾラ? 骨董屋さん?」
そこは確かに骨董屋だった。
見慣れない大小のアンティーク雑貨が、狭い店内に溢れかえっている。
「へぇ~、可愛いじゃん……」
骨董屋を覗き込むと、あたしはそこに1体のアンティークドールを見つけた。

「うわぁー、コレいいなぁ~」
普段アンティークドールが欲しいなんて思ったコトもないケド、何故かこの人
形には惹かれるものがあった。
白いフリルのいっぱい付いた水色のドレスは、腰から下がフワッと広がって、
内巻きの金髪の髪には、細かな花飾りの付いた帽子が斜めに載っている。
顔は磁器のような硬質のモノで作られていて、笑っているワケではないけど、
怒っているワケでもない。そんな微妙な表情だった。
そして何と言ってもあたしが惹かれたのは、その綺麗な綺麗な青い目だ。
こんな目に生まれたかった。その目はそんなことを思わせる。
「コレ、いくらだろう? ン万円するんだろうなぁ~」
そんなことを思って値札を見た。
「えっ? 3000円? ホントに……、もしかして買える? 買えるじゃん」
あたしは信じられなくて、もう1度0の数を数えた。やっぱり間違いない。
「どう見てもン万円だけど、ホントに3000円でイイのかなぁ~」
あたしは指先でその人形の金色の髪をそっと撫でると、店の人を探した。
「あのう~……、すいませぇ~ん」
「なんだい?」
するとすぐ目の前におばあさん、いやおばあさんと言うよりは老婆と言いたく
なるような、そんな女の人が座っている。
「えっ? いつから? いつからソコにいたの」
いくら運動音痴のあたしでも、人間1人目の前にいて気が付かないなんて。
チョット自分に情けなくなりながら、あたしはその老婆を見た。

その老婆は黒い司祭服のような、チョット変わった服を着ていた。
おまけにその膝の上には、黒い服に溶け込むように黒猫が丸くなっている。
皺だらけの手で撫でられている黒猫は、気持ちよさそうに目をつぶっていた。
「あのう、この人形……。ホントに3000円? ですか?」
「あぁ、そうだよ。3000円と書いてあるなら3000円さ」
あたしの見立てでは推定100歳。
きっと若い頃はかなりの美人だったはずと思えるその老婆は、下からあたしを
見上げるように見つめると、ニヤリと笑った。

別窓 | アンティークドール | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
蛍の言の葉
2010-11-21 Sun 06:22

『蛍の言の葉』は、予告やお知らせ、作者の近況報告などをお伝えします。



■お知らせ

『こちら夢の森探偵社』の連載が終了しました。

今回はチョッピリ謎解き風味でした。
おそらくストーカーが誰なのか、途中で判った方は結構おられると思います。
しかし、一人二役に気が付いた方は少なかったのではないでしょうか。
まぁ、そうは言っても確かめようもありませんが・・・。


さて次回作は、毎年恒例のクリスマススペシャルになります。
(年内はこれが最後の作品となります)

しかし、このクリスマススペシャル。
24日スタートの予定なんですが、まだ1行も書いていません。
プロットも書きかけ、タイトルも現時点では未定です。
どうやら久しぶりに、見切り発車になりそうな予感です。
(昔はよくありました・・・)

というワケで "2010クリスマススペシャル" は、

24日(水)スタートの予定です。が・・・、

もしこの日、更新がなければ
27日(土)スタートとなりますので、よろしくお願いします。

別窓 | 蛍の言の葉 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-20 Sat 06:55
36
「わたしとしては、今回のことは警察沙汰にはしたくないのですが……?」
エマは耳に神経を集中させ、チラリと天井を見た。
「そうね、あたしも警察沙汰にはしたくないわ。この学園のためにもね」

今回の依頼主。この「夢の森探偵社」、最初の仕事を依頼した人物。それは
「夢の森女子学園」の学長、雪柳琴美だった。
琴美は奈美の素行調査を依頼し、この学園の教授にふさわしい人物かを見極め
る為の、資料の1つにしようとしていた。
依頼主が、自分の母校の学長だったのは偶然だが、エマはそれが初仕事として
ふさわしいと感じた。
ただ、その内容をリンダに黙っていたのは、琴美の性癖をエマが知っていたか
らだ。
素行調査は表向き、実際は奈美の浮気調査と言ったところだったろう。
琴美自身、軽い気持ちでの依頼だったかもしれない。しかし若村エリの存在が
明らかになり、奈美のストーカー事件までもが浮かび上がってきた。
幸い警察への届けは思いとどまった琴美だが、奈美はおそらくあの学園にいら
れないだろう。

では何故、エマが琴美の性癖を知っていたのか?
それはエマが学生時代、琴美と関係を持っていたからだ。
そう、ちょうど奈美とエリのように。
それ故に、リンダにも言いづらかったという一面がある。

「ねぇ、エマ。どう? 久しぶりに会わない?」
「はぁ、あいにく多忙なもので……」
「そう、残念ね」
「これまでに撮った、彼女の写真と捜査資料をお送りします」
「ええ、お願い」
「ねぇ、エマ本当に……」
「わたしもあの学園を卒業して依頼、色々ありました。もうあなたとは……」
「そう、そうね。……ごめんなさい」
少し小さく聞こえたその声が、琴美の最後の声となった。
「それでは、これで失礼します」
通話が途切れると、束の間の沈黙が流れた。
「わたしは北島奈美の替わりではないのだよ……、雪柳学長」
エマは携帯をポケットに入れると、再びカレーうどんを食べ始めた。

数週間後、奈美は学園を去った。
その後の彼女の消息は誰も知らない。



「リンダ、リンダ……」
「はぁ~い、なんですかぁ? お昼はまたカレーうどんにしますぅ?」
エマに呼ばれたリンダが、事務所に入ってきた。
「君にプレゼントだ」
「プレゼント?」
エマは綺麗にラッピングされ、赤いリボンの付いた小さな箱を渡した。
それは何処かで見覚えのある大きさだった。リボンをほどき、ラッピングを開
いていくうちに、リンダの頭にある記憶が蘇ってきた。
「これって、もしかして……?」
蓋を開けると、中には名刺が入っていた。
「やっぱり」

>夢の森探偵社
>林田 鈴 RIN HAYASHIDA

「あっ! これって……。見習いの字がなくなってる」
「フフフッ、気が付いたか。これで見習い卒業という意味だぞ」
「なるほど……。でもコレ、もう少し早く欲しかったなぁ」
「なんでだ?」
「見習いって書いてある名刺、エリちゃんに渡しちゃいましたよ」
「いいじゃないか、それはこの世に流出しているただ1枚のプレミア名刺だ」
「なんですかそれ、よく判りませんから。お昼はカレーうどんでいいですね」
「あっ? あぁ、それでいい」
「それじゃ、あたしもカレーうどんにします。エマさんの弟子として……」
リンダは携帯でカレーうどんを2つ注文した。
「いいかリンダ。カレーうどんというのはなぁ、華麗に食べるものなのだよ。
君に判るか? この微妙な関係性が……」
「出た、どこでも歌劇団……」
リンダはエマに背を向けクスリと笑うと、手の中の名刺を見つめた。

「ありがとうございます。エマさん」



☆P.S
その日の深夜、エマはクローゼットから服を出した。
それは明るいグレーのスーツに、同色のミニスカートだった。
それらを身につけると、下に置いてある箱から、腰まであるストレートの
髪のカツラを付け、首元にどこかの有名な香水を振りかけた。
顔はメイクのせいか ”どこか気の強そうな人" といった感じを受ける。
「おっと、コレもか……」
箱の隅にあったジッポとタバコを持つと、そのまま事務所に移った。
そしてカーテンを開け、ガラスに全身が映るように椅子に座ると、素早く足を
組んでジッポでタバコに火を点けた。

エマは改めてガラスに映った自分を見た。
人によっては、”あの人Sだな” っと思うかもしれない。そんな物腰だ。
「このウイスキーを水割りで。それとスロープシャーブルー……」
エマは1人微笑んだ。
「これで水割りとスロープシャーブルーがあれば完璧か。森川楓。わたしにしては地味な名前だったな」
エマはガラスの中の森川楓に向かって、タバコの煙を吹きかけた。


ーENDー



別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-17 Wed 07:21
35
「先生、どうしてこんな所に……?」
エリの両腕は、まだエマの片腕に巻き付いている。
「エリちゃん……。エリちゃん、ごめんなさいね……。あたし……」
「……」
「あたし……、エリちゃんが好きで……、知らないうちにこんなコトをしてし
まって……」
エリの腕がエマの腕からゆっくりと離れた。
「本当にごめんなさい」
「先生あたし……。でも……、奈美先生で良かった。他の、何処の誰かも知ら
ない人より、奈美先生で、奈美先生で良かった」
エリは涙声になっていた。
「エリちゃん、許してくれる?」
エリは黙って何度も頷いた。
「ありがとう、ありがとうエリちゃん……」
奈美の頬にも、涙が伝い落ちている。
その時、エマが大股に1歩前に進み出た。

「北島さん、今日のトコロは帰りましょう」
「えっ? 警察には……」
奈美は驚いたようにエマを見た。
「エリさんもこう言っていますし、わたしの依頼主もおそらく警察には……」
「本当に、いいんですか……?」
「えぇ……」
「よかったね、奈美先生」
「エリちゃん」
「あたしなら大丈夫だよ、先生。また明日ね」
「うん、ありがとうエリちゃん」
北島奈美はそのまま背中を見せると、薄暗い路地を商店街へと歩いていった。
それが奈美を見る最後の姿となった。

「さぁ、エリさん、家までお送りしましょう」
エマが大げさなポーズで頭を垂れた。
2人はそこから並んで歩き、エリのアパートまで歩いた。
「それではエリさん、わたしはここで」
「エマさん、本当にありがとうございました」
エマはニッコリ笑うと、エリに背を向け歩きかけた。そのエマがふと立ち止ま
りエリに向き直った。
「あのう、エリさん。総合公園はこっちでしたよね」
「はい、この道を真っ直ぐ行けば判ると思います。大きな公園ですから」
「そ、そうですか、ありがとう。それでは……」
エマは照れくさそうに笑うと、エリの指差した道を歩いていった。
エリはエマが見えなくなるまで、その姿をずっと見送っていた。


エリのストーカーの件が解決した翌日。事務所でカレーうどんを食べるエマの
携帯が鳴った。携帯には今回の依頼主の名前が映し出されている。
エマはニヤリと笑うと通話ボタンを押した。
「もしもし……」
「エマ? 今回はご苦労様」
「いえいえ、とんでもありません。これが仕事ですから」
「でも思わぬコトが続いて、あたしもびっくりしたわ」
「はい、すべては北島奈美を中心に起こったコトでした。大きな被害が出な
かったことが幸いでしたが……」
「えぇ、本当にこの程度で済んで良かったわ。やっぱりあなたにお願いして良
かった。本当にそう思っているの……」
「わたしも初仕事の依頼主があなたで光栄ですよ」
エマはリンダにも教えていない依頼主にそう言うと、ゆっくりと息を吸った。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-14 Sun 06:20
34
50メートルほど前に、総合公園の入口が見える。
入口から程ないところに、ライトアップされた「夢の森教会」が見える。
怖くて後ろを振り向くことが出来ないが、ストーカーの気配は消えていない。
「もしもし、エマさん。もうすぐ総合公園に着きますけど……」
「判りました。総合公園に着いたら、教会まで歩い下さい。そして入口にある
門柱の影に隠れて下さい」
エリは僅かに早足になると、路肩に止められたクラッシックカーの横を通り過
ぎ、教会の門柱の影に隠れた。
「もしもし、隠れました」
「そのままそこで、ストーカーをやり過ごして下さい」
エリは隠れたまま見るコトは出来なかったが、門柱の横を誰かが通り過ぎてい
くのは判った。
「エマさん、今、今誰かが……」
「しっ! 静かに」
「……」
「いいですかエリさん」
「はい……」
エリは声を潜めて答えた。
「その門柱から、車が見えますか? 小さなクラッシックカーです」
「小さなクラッシックカー……? あっ、はいっ。見えます」
「そうですか、良かった。わたしはそこにいます」
「えっ? あの車の中に?」
「そうです。わたしはそこにいます」
エリは一心にその車を見つめた。
「エマさん……」
「さぁエリさん。そこからこの車まで走ってきて下さい」
「えっ? そこまで走るんですか?」
「そうです」
「でも、そんなコトしたら……、ストーカーに見つかっちゃいませんか」
「大丈夫、それが狙いですから」
「判りました」
エリは意を決したように、クラッシックカーにいるエマに向かって走った。
そして助手席に転がり込むように乗り込んだ。
「あぁ、エマさん」
必死のエリを、エマの優しい笑顔が出迎えた。
「今日1日よく頑張りましたね、エリさん。そのおかげで、うまくエサに掛
かってくれたようです」
「えっ?」
「あなたが全ての誘いを断り、映画を見るコトを知ったストーカーは、必ず現
れると思っていました」
「どうしてですか?」
「全ての誘いを断り映画を見る。ストーカーはきっとあなたのことが気になっ
たハズです。映画? 誰と? ストーカーはエリさんの全てを知りたいと思っ
ている。ところが自分の知らない一面を見つけてしまった」
「それで今夜、あたしのコトを……」
「でもここからです」
「えっ? ここから?」
「昨日も言いましたが、あなたにとって嬉しい情報ばかりではないのです」
「それって……」
そこまで言いかけたとき、正面の暗い道をストーカーが戻ってきた。
エリは両腕をエマの片腕に巻き付け、彼女にもたれ掛かった。
エマは相手の服装を確認すると、車のヘッドライトを点灯させた。
その光の中に、1人の人物が照らしだされた。
「えっ? あれは……、なんで? どうして?」
「そうです。あれがストーカーの正体です、エリさん」
立ち止まったその人物を見ると、2人は車から降りた。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-13 Sat 06:45
33
夢の森グランドハイツの910号室。
そのドアの前に1人の人影が立ち、その影がインターフォンを押した。
「はい……」
スピーカーを通し、室内から聞こえたのは低めの女性の声だった。
「あっ、若村です」
「あぁ、これはこれはエリさん。今鍵を開けます」
エマはエリを室内に招き入れると、応接室に通した。
「どうぞ、お掛け下さい」
革のソファに片手を伸ばし、エリを促した。
「何かお飲み物は……。麦茶でも入れましょうか、今日は少し暑いですから」
「いえ、おかまいなく……」
「まぁ、そうおっしゃらずに」
エマは一旦姿を消すと、麦茶を入れたグラスを持って現れた。それをエリの前
に置くと、自分も彼女の前に腰掛けた。
「今日はリンダの奴がいないもので……」
「それでストーカーの件なんですが……」
エリは膝の上で両手の指を組むと、早速用件を切り出した。
「はい、こちらでも色々調べて、判ってきたことが幾つかあるにはあります」
「そうなんですか」
「しかしエリさん。それはあなたにとって、嬉しい情報ばかりとは言えないで
しょう」
「はぁ……。そうなんですか?」
「えぇ、残念ながら、その内容を今ココで申し上げるワケにはいきません」
「はい」
「それで相談なんですが。明日……、お時間ありますか?」
「はい、大丈夫ですけど」
「それでは……」
エマはエリに、明日どうして欲しいかを話した。エリがその通りに動いてくれ
れば、早期解決に大いに期待できるとも言った。
エリはそれを承諾し、事務所を後にした。

翌日、エリはエマに言われたとおりの行動をした。
大学では全ての誘いを断るコト。バスで夢の森駅まで帰ってくるコト。携帯の
留守電に映画を見て帰る旨を入れるコト。夢の森シネマで映画を見るコト。映
画を見終わったら裏通りを歩いて帰るコト。
そして今、エリは映画を見終わり、夢の森シネマから出てきた。

小さな映画館を出ると、辺りはすでに暗くなっていた。
暗い裏通りを1人で10分ほど歩いた時、エリは後ろに人の気配を感じた。
ずっとポケットの中で握りしめていた携帯を出すと、エリはエマに掛けた。
「もしもし、エマさん、あたしです。あの今、今、あたし……」
「エリさん、落ち着いて。大丈夫です。ワザと遠回りをして、総合公園まで歩
いてきて下さい」
「総合公園?」
「そうです、わたしはそこいます」
「でも、総合公園までは15分は掛かりますけど」
「大丈夫、ストーカーはエリさんに危害を加えるようなコトはしません」
「本当ですか?」
「本当です。わたしが保証します。エリさん、私はあなたを支えるためにココ
にいるのですよ」
「エマさん……、判りました。総合公園ですね」
「そうです。携帯はそのまま切らないでください」
「はい……」
エリはそのまま携帯を耳に当て、エマに言われたとおりに総合公園へと歩みを
進めていった。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-10 Wed 06:00
32
ジャラジャラと滑車が回り、天井から下がった鎖が1本引き下ろされた。
鎖の先には革のベルトが繋がっている。
琴美はそのベルトを奈美の右膝のすぐ上で締め、鎖を引っ張った。
滑車がさっきとは反対に回り、奈美の膝が強制的に上へと持ち上がっていく。
両手を上から吊られている奈美は、つま先立ちの左足で踏んでいる床だけが、
唯一自分の居場所となった。

琴美は鞭を壁に戻し、服を脱ぐと下着姿となった。
「さて、お前への罰は……、やっぱり極太のモノを突っ込んでやろうかねぇ」
琴美は奈美の正面にしゃがむと、下から濡れた淫花を見上げニヤリと笑った。
「いい具合に濡れてるわね。んん? どれどれ……」
琴美の右手が淫花に伸び、中指と人差し指が差し込まれた。
「あぁっ……」
そして中指と小指が続けざまに差し込まれた。
「あぁっ、あぁぁ~いやっ、そんなにっ……、あぁ待って、チョット待って」
「ひひひっ、さぁ~これからだよ、奈美。手首まで突っ込んでやるからねぇ」
「いやっ、それは、それはいやぁ」
しかし今の奈美の格好は、"どうぞ入れて下さい" と言わんばかりだ。
琴美は根本まで入った4本の指を、更にグリグリと押しつけた。
「やめてっ、そんなに、そんなにしたら壊れちゃう、あぁ、いやぁだめぇぇ」
「どうだい? 極太だろう。ココが1番太いトコロだよ。ほらっ、ほらっ」
琴美は指の付け根の1番太い部分で手首を捻った。
奈美の意思に反し蜜壺は開き始め、琴美の右手首を飲み込まんとしている。
「ほぉ~らっ、もう少しだよ。ほらっ、ほぉ~ら入る……」
「あぁ入っちゃう、入っちゃうぅ、だめっ、だめぇぇ~、んぁぁ~」
「ひひひっ、ここまで来たらもう一押しだねぇ。ほぉ~らっ」
「ひぃっ、ひぃぃ~」
琴美はトドメとはかりに、手首を大きく捻りながら "グイッ" と押し込んだ。
するとそれは蜜壺の入口をこじ開け、ヌルリと中へと滑り込んだ。
それが奈美の蜜壺が陥落した瞬間だった。
「ひひひっ、どうだい奈美。腕の味は……」
琴美は埋没した腕をグリグリと左右に捻った。
「んぁぁ~、やめてっ、んんっ、んぁぁ~、あぁぁ、あぁぁ~」
「こっちはどこまで拡がるんだい?」
そう言った琴美の左手が、奈美のアナルに伸びた。
「ひひひっ、まずは1本……」
唾液で濡らした人差し指が、スルッと差し込まれた。
「あっ、いやっ……」
そして指を舐めては、1本ずつ入れる指が増えていく。
「あぁっ、あぁぁ~だめぇ~。無理、無理よ。そんなに、あぁっ、ひぃっ」
「ほぉ~らっ、4本目だよ。ほらほらっ。無理矢理にでも突っ込んでやる」
「だめっ、だめよぉ~。ひぃっ、ひぃぃ~、裂ける、裂けるぅ~」
琴美はどうにか突っ込んだ4本の指をグリグリと捻り回し、それを右腕の動き
と連動させた。
「ひひひっ、前も後ろも壊してやるよ。二度と使い物にならないようにねぇ」
「いやっ、やめてっ、やめてぇぇ~。ひぃぃ~だめっ、だめぇぇ~」
「んん? 苦しいか、痛いか、それとも気持ちイイのかい?」
そう言っては入るハズのないアナルを、押し広げようと手首を捻り回す。

結局この日、奈美はボロボロになるまで琴美に責められた。
翌日、学園に奈美の姿はなかった。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-07 Sun 06:22
31
ピシャ! ピシャ!
「きゃー! 痛い!」
奈美の腰に、風を切った革の1本鞭が巻き付いた。
その跡は、白い腰にミミズ腫れとなって真っ赤な線を引いていく。
ピシャ! ピシャ! ピシャ!
「キャー、いやぁー!」
鞭がしなやかに巻き付く度、赤い線が奈美の腰に2本3本と引かれていく。
叩かれる度に、手首の鎖を中心に奈美の体がクルクルと回り、その体に鞭がラ
ンダムに振り下ろされていく。
「ひひひっ。堪らないねぇ、この感触が。ほらっ、ほらっ、ほらもう1発」
ミミズ腫れは、その隙間が無くなるほど無数に増えていく。
ピシャ! ピシャ! ピシャ!
「ひぃっ、痛いっ! いやっ! いやっ! もうやめてぇぇ~」
奈美の体がグルグル回る。
「どうだ、痛いか? ほらっまだよ。まだまだ。百叩きでも物足りないよ」
ピシャ! ピシャ! ピシャ! ピシャ!
鞭は腹と言わず背中と言わず、無慈悲に巻き付いてくる。
「いやっ、やめてっ、やめて下さい、学長……」
ミミズ腫れはジンジンと痛み、ヒリヒリと熱を伴っている。
「学長だなんて、つれない言い方だねぇ。琴美って呼んだらどうだい?」
ピシャ! ピシャ! ピシャ! 
「痛いっ、痛いっ」
「あたし以外の女と。それもよりによってウチの学生となんてこの裏切り者」
「裏切り者だなんて……」
ピシャ!!
一際強く、鞭が白い肌に真っ赤な線を引いた。
「ひぃー! お願い、やめて下さい……。相手は」
「相手が誰かなんてどうでもイイのさ。問題は奈美、お前の心変わりだよ。教
授に推薦することも考えていたのに。本当に残念だよ」
ピシャ! ピシャ! ピシャ! ピシャ!
「痛い! 痛い! やめてっ。お願い許して。どんなコトでもするから……」
「そうかい。それじゃ、もっと虐めてやろうかねぇ」
「そんな……」
琴美は燭台の蝋燭を1本引き抜くと、それに火を点け奈美に歩み寄った。
「ひひひっ、ミミズ腫れになったところに蝋を垂らしたら……、どんな声で泣
くだろうねぇ」
「いやっ、いやっ、そんなことやめて」
「そうはいかないよ。あたしを裏切った罰さ。うんとお泣き……」

炎は蝋を絶えず溶かし、溶けた蝋は絶えず溜まっていく。そして琴美の蝋燭を
持った手が、奈美のミミズ腫れになった腰に近づいた。
「いやぁ、いやぁ」
蝋から逃れようとくの字になったその腰に、溜まった蝋を振り掛けた。
「ほらっ」
腫れ上がった敏感な傷口に、灼熱の蝋がベッタリと貼り付く。
「きゃぁぁ~、熱っ、熱いぃ~」
「ひひひっ、これはさぞかし効くだろうねぇ。ほらっ、ほらっ」
琴美が連続で蝋を振りかける。
「ひぃぃ~、やめてっ、お願いっ、お願いやめてぇぇ~」
「泣け泣け、ほらっ、もっとお泣き」
琴美は蝋燭を傾け、奈美の背中にペタリと付けるとコロコロと転がした。
蝋燭は溶けるそばから位置を変え、ミミズ腫れの上へとタラタラと流れ落ちては固まっていく。
「ひぃぃ~、ひっ、ひぃぃ~」
「どうだい? これは。溶けたての蝋が腫れ上がったところに垂れて」
「お願い、お願いもうやめてぇぇ~」
不自由な状態で背中を反らせ、奈美は必死に琴美に訴えた。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-06 Sat 06:35
30
リンダが楓のホテルにいた時間、エリはストーカーに会っているという連絡を
エマに入れている。
と言うことは、やはり楓はストーカーではなかったのか?
エマがエリの元に駆けつけたとき、既にストーカーの姿はなかった。
つまり楓の容疑が晴れた訳だが、リンダは北島奈美のマークを続けていた。

その日リンダは奈美と同じバスで、夢の森駅西口ターミナルまで帰って来た。
奈美は駅前で30分ほどブラつくと、携帯を片手にターミナルへ戻ってきた。
奈美は携帯を耳に当て、幹線道路の横断歩道の端へと歩いていく。どうやら誰
かと話しているようだ。
奈美の立つ横断歩道の向こうには、夢の森商店街が見える。
リンダはターミルで、バスを待つフリをして奈美を監視していた。

そして5分後、白い高級車が奈美の前に止まった。その車の助手席越しに、学
長の雪柳琴美の横顔が見えた。
「あらっ? あれってもしかして……、学長……?」
ドアが開き、奈美がその車に乗った。学長の横顔に奈美の顔が重なると、車は
そのまま静かに走り去った。
リンダは監視をあきらめ、事務所への道を歩き始めた。


奈美を乗せた車はそれから1時間ほど走り、高速のインターチェンジ近くを
走っていた。前方には、SM設備のあることで有名なホテル『蝶』が見える。
「学長……」
奈美は琴美の顔を見た。
「もう判るでしょう。あそこよ」
多くの車が高速へと上っていく中、この車だけが脇道に逸れた。そして『蝶』
と書かれた赤いネオンの下を潜ると、地下駐車場へと乗り入れた。

車を降りるとフロントで鍵を受け取り、エレベーターに乗った。そして青い蝶
の書かれたドアを開けた。
「凄~い……」
中に入った奈美は、その作りに目を見張った。
5階にあるその部屋は、中世の古城に似せた作りになっており、壁や天井など
は全て剥き出しのコンクリートだった。
見れば壁には手枷と足枷の付いた木の十字架が、天井からは、フックの付いた
数本の鎖が滑車に繋がっている。
壁の隅には赤い蝋燭の載った燭台があり、その横には鞭が掛けてある。
床はフローリングで、別室にはベッドやバスルームも完備されている。
「良く出来てるだろう。ここは中世の拷問室だよ」
「拷問室……」
「そう、今夜はここでお前を思いっきり責めてやるからねぇ」
「まぁ、何だか怖いわ」
「さぁ、服をお脱ぎ」
琴美は奈美だけを全裸にすると、両手首に手枷を付け、天井から下がった鎖に
繋いだ。そして鎖をジャラジャラと引っ張った。
奈美の両腕が天井へと伸び、やがてつま先立ちになったところで鎖を壁のフッ
クに引っ掛けた。
そして壁から鞭を取ると、それを片手に奈美の回りをグルリと1周歩いた。
「それはそうと……、奈美、お前に聞きたいコトがあるんだけど……」
「えっ……?」
いつもとは違うその口調と声のトーンに、奈美の余裕が消えた。

「最近、学生に手を出してないかい?」
「そ、そんな……。あたしは……」
「あたしは、なぁ~に?」
「……」
「ウチの学生が奈美と一緒にいるところを見たって話があるのよ」
「そっ、そんなコト……、いったい誰が」
「その学生のアパートにも行ったんですってねぇ~」
「えっ」
「どうやら図星のようね、奈美」
「あたし……、そんなコト……」
「女の嫉妬が怖いのは……、知ってるわよねぇ」
琴美は革の1本鞭を、両手で一直線になるようにピンと引っ張った。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
こちら夢の森探偵社
2010-11-04 Thu 10:02
29
楓の指が、リンダの中で怪しく動いている。
皮肉にも、リンダ自身の喘ぎと体の反応が、その場所へと指を導いていく。
「あぁっ、あぁ~ん。いやっ、だめっ、楓さん……、あぁっ、あぁぁ~」
「うふふふっ、ほらほらっ、この辺は……どうかしら? んん? ココ?」
細い指先がその場所に触れた瞬間、リンダの全身が震えるように波打った。
「なっ、なに? あぁっ凄いっ、凄いっ、あぁぁ~感じるぅぅ~」
そこはリンダ自身もまだ知らぬ、快感の源泉ともいえるポイントだった。
楓の指はその場所を記憶し、ジワジワとリンダを責め始める。
「あぁぁ~ソコ、ソコ。あぁ感じるっ、ソコ感じるっ、あぁぁ~だめぇぇ~」
「気持ちイイでしょう。ほぉ~らっココ。こうやって指先で、ほらほらっ」
優しく囁く楓の声。しかしその指先は、リンダを無限とも言える快感地獄へと
突き落としていく。
「あぁぁ~イィ~、イィィ~、あぁぁソコッ、ソコソコォ~。あぁ逝くぅ~」
「んん~ココ、ココがイイの。ほぉ~らっ、ほぉ~らっこれが堪らない」
楓の指先が、リンダのポイントをクリクリと撫で続ける。
「あぁ~逝きそう、あぁ~逝っちゃう、逝っちゃうぅ楓さぁ~ん……」
赤い髪を枕に叩きつけ、リンダが悶え続ける。
楓から見れば小さな体。その体が絶頂寸前の快感にのたうち回り、ソコを責め
る楓の指を精一杯締め付けてくる。
「んん? 逝きたいのぉ? まだだめ、逝かせてあげない……」
「あぁぁ~ん、意地悪、逝かせてぇ~、あぁぁ~逝くっ、逝くぅ~」
「言ったでしょう。アナタはクモの巣に掛かった蝶々だって。クモの食事は長
くて残酷なの。弱いトコロを見つけて、ジックリと虐めて楽しむのよ」
「いやぁ~、そんなのいやぁ~。あぁっ、逝くっ、逝くっ、逝く逝くぅぅ~」
「んん~締まる締まる。ほぉ~らっ、ほぉ~ら逝きそう。ココをクリクリされ
ると、ほらっ、ほらほらっ。今が逝く寸前。ほぉ~らっ……」
「ひぃぃ~逝くぅぅ~、だめっ、だめっ、逝く逝く、逝っちゃうぅ~」
「ほぉ~ら、こうすると、逝く寸前の快感がずぅ~っと続いて……。感じやす
いアナタには堪らない拷問ねぇ。でもまだまだ、アナタみたいに可愛い子は、
もっともっと虐めたくなっちゃうわ」
「お願い赦して楓さん。もう解放して……」
「うふふっ、ホントに可愛いわねアナタ。さぁ、クモの食事はこれからよ。腰
を据えてジックリと虐めてあげる。ほぉ~らっ、ココ。ココココ」
楓の指先一つで、リンダの腰が弓なりに反り返った。
「ひぃっ、ひぃぃ~、ソコは、ソコはだめっ、あぁぁ~だめだめぇぇ~」
腰を反らして悶えるリンダに、楓の赤い唇が三日月のように割れた。
「ほぉ~ら、まだやめないわよ、ほらっ、ほらほらっ。んん~ココ、ココがそ
んなに堪らないのぉ。あぁーまた指を締め付けてきたわぁ」
「ソコは、ソコはもう赦してぇ~。あぁ逝くっ、逝く逝く逝っちゃう~」
リンダは半ば逝きかけ、その全身は硬直さえしている。
「んん~凄い締め付けようねぇ、あぁー逝く逝く、ほぉ~らっ逝きそう……」
「逝くっ、逝くっ、あぁっ、あぁっ、あぁぁ~逝くぅぅぅ~ひぃ~ひぃぃ~」
「この状態が続くようにしてあげる。ほらっ、逝けそうで逝けないでしょう」
微妙な指使いとその力加減は、リンダの体を完全に支配していた。
「あぁっ、あぁっ、逝くぅぅ……、逝くぅぅ……、あぁ逝くぅぅ……」
「逝くに逝けないわねぇ。ほらっ、ほらほらっ。どう? 逝きたい? 逝きた
いでしょう。あとチョットだもんねぇ~。あとチョットだけクリクリしたら」
しかし楓の指はそれ以上の快感を与えない。
「あぁっ、あぁぁ~いやぁ~逝かせてっ、逝かせてぇぇ~。あぁ逝くぅぅ~」
小さな体が楓の下で仰け反り、ガクガクと震えた。
「ふふふっ、逝きたくて逝きたくて堪らないこの体を、じっくりと焦らして快
感責めにしてあげる」

リンダの頭の中は真っ白になり、楓のストーカー疑惑も消し飛んでいた。
ただ僅かに残る意識の中で、エマの声が小さく聞こえた。
「ミイラ取りがミイラに……」
「もう手遅れですぅ、エマさん……」
我に返ったのもほんの数秒、リンダは再び目の前の快感に溺れていった。

別窓 | こちら夢の森探偵社 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| あなたの燃える手で |