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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
クレオパトラの指先
2010-07-31 Sat 06:37

「それじゃ続きを始めますわ、よろしくて? マリアちゃん」
「えっ? 続き?」
「バスルームの続きのコトですわ。コチラの部屋でって、申し上げましたよ」
「えっ、あっ、チョッ、チョット待っ……」
しかし有無を言わせず、20本の指はマリアの両肩からそれを始めた。
「あぁ、あぁぁん、こ、こんな、触り方……あぁぁ~ん」

それは羽根。いや更に軽い羽毛か。
限りなく軽く、限りなく優しい。それでいて粘り着くような、確実に触られていることを感じる。そんな指使いだ。
背骨から10本ずつ左右に分かれた指先は、サワサワと肩から肩甲骨へ、そして腰へとゆっくり流れていく。
痒みにも似たその感覚に、マリアは息を止めて枕を ”ギュッ” と抱えた。
「はっ、はぁはぁ……、んん、んっ、んっ んぁぁ……」
サワサワと這い回る指が、敏感なマリアの皮膚を更に研ぎ澄ましていく。
「うふふっ、大丈夫ですかぁ? マリアちゃん」
背中から脇腹まで回り込んでくる指に、マリアは堪らず体を硬くした。
「あらあら、もうそんなに……」
「もっとリラックスした方がイイですよ」
「さっ、今度は下半身ですわ」
2人の指は下半身に移動すると、マリアのお尻に波紋のような輪を描き始めた。それは最初の輪の余韻を残したまま次々と連続していく。
マリアは堪らずお尻を ”キュッ” っと窄めた。
「あぁぁ~ん、あぁっ、あぁっ、くっ、くくっぅ……」
2人はニヤニヤと微笑みながら、更に波紋を重ねていく。
「とっても綺麗、マリアちゃんのお尻……」
「ホント、スベスベですわぁ」
指先はお尻から太腿の裏へと流れ、膝の裏で再び波紋を描いた。
「あっ、あはぁぁ~」
「んん? くすぐったい?」
そしてふくらはぎから足の裏をまでを触るとソコで折り返し、来た道を戻るようにお尻へと上っていった。
「あぁ、あぁぁん……」
「どんな感じかしらぁ? マリアちゃん」
「さっ、もう少し脚を広げてくださる?」
2人は同時に太腿を持つと、それぞれを自分の方へと引きつけた。
「あぁぁ……」
それはマリアの意思に関係なく力強く引かれ、足首が施術台から飛び出した。
すると20本の指が内腿へと滑り込み、そのままゆっくり這い上がると、今度はビキニラインに沿ってサワサワと触れてきた。
マリアのお尻がまた ”キュッ” っと窄まる。
「あっ、あぁぁ~ん、そんなっ、あぁっ、あぁっ、あぁぁ~ん」
20本の指が、アナルの両脇から花びらの付け根伝いに集中し始めた。しかし肝心なその中心部分だけは残しながら、可能な限り前へと潜り込んでくる。
「あぁぁ~、そ、そんなぁぁ~、あっ、あぁ、あぁぁん」
俯せのマリアの腰が、まるで指の動きを助けるように浮き上がる。
「まぁ、マリアちゃんったら、腰が浮いちゃって……」
「堪らないのねぇ、こういうのが。こうしたら、もっと堪らなくてよぉ~」
さゆりの指先が釣り針のように曲がり、優しく爪を立てた。
青山もスグにそれに同調し、20本の爪がカリカリと引っ掻きだした。
指先の肉から硬い爪に変わった刺激は、更に鋭い感覚をマリアに刻み込んでいく。しかもココまで流れてきた爪は、淀んだように何処へも移動しない。
「あっ、あぁぁん。そ、そんな、あ、あたし、あたし、感じちゃいますぅ~」
「んん~、ほぉ~らっ、こっちの方が気持ちよくて?」
マリアの股間で蠢く20本の爪は、そのデリケートな部分をジワジワと刺激し、マリアの体に快感の波紋を拡げていった。
「いいのよ。もっと感じてマリアちゃん。だって感じてるマリアちゃんって、とっても可愛いんだもん。ほらっ、また腰が浮いちゃって……」
「そんなに腰を浮かしたいなら、四つん這いにして差し上げますわ」

2人は浮いた腰の下に手をやると一気に持ち上げ、マリアを四つん這いにしてしまった。

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クレオパトラの指先
2010-07-28 Wed 06:32

さゆりは悶えるマリアを、その指先で思う存分嬲り尽くしていた。
「あぁぁ~あぁぁ~、逝くぅ、逝くぅぅ~、あっ、あっ、逝っちゃうぅ~」
「ふふふっ、こんなに指を締め付けて……。ホントに逝きそうですわね」
「あぁ~だめっ、もうだめっ、逝くぅ、逝く逝くっ……」
急上昇した快感が、マリアの全身を稲妻のように走り抜ける。
しかし次の瞬間、さゆりの2本の指はマリアの体からかき消えた。

あと少し、あと少しで……、逝けたのに。

「それでは、続きはアチラのお部屋で」
マリアは絶頂の寸前で刺激を止められた。
さゆりはマリアの体に付いたローションを丁寧に洗い流し、白いバスタオルで包むと元の部屋に戻した。


悶々とした気持ち。余韻の残る体。
マリアは全裸のまま施術台に俯せになった。その幅はシングルベッドよりやや狭いが、長さは2,5メートルはあるような長いものだった。
マリアに、新しいバスタオルが掛けられた。
さゆりはマリアの傍らから離れると、ドア脇のインターホンを取り上げた。
「青山さん、お願いね……」
それだけを言うとインターホンを戻し、施術台の横に立った。
「マリアちゃん夏バテですって? 暑いからってちゃんと食べないと」
さゆりの指がタオル越しに指圧を始めた。指は背骨伝いに腰へと降りてくる。
「はい、食べてるんですけど……」

その時ドアがノックされ、1人の女性が現れた。
歳は27歳ぐらいだろうか。緩く波打つライトブラウンの髪に、赤いフレームのメガネを掛けたその顔は、さゆりに負けず劣らずなかなかの美人だ。
半袖の白衣から見える腕。スカートから伸びる綺麗な脚。そのどちらもが、絹のようなきめ細かな肌に覆われている。

彼女は後ろ手にドアを閉めると、丁寧に頭を下げた。
俯せで枕を抱えたまま、マリアは首だけを青山に向けた。
「こんにちは。青山香澄といいます。本日はよろしくお願いします」
彼女は静かに施術台に歩み寄った。
「あっ、はい、よろしくお願いします」
「噂以上に可愛いですね、マリアちゃんって。そう言えばさっき、声聞こえちゃいました。バスルームの」
「えっ? あっ、そ、そう……です……か」
マリアの顔が赤くになった。
「うふっ、可愛い、マリアちゃん真っ赤になっちゃって」
「誰もいないと思ってたから」
「とっても、気持ちよさそうな声でしたよぉ」
「マリアちゃんとっても敏感ですもの」
「そうなんですかぁ? 大好きですよ、あたし敏感な人って。マリアちゃんみたいな可愛い子は特に」
赤いメガネの奥で、蕩けるような瞳が微笑んだ。
「えっ?」
「さっ、それでは始めましょうか。青山さん」
「はい」
マリアに掛かっていたバスタオルが取り払われた。青山はそれを手早く丸めると近くの籠に入れた。

シングルベッドよりやや狭い施術台の両側に、さゆりと青山が立っている。
2人は全裸のマリアを見下ろすと、妖しいアイコンタクトを交わした。

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クレオパトラの指先
2010-07-25 Sun 06:46

さゆりの両手が、マリアの前後でヌルヌルと上下に滑り始めた。
「あっ、あぁ、あぁぁん」
「どうかなさいました? マリアちゃん。キレイに洗って差し上げますわ」
「あっ、あぁ、は、はい、で、でも、そ、そんな、トコロまで……ですか」
「勿論ですわ。ココは特に念入りに。こうやって……」
右手の指先は尾てい骨からアナルを通り、左手は黒い茂みから柔らかな花びらの付け根をヌルヌルと滑り降りる。そして股下で両手が出会うと再び離れ、元に戻ってはまたヌルヌルと滑り降りてきた。
「はぁ、はぁ、も、もう、もう……。あぁ、あぁぁん」
「んん? どうかしまして? 」
さゆりは右手の中指の先をマリアのアナルに軽く突き立てるようにし、左手の中指は、既に濡れ始めている蜜壺に少しだけ差し込んだところで止めた。
「ほらっ、ココとココ」
「あぁ、あぁぁ、そ、そんな……」
アナルに入りそうな左指、蜜壺に僅かに差し込まれた右指。そのどちらもがもどかしく、じれったくジワジワとマリアの性感を煽り立てる。
「どうかしました?」
「あぁ、あぁ、んん、んん、あぁ、もう、もう、あぁぁん」
アナルに添えた指が、爪の分だけ抜き差しを繰り返し、前の指は蜜壺の亀裂沿って、花びらの内側を上下に動いた。
「ほぉ~ら、こうやって、優しく優しく洗って差し上げますわぁ」
「あぁぁん、もう、もう、あぁ、あぁん、あぁん、あん、あん」
マリアの反応にさゆりの瞳は見開かれ、そして細められた。
唇は意地悪く微笑み、その赤い隙間からは濡れた舌が見え隠れしている。

「あらあら、ココを忘れるトコロでしたわぁ」
左手の中指がマリアの亀裂を駆け上がり、その上にあるプックリと赤く充血した肉豆に触れた。指の腹はピッタリとそれを捕らえている。
「はぁぁ~、ま、待って、ソコは、ソコはぁ、あぁん、あぁ、あぁぁん」
さゆりはユルユルと小さな輪を描きながら、それを優しく撫で回した。
「ほぉ~らっ、ココも優しく優しく、いい子いい子してあげる……」
「くっ、くっ、あぁぁ~だめっ、も、もう……、あぁ、あぁ、あぁぁん」

さゆりはじっくりと、マリアの肉豆いじりを楽しんでいる。
「いかがかしら? マリアちゃん」
「あぁぁ~、あっ、あっ、もう、そんなに、あぁ、まだ? まだ洗うの?」
「まだですわ、まだまだ、今度はもっとしっかりと洗って差し上げますわ」
優しく肉豆を触っていた指先が、今度は一変してそれをコリコリと押しつぶすようにくじり出した。
そしてアナルに触れていた指は、その先端をヌルリと差し込んできた。
「あぁぁ~、だめっ、だめですぅ~、あぁぁ~待って、待って、あぁぁ~ん」
「大丈夫、力を抜いて……、そうそう」
指は止まらずに、ヌルヌルとアナルに滑り込んでくる。
「あぁぁん、そんな奥までっ、あぁだめっ、もうだめっ」
「そんな奥までって、まだ半分ですわ。ほぉ~らっ、根本まで入れますわよ」
さゆりの長い指は、マリアの予想を超えて更にアナルの奥へと突き進む。
「ひぃっ、そんな、まだ、あぁそんなに、あぁ、やめてっ、やめてぇ~」
「根本までしっかりと、入れさせていただきますわぁ。ほらっ、こんな奥までズッポリ……、そしたら今度はこの指を……、ほぉ~らっ」
さゆりは差し込んだ指を、クネクネと踊らせ始めた。
「はぁぁ、ひぃっ、あぁぁ~、んん、んんん~あぁぁ~」
「あらあら、これがそんなによろしくて? それじゃもっと、ほらっ」
「だめぇ、だめぇ、もうだめぇ~、だめだめぇ~もうやめてぇぇ~」
そして同時に、肉豆に添えられた指が意地悪くコリコリとそれを嬲りだす。
「ほらっ、こっちもこっちも、ほぉ~らっ、ほらほらっ」
「あぁぁ~、あぁイイィ~。あぁ~あぁ~ん、そんなにしたら、あぁぁ~ん」
「んん~堪らないのねぇ。もっともっとコリコリして差し上げますわぁ~」

暖かなバスルームに、マリアの悶え声が響き渡った。

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クレオパトラの指先
2010-07-24 Sat 06:39

マリアが全裸になると、さゆりは白いバスタオルを手渡し、それを体に巻くように言った。
「それではバスルームにご案内しますわ……」
彼女は優しくマリアをうながした。

バスルームは向かいの部屋だった。
コレなら言ってくれれば1人で行けたのに……。
そんなコトを思いながらシャワーを出した。白い湯気と共に熱い飛沫が勢いよく飛び出した。
マリアは首を傾け、首元からシャワーをかけ始めた。透明な湯は湯気を上げながら、マリアの体をスルスルと滑り落ちていく。
「さっき浴びたばかりだけど、コレはコレで気持ちイイなぁ」
その時、後ろからさゆりが入ってきた。
「えっ?」
「お背中流しますわ」
「いえっ、そんな……」
「どうぞ、お気になさらずに。麗子さんからよろしくと言われていますので」
マリアが振り返ると、彼女は既に全裸になっている。
「でも……」
さゆりはマリアの手からシャワーを取ると、湯を止め壁のコックに掛けた。
戸惑うマリアをよそに、彼女はボディーローションを片手にタップリと出すと、それを両手に塗り伸ばした。
「いいんですのよ。あたしが勝手にこうしたいのですから……」
さゆりはその両手を、マリアの背中にベッタリと密着させた。
「あっ……」
その手はヌルヌルと輪を描き、背中にローションを塗り伸ばしていく。
「とっても綺麗な肌ですわ、白くてスベスベで、背中なんてツルツル」
マリアは為す術もなくその場に立っていた。
さゆりは腰から上を全て塗り伸ばすと、今度は肩から二の腕、そして指先に掛けてそれを塗り伸ばしていった。
マリアは時々、背中に硬い肉のシコリのようなモノが当たるのを感じた。
それは時々柔らかさを伴ってマリアの背中で潰れた。
彼女は両腕にローションを伸ばし終わると、新たなローションを手に取り、今度は脇から前にその手を滑り込ませてきた。
「あっ、あぁん」
マリアの体がビクンと震えた。
「うふっ、そのままじっとしてて。全部洗ってさしあげますわ」
「えっ……?」
手が乳房に伸びると、マリアは背中で彼女の胸の膨らみが密着し、そして大きく潰れるのを感じた。
さゆりは後ろからマリアの乳房を優しく包み、その指の間に乳首を入れた。
そして乳首を指で挟むと、コリコリとした感触を楽しむように指を動かした。
「あぁ、はぁはぁ、あぁ~ん」
乱れ始めるマリアの吐息と共に、乳首が硬くシコり起っていくのがわかる。
その感触に、さゆりの唇が笑みを浮かべた。
さゆりは胸をマリアの背中に押しつけたまま、両手を胸から腹へと下ろし、そして今度はお尻をその両手で包み込んだ。
「うぅぅん」
マリアの背中がピンと仰け反った。
「さっ、脚も……」
両手でマリアの片脚を包むと、太ももから足首まで一気に手を滑らせた。
「スラリとして綺麗な脚ですわ、マリアちゃん」
「あぁん、そ、そうです……か……」
両脚を洗い終わると、彼女はマリアの後ろで立ち上がった。そしてマリアの左側に立つと、耳元に口を寄せた。
「もう少し脚を拡げて頂ける?」
マリアは言われるままに、肩幅より広く脚を広げた。
「そう、よろしくてよ」
そう言うとまたローションを手に出し、右手を尾てい骨から、左手を黒い茂みからそれぞれ下へと滑らせた。

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クレオパトラの指先
2010-07-21 Wed 07:01

「さぁ、ココよ。このマンションの1010号室。そこの入口から入るとすぐにエレベーターがあるわ」
「1010号室、はい、わかりました」
「いってらっしゃい、マリア。しっかり疲れを取ってくるのよ」
「はい、いってきます」
マリアは麗子の白いBMBから降りた。

ヨーロッパ調の外観、椰子のような葉を持った大きな植物。それらを横に見ながらエントランスを歩くと、麗子に言われた入口からマンションに入った。
そしてそこにあるエレベーターに乗り込むと、最上階のボタンを押した。
エレベーターは音もなく、マリアを10階へと運んだ。

1010号室。そこはエレベーターから一番遠い部屋だった。
10階の通路は風通しが良く、思ったほどの暑さはない。
マリアは1010号室の前に立つと、チャイムを押そうと腕を伸ばした。
するとその前に鍵が開く音し、静かにドアが開いた。
「いらっしゃいませ。氷見川様から承っております」
そこには、麗子とさほど年の変わらぬ女性が立っていた。軽いウェーブの掛かったセミロングの髪に、ブラウンフレームのメガネが似合っている。
「どうぞ、お入り下さい」
メガネの奥の瞳が優しく微笑む。
「あっ、はい」
マリアが一歩踏み込むと後ろでドアが締まり、応対した女性が鍵を掛けた。
「こちらにどうぞ」
マリアは案内をする彼女の後を歩いた。
淡いピンクの白衣に包んだグラマラスな全身。その半袖の白衣と短いスカートからは、白い肌の綺麗な手足がスラリと伸びていた。

マリアは一番奥の部屋に通された。
8畳ほどの部屋の中央に、マリアの腰の高さほどの細長い施術台があり、隅には大きな観葉植物が置かれ、壁の棚にはカラフルなプラスチックボトルが並んでいる。
室内はエアコンが効き、なにか甘い花のような香りが漂っていた。
「いらっしゃいませ。暑かったでしょう? この店のオーナーをしております、白石ゆかりと申します」
そう言うと、ゆかりは丁寧に頭を下げた。
「あっ、マリアです。よろしくお願いします」
改めて見る彼女は背が高く、その顔はとても綺麗でモデルのようだった。
「会いたかったわマリアちゃん。麗子さんから常々お話は伺っておりましてよ。今日はマリアをよろしくとのコトでしたわ」
「えっ、麗子様のコト、知ってるんですか?」
「ええ、勿論。この業界で氷見川麗子の名前を知らない人なんて、一人もおりませんわ」
いつも身近にいるせいか、マリアには今一つピンと来ない。
「前に1度……、もう1年も前になりますけど、ティーパーティーにもお誘いいただきましたわ」
「あっ、あの時の……」
あの日は確か良子ママもパーティーに呼ばれてて、あたしが響子のバイトを手伝ったんだっけ……。
「それでは、規則でシャワーを浴びて頂くことになっておりますので、服を」
「あっ、はい」
マリアはなんの疑問もなく、シャツのボタンを外していった。
「服はコチラでお預かりしますわ」
マリアは脱いだシャツやスカートを彼女に手渡した。

ブラウンフレームの奥の目が、下着を脱いでいくマリアを見つめている。
その目は女性らしいとても優しい目だが、どこか妖しげな光を湛えていた。

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クレオパトラの指先
2010-07-19 Mon 06:09

「驚きましたわ、麗子さんが直々にお電話下さるなんて」
「あらっ、別に初めてじゃないはずよ、ゆかり」
「それはそうですけど、いつもこうして電話でのお話だけで……」
「確かに1年前のティーパーティーから、お互いゆっくり会ってないものね」
「あれからもう1年になりますの?」
「そうよ、ホントに早いものねぇ。あっ、そうそう、今日電話したのはプライベートな用件なのよ」
「と、申しますと……? 麗子さんのご来店?」
「ううん、あたしじゃなくて、マリアよ」
「まぁ、マリアちゃんが……」
「そう、今あの子シャワー浴びてるんだけどね。もうすぐ出ると思うから、そしたらそっちに行かせるわ。」
「それはそれは、楽しみですわ」
「あなた前からマリアに会いたいって、言ってたでしょう」
「えぇ、氷見川家の可愛いメイドさんの噂は、良子さんからも聞いてますわ」
「良子からも?」
「はい、なんでもとっても敏感な体なんだとか……」
「うふふっ、そうね。その通りよ」
「それにこうも言ってましたわ。とっても虐め甲斐があると」
「ゆかり、あなたそんなコト考えてたの。マリアは純粋にエステの施術を受けに行くだけよ」
「マリアちゃんがここに来れば、どういうコトになるか……。そんなコト百も承知のはずですわ、麗子さん」
「うふふっ、バレてた?」
「そうでなければ、ワザワザこの店にマリアちゃんを……」
「そうね。楽しんで、ゆかりの好きなように」
「そうさせて貰いますわ。店を貸し切りにして」
「まぁ、凄い念の入れようね。あの子も新しい刺激にきっと満足するわ」
「お時間はどうしますの?」
「いいわ、あなたの気の済むまで楽しんで貰って」
「まぁ、嬉しい。それでは無制限とさせて頂きますわ。それで、マリアちゃんはどんなのがお好みですの?」
「さぁ、どうかしら? そこはあなたの腕の見せ所よ、白石店長」
「麗子さんと良子さんの性格から、大体想像は付きますわ。敏感な体を前にしたら、2人がどうするのか……」
「さすがね、ティーパーティーの時に手の内は見せちゃったものね」
「今日はベテランの青山もいるんですけど……、なんなら2人でマリアちゃんを……。構いませんコト?」
「えぇ、いいわよ。ねぇ、1つだけ教えてあげましょうか?」
「はい?」
「マリアにはね、秘密のボタンがあるのよ」
「秘密のボタン?」
「そう、あの子の1番のウイークポイントよ。あの子そこを責めるとね……」
「もうイイですわ。楽しみが減りますから」
「うふふふっ、そうね。ゆかりにはゆかりのやり方があるものね。あらっ、あの子シャワーから出たみたい。それじゃ、今から……そうね、3時ピッタリにいかせるわ」
「はい、それでは3時に……。お待ちしておりますわ」

麗子は携帯をしまうと1階に降りた。
「マリア、出たの?」
「はぁ~い、麗子様。サッパリしましたぁ」
バスタオルで体をくるんだマリアが姿を見せた。
「そう、それじゃ支度して」
「えっ? 支度?」
「そうよ、エステに行く支度」
「エステって、今から行くんですかぁ?」
「もう予約の電話したんだから、早くしなさい。店まではあたしが送ってあげるから」
「は、はい……」
マリアはバスタオルを巻いたまま、2階の自室へと階段を上り始めた。

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クレオパトラの指先
2010-07-18 Sun 06:23

マリアはなんとなく変わった雰囲気に目を開けた。
額のおしぼりを押さえたママの唇が、もうスグ目の前まで来ている。
「あっ、もうママさんったらぁ」
「夏バテのマリアちゃんも可愛いわぁ~。何だか目がトロンとしちゃって」
「えっ? 目が? そ、そうですか」
「うん。そんな目されると、また可愛がってあげたくなっちゃうわぁ。何なら
麗子と2人で、またじっくりと……、ねっ、マリアちゃん」
「そんな、ママさん」
「あらっ、イイじゃない。マリアちゃんだって嫌いじゃないクセにぃ」
ママの手が、マリアの太ももに乗った。
「そうでしょう? そうなんでしょう? マリアちゃん……」
その時、店のドアが開き1人の客が入ってきた。
「それじゃまたね、マリアちゃん。麗子によろしく」
「は、はい」
ママはトレイを持つと、客の元へと歩いていった。

マリアはミルクとガムシロをストローで掻き回した。氷がグラスを叩き、コーヒーがカフェオレ色に変わっていく。
そしてストローを咥えると、アイスコーヒーを一口吸い上げた。
「はぁ~美味しい。麗子によろしくって。そんなコト麗子様に言ったら、ホントにそうなっちゃうんだから」
マリアの脳裏に2人に責められた記憶が蘇った。ベッドで縛られ動けないマリアを、麗子と良子がジワジワと責め嬲っている。
しかしそんな記憶も、朦朧とする頭の中では霧の向こうに消えていく。
早くも汗を掻き始めたグラスの水滴が、マリアの細い指先を濡らした。


マリアは「アマデウス」を出ると、日差しから逃げるように家に向かった。
マリアの家、そこはエステ業界のNo1シェアを誇る「ブルームーン」の女社長、氷見川麗子の邸宅だった。
駅前から「夢の森商店街」を抜けると、住宅地が広がっている。その住宅地の中でも一番大きく、一際広いのがこの邸宅だった。
マリアはそこでメイドをしている。
「アマデウス」のママ良子が、バイトの響子と関係を持っているように、女主人の麗子もまたマリアと関係を持っている。

「ただいまぁ~、あれっ?」
誰もいないはずの玄関に、麗子の靴が脱いである。
マリアは麗子の靴の隣で自分の靴を脱いだ。
「お帰りなさい、マリア。お買い物?」
そう言いながら、麗子が奥から姿を見せた。四十路になったとは思えないライ
ンを保った体に艶やかな肌は、さすがエステ会社の社長と言うべきか。
緩やかに波打った栗毛色の髪は、フワリとその背中と大きな胸に掛かり、濡れ
た大きな瞳と妖しい唇は、微笑みを湛えてマリアを見つめていた。

「麗子様、お帰りだったんですか?」
「チョット予定が変わってね。あたしも今帰って来たトコロよ」
「そうだったんですか」
「ねぇマリア、あなた疲れてるんじゃない?」
「いえ、そんなコトないです」
「そう? 何だか目がトロンとしてるわよ」
「そう言えばさっき、ママさんにもそんなこと言われました」
「ママって、良子?」
「はい、帰りにアマデウスに寄ってきたんですけど、その時ママさんにも何だか目がトロンとしてるって……、響子は夏バテだって言うし」
「そうかもよマリア。この暑さだもん、きっと疲れが溜まってるのよ」
「うぅ~ん……、自分ではあんまりそんな感じは……」
「ねぇ、1度マッサージでも行ってみたら」
「マッサージですかぁ?」
「イイお店知ってるのよ。ねっ、予約してあげるから。シャワー浴びたら
いってらっしゃい。たまにはイイものよ。疲れも取れるし」

麗子はバスルームへマリアを追いやると2階へ上がった。そして自分の部屋に
入るとドアを閉め、バッグから携帯を取り出した。
「クレオパトラ。ココはあなたにピッタリのお店よ、マリア」
そうつぶやくと、その店の番号を押した。

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クレオパトラの指先
2010-07-17 Sat 06:24
2010:夏休みスペシャル





クレオパトラの




プロローグ
2010年、夏。
日本列島は太平洋高気圧にスッポリと飲み込まれていた。
連日35度をこえる猛暑が、もう5日も続いている。
そしてその容赦ない灼熱の刃は、ここ『夢の森』の街にも向けられていた。

この日、マリアは隣町での買い物を済ますと「夢の森駅」に降り立った。
改札を抜け、駅前のロータリーを迂回するように歩くと、幹線道路の横断歩道
の信号に捕まった。
ノースリーブの白いワンピース。右手に袋をぶら下げ、左手に白い日傘を差すマリアにも、太陽は得意げにそのナイフのような日差しを投げつけた。



「ふわぁ~暑い、暑すぎる。チョット一休みしていこうかな」
信号の変わった横断歩道を渡ると、マリアは「夢の森商店街」の入口にある「カフェ・アマデウス」に足を踏み入れた。
「はぁ~、涼しいぃ~」
店内には2~3人の客が、陽炎の立つ横断歩道を見ている。
マリアの後ろでドアが閉まると、ミニスカートから綺麗な脚を見せた、親友の響子が声を掛けてきた。
「いらっしゃいませ~って、なんだマリアかぁ~」

「あぁ響子、なにか、なにか冷たいモノをあたしに……くれまいか」
マリアはヘタり込むように壁際のテーブルに座ると、日傘と袋を隣に置いた。薄手の白イワンピースが、不快に背中にまとわりついてくる。
「もう、死にそうじゃないマリア。大丈夫?」
「うん、ダメかも……」
肩を隠す黒いストレートの髪を首元からかき上げた。髪の隙間に店内の冷気が
滑り込んでくるのが判る。
「響子、大学はもう夏休み?」
マリアはテーブルのメニューを団扇代わりに、パタパタと仰いだ。
「うん、もうとっくに夏休みだよ」

響子は女子大生で、もう随分長い間この店でバイトをしている。
それはこの店のオーナーの良子が、響子のことを気に入っているからだ。
気に入っているというのは、勿論 "そういう関係" という意味である。 

「そっかぁ、イイなぁ~。夏休み」
「アイスコーヒーでいい? マリア」
「うん、それで……、お願い、しますぅ~」
「もう、マリアったら夏バテ?」
「そんなつもりは、ないんだけど……、チョットフラフラするかも」
メニューで顔に風を送りながら、マリアは厨房に向かう響子を見送った。

「ママ、マリアが来たよ」
ママが響子に振り返った。
「あらホント? それじゃアイスコーヒー、あたしが淹れて持っていくわ」
日本人離れしたママの顔がニヤリと微笑んだ。それは妖艶ともいえる笑顔だ。
「ママはあたしとマリア、どっちがイイの?」
響子はママに体をすり寄せ、片手でママのお尻を撫でた。
「響子ちゃんはとっても上手だし、マリアちゃんはマリアちゃんで虐め甲斐があるし……、どっちとも言えないわねぇ」
ママは少し小声で言うと、アイスコーヒーをグラスに注いだ。

トレイに冷たいおしぼりとアイスコーヒーのグラスを載せて、ママがマリアの
トコロに来た。
「いらっしゃい、マリアちゃん。夏バテだって? 大丈夫?」
ママはグラスをテーブルに置くと、観葉植物の陰に隠れるようにマリアの隣に
座った。
「は、はい、大丈夫ですけど……、もう暑くて死にそうです」
「そうよねぇ、チョット異常よねぇこの暑さは。それに今は1番暑い時間帯だ
もの」
ママはおしぼりを手に取ると、それをマリアの額に乗せ上から押さえた。
「はぁ~、冷たくて気持ちイイですぅ」
マリアはその気持ちよさに目を閉じた。
「そうでしょう?」
心なしかママの声が小声になった。

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蛍の言の葉
2010-07-11 Sun 10:53
 『蛍の言の葉』は、予告やお知らせ、作者の近況報告などをお伝えします。


■お知らせ

最近HP(ホームページ)を作りました。
作ったのは一般小説をUPしている「いつかあの空の下で」です。

手書きで作ったHPですので、あまり見栄えはしませんが、
色々とデザインの変更を加えるのは楽です。

ここには今までUPしてきた作品と、書き始めた新作の連載を始めました。
新作は箱根駅伝を題材にした青春小説です。
おそらく自分としては、今までにない長編になる予定です。

 ホームページ
  『いつかあの空の下で』


■予告

そしてR18指定のこのブログには、去年のクリスマス以来の新作を、
つまり今年初の作品を、 "夏休みスペシャル" としてUPします。

タイトルは『クレオパトラの指先』です。

クレオパトラとは、「クレオパトラの微笑」で登場した、
「夢の森」の街にあるエステ店です。
ココの店長白石さゆりは、その後の作品「桃色ティータイム」という作品で、
麗子達と顔を合わせています。


なんとなく夏バテ気味のマリアは、麗子の薦めでエステに行くことに。
店は勿論『クレオパトラ』。事前に麗子から連絡を貰った店長の白石は、
従業員の青山とともに、店を貸し切りにしてマリアを待ち受けていた。
人一倍敏感なマリアの体に、ベテランエステシャンの指先が襲いかかります。


更新日は、日・水・土・祝です。

 『クレオパトラの指先』
 7月17日(土) スタートです。
 お楽しみに!

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