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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
ちゃんと抱いて
2009-08-30 Sun 07:41
15
里美さんがベッドから起き上がり、ふと時計を見た。
「もうこんな時間。そろそろ帰ろうか? お腹も空いたし」
あたし達は一緒にシャワーを浴びると、手早く着替えを済ませた。
最後に里美さんがあの花の香りのコロンを付けた。
それはピンク色の可愛い小瓶に入っていた。
「舞ちゃんも付ける?」
「うん」
あたし達は同じ香りを纏うと、一緒に部屋を後にした。

外はまだチョット蒸し暑かった。車に乗り込み、海沿いの国道に出た。

「舞ちゃん、お腹空かない? 何か食べていく?」
「そうだ、レストラン探してたんだ」
あたし達はまたレストラン探しを始めた。
「チョット遅くなっちゃたね。どうする?」
「うん、あたし夕飯食べてくるって言っちゃったし、里美さんとなら遅くなっても大丈夫だよ」
「ねぇ、あそこにファミレスがあるんだけど」
「あっ、本当だ。あそこでいいよ。あそこにしようよ」
あたしはファミレスの看板を見つめる里美の横顔を見つめていた。
あまり見かけないファミレス、その駐車場は割と空いていた。
「空いてるね。高いのかな?」
「そうねぇ、それとも美味しくないのか……」
「ここでいい?」
「いいよ、高そうだけど」
「それじゃ入るわよ。美味しくなさそうだけど」
車はゆっくりと駐車場に入った。

あたし達は窓際の、海の見えるテーブルに向かい合って座った。
でも海はもう真っ暗で、何も見えなかった。
里美さんがメニューを手に取った。
「何にする? 舞ちゃん」
里美さんがあたしにメニューを差し出すようにして見せた。
「うぅ~んとぉ、まぐろたたき丼にしようかなぁ?」
「へぇ~、お肉とか食べないの?」
「だって太っちゃうから……」
「うん、わかるわかる。カロリーとか気にするよね、やっぱり」
「里美さんも?」
「そりゃそうよ。あたしはねぇ……」
里美さんはそう言いながら、メニューをパラパラとめくり始めた。
「コレにしようかなぁ、ビーフハンバーグステーキとライス」
「えっ?」
「ビーフハンバーグステーキとライス」

それって結構カロリー高めじゃないですか、隊長。
最後は自爆ですか。

「それって……」
あたしはメニュー名の横にあるカロリー数値を見た。
「カロリー……、702Kcalだって」
「えっ? あっそう、まっ、今日のトコロは良しするか」

店員がオーダーを取りに来た。
あたしはメニューを片手に注文した。
「まぐろたたき丼と、ビーフハンバーグステーキとライス702Kcal」
「ソコは言わなくてイイから舞ちゃん」
「あっ、つい……」

エピローグ
そして注文したモノが運ばれてきた。
「いただきまーす」
二人で声を揃えて言った。割り箸を割るタイミングまで同じだった。
「ねぇ、舞ちゃんのマグロ丼は何カロリー?」
「えっ? コレ? コレは……」
里美さんがここぞとばかりにメニューを見た。
「あっ、652Kcalだって。なぁ~だ、あんまり変わらないじゃん」
「えっ、そうかなぁ~」
「マグロ美味しそうね、ちょっと頂戴」
「うん」
里美さんの割り箸があたしの前に伸びてきた。
「美味しいね、このマグロ」

そう言って里美さんが笑った。
わたしはこの笑顔が大好きだ。

「あたしもコレにすれば良かったかなぁ。もう一つ貰ってもいい?」

そんなに食べたらカロリー上乗せです。隊長。

「あぁー本当に美味しい」

そう言ってまた笑う。

里美さんは笑顔がとても素敵だ。
それは間違いない。


ーENDー

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ちゃんと抱いて
2009-08-29 Sat 08:02
14
濡れた瞳はトロリと甘く、唇は熟れた果実のように妖艶だった。

「ねぇ、舞ちゃん。69って知ってる?」
「……うん」
「やってみる?」
「うん」
あたしはチョット恥ずかしかったけど返事をした。

いいよ、里美さんとなら……。

里美さんはあたしの上でクルリと向きを変えると、あたしの顔を跨いだ。
そして腰を下ろすようにあたしの顔にソコを近づけた。
今あたしの目の前には里美さんのアソコが……。

初めて見る同姓のソコ。
グロテクスって聞いてたけど、里美さんのソコはとっても綺麗だった。

「あっ、あぁ~ん、あぁ~、あぁ~」
里美さんがあたしのソコに舌を這わせ始めた。
ビクビクと反応するあたしの体。
舌はあたしの敏感な赤い蕾をチロチロと責め嬲り始めた。
息苦しい程の快感の中、あたしも里見さんのソコを舐めた。
里美さんがしているように。
だってきっと里美さん、自分もそうやって舐めて欲しいんだろうなぁって、あたしはそう思ったから。

「あぁ、いいぃ、そう、あぁん、もっと、もっと舐めて舞ちゃん」
「あぁ、里美さんスゴイ、スゴイ感じるぅ~、あぁぁ~ん」
二人のハミングは、より一層高くなって響き始めた。

里美さんはもうあたしの感じさせ方が判ってきたみたいで、一定レベルの快感がさっきからずっと続いている。
でもあたしはあたしで、里美さんの弱いトコロが判ってきた。
コレってもしかして、素質ありってコトかな?

そうしているうちに、もう自分ではどうしようもないくらい気持ち良くて、感じ過ぎちゃって、それはつまりその時が迫ってきたっていうお告げ。

「あぁ~、里美さん逝っちゃう、あたしもう逝っちゃう」
「いいのよ、逝っても……舞ちゃん」
「里美さんも、里美さんも一緒に……」
「うん。あたしも逝きそうよ……、舞ちゃんもっと舐めて、そう、そうソコ。そうよ、あぁ、あぁイイ、もっと、あぁ、あぁ逝くぅ」
「あぁ、逝っちゃう、逝っちゃうぅ、逝く、逝く、逝く逝くぅぅ~あぁぁ~」
「あぁ、あたしも、あたしも逝くわ。あぁ逝くぅぅぅ~あぁぁ~ん……」

気がつくとあたし達は、一つの枕で向かい合うように横たわっていた。
里美さんの胸に顔を埋めるようにしているあたしを、彼女は優しく抱いてくれていた。顔を上げそっと目を開けると、そこには大好きな里美さんのあの笑顔があった。

あたしは急に恥ずかしくなって、また胸に顔を埋めた。

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ちゃんと抱いて
2009-08-26 Wed 06:44
13
さっきまで裸で向き合うのも恥ずかしかったなんて信じられない。
だって今、里美さんはあたしのアソコを舐めているんだもん。
あたしは両脚を大きく拡げて、彼女の前に全てを晒している。
それは気持ち良くて、いやらしくて……。
でもそれ以上にあたしを大切に思ってくれている、そんな里美さんの優しさを感じる。
どこまでも優しく、ソフトに。
でもそんな触り方が、逆に敏感なあたしを感じさせているのも事実だった。

里美さんの舌が、あたしの敏感な赤い突起に触れた。
今日一番の強烈な電流が全身を走り抜けた。
「あっ、あぁぁ~……」
仰け反るあたしの腰を抱え込むようにして、里美さんはソコをチロチロと舐め続ける。
感じること=幸せ。とは思わないけど、今あたしは幸せだった。

ねぇ、里美さん。もっと、もっとして……。
そんな想いを、あたしは全身で表現しているのかな?

タップリとあたしを感じさせた里美さんは、あたしのアソコを解放すると改めてあたしの上になった。
そして自分の乳首をあたしの口元に寄せた。
「舐めて……」
彼女は答えも聞かずに、マシュマロのように柔らかい胸をあたしの顔に押しつけてきた。
あたしはもう既に硬くなっている里美さんの乳首を口に含んだ。そして彼女がそうしたように、それを舌で転がした。
「んん~、あぁ~ん」

それはきっとあの窓越しに見ていたオナニー、あの時は聞こえなかった声。
その声が今、あたしの耳にハッキリと聞こえる。

里美さんはあたしの顔に胸を押しつけながら体を横に少しずらすと、あたしのアソコに片手を伸ばして……。
「あぁ~ん」
またアノ快感があたしの体に広がる。
里美さんにも感じて欲しくて、あたしは必死に里美さんの胸を舐め続けた。
「あぁ~ん、あぁ~ん、んん~、イイ~」
「あぁ~ん、あぁ~」
二人の声が、ハミングのように狭い部屋に流れる。

あぁ、嬉しい。里美さんも、里美さんも感じてくれている。

あたしは胸を舐めながら、片手を里美さんのアソコに伸ばした。
そしてすぐに指先は柔らかなヒダに触れた。
ソコはもうすっかり濡れていて……。里美さんは脚を少し開いてあたしの指を迎え入れてくれた。
「あぁ~ん、いいのよ。入れて……、舞ちゃん」
あたしはそっと里美さんの中に指を差し込んだ。
「あったか~い」
中は本当に暖かかった。
あたしは里美さんのマネをして、指を中で動かした。
「そう、いいわぁ、舞ちゃん。とっても気持ちイイ」
そう言って、濡れた瞳であたしを見た。

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ちゃんと抱いて
2009-08-23 Sun 06:58
12
里美さんの指が、ヌルヌルになったあたしの中で動いてる。
それはそっと……、それでいてとっても気持ちイイ。
里美さんはあたしと目を合わせると優しく微笑んだ。
それはあの笑顔とはチョット違って、なんて言うか大人の微笑み。
そんな感じだった。

「感じる……?」
「……うん」
あたしの中で指をくねらせながら、里美さんの顔が近づいてくる。
だから視界はすぐに里美さんで一杯になった。そして柔らかな唇があたしの唇に触れた。
もう何の抵抗もなく、あたしは舌を絡めた。  
そのキスは媚薬のように体を蕩かし、そして感じやすくしていく。
「あぁん……、あぁん」
キスの合間に吐息が漏れる。
里美さんの唇はあたしの唇を離れ、ゆっくりと胸へと降りていった。
「綺麗なピンク。可愛い……」
そう言って左の乳首にキス。
その瞬間、体が感電したように震えた。
唇はあたしの乳首をスッポリと包み込んで、そして舌がそれを転がす。
「あっ、あぁ~イイ」
里美さんの左手が指の間に乳首を挟み込んだまま右の胸を揉み始めた。
ネットリと、チロチロと、舌はあたしの左乳首を弄ぶ。
「あぁ~、あぁ~、里美さん、あぁんイイ」

目を閉じても開けても、あたしの目には里美さんしか見えない。
だって、だって……。

「あぁぁ~ん……」
里美さんはあたしの中でくねらせていた手の親指で、一番敏感なアソコを優しく、そしていやらしくコリコリと刺激し始めた。
一番気持ちいい電流が体の中を走り抜ける。
思えばあたしは、さっきから感電しっぱなしだ。

「あぁ、あぁ、そっそんな」
「もっと気持ち良くしてあげるね、舞ちゃん」
そう言って里美さんは、あたしの胸から離れゆっくりと下へと降りていった。
もちろん体を舐めながら。
やがて舌はアソコへと辿り着く、そう、濡れきったアソコへ……。

「とっても綺麗よ、舞ちゃんのココ」
そう言って、里美さんはアソコへ舌を伸ばした。
あたしの敏感なトコロで舌がチロチロと動く。
里美さんの舌が、あたしの亀裂に沿って上下している。
そう思っただけで体が熱い。あたしの体は火柱になったように燃え上がった。
快感指数は右肩上がりに上昇していく。
「いいのよ。もっと感じて、舞ちゃん」
舌は亀裂の中へ少しずつ入ってくる。
里美さんはそっとあたしの亀裂を割り開いて、ソコへ舌を……。
「あぁぁ~、あぁ~ん、んん~」
ビクンビクンと体が震える。
この震えは、きっと里美さんにも伝わっただろう。

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ちゃんと抱いて
2009-08-22 Sat 06:55
11
小さなテーブルに、空になったコーラを置いた。
そしてあたし達はキスをした。
これで4回目? 5回目だっけ? ううん、そんなの何回目でもいい。

里美さんの手があたしの肩に回ると2人の間がグッと縮まって、それはあたしと里美さんの体温が一つに溶けていくような、そんな感覚だった。

キスをしながら、里美さんがあたしをフワリと押し倒す。
勿論、あたしは素直に押し倒される。
里美さんはあたしの体をベッドの真ん中に持ってくると、上になって唇を重ね
てきた。
緊張して、ドキドキして、あたしの体はキュッと硬くなる。
でも、ずっとこうして欲しかったのかなぁ? あたし。
だって……、とっても暖かいだもん。里美さん。
優しくて、暖かくて、そんな大きなものに包まれて、あたしは天使に抱かれているような、そんな気持ちになった。

里美さんはあたしにキスをしながら、両手であたしの手首を握った。
そして手首を握ったまま、唇はあたしの首、そして胸へと滑っていく。
それだけでもう、あたしの呼吸は乱れていった。

乳房をゆっくりと登った唇は、あたしの乳首をスッポリと吸い込んだ。
「あん……」
同時に手首を握っていた5本の指が、あたしの指の間にに滑り込む。
舌が優しく乳首を転がすと、あたしはその指をギュっと握った。
乳首はあっという間に硬くなった。
「んっ、あぁ~ん……」
優しいキスから温もりが伝わる。
そこから生まれる安心感に、あたしはスッポリと包まれた。
古い心の傷口が、少しずつ癒されていくみたい。

あぁ、里美さん……好き。
もっと、ちゃんと抱いて……。

あたしの左手を握っていた里美さんの右手、その指がフワリと解けて、その手は胸から脇腹を通ってあたしのアソコへと行き着いた。
しなやかな指先は敏感な赤い突起を見つけ出すと、その上をそっと撫でた。
フワフワと快感が広がって、あたしの体は雲の上を漂う。
「気持ちイイ? 舞ちゃん」
「うん……、気持ちイイ」
里美さんは優しく微笑むと、あたしにキスをした。

あたしの目を見つめながら、里美さんは指をアソコの入口に移動させた。
そして指先をくすぐるように動かした。
「あぁ~ん……」
「入れてもいい?」
「……」
あたしは黙って頷いた。
その顔はきっと真っ赤だったと思う。

「あっ……、んん、あぁん」
里美さんの指がゆっくりと、あたしの中に入ってきた。

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ちゃんと抱いて
2009-08-19 Wed 07:12
10
「ふっ~。サッパリしたね、舞ちゃん」
「うん」
「はい、タオル」

里美さんから白いバスタオルを受け取ると、それを体に巻いてバスルームから
出た。そして2人で並んでベッドに腰掛けた。
「ねぇ、舞ちゃん。あの夕日、綺麗だったね」
里美さんの濡れた髪、とってもセクシー。あたしもこんな女性になりたい。

「うん。海に沈む夕日なんて……、久しぶりに見た。あっ、そうだ」
あたしは立ち上がると、ハンガーに掛かったワンピースのポケットに手を入れた。
「ほらっ、これ。海で拾ったんだ」
それを掌に載せて里美さんに見せた。
「へぇー綺麗ね。可愛い。桜貝かしら?」
それはまるで夕日に染まったような、2枚貝の片側だった。
「この貝も最初は2枚で一つだったのにね」

何故かあたしはセンチメンタル。
今この時を、里美さんと一緒にいられるこの幸せをなくしたくない。
そんな想いからかもしれない。
「離ればなれになっちゃって、もう1枚、何処行っちゃったんだろうね」
「そうね」
里美さんもチョット寂しげにそう答えた。

そのときのあたし、どんな顔でこの貝を見ていたんだろう?

だって里美さん、ワザとらしいくらい元気に
「ジュースで飲もっか」
なんて言うから……。
「うん、飲もう。とりあえずコーラ」
別にそれほどあたし、ブルーになってないよ。里美さん。
里美さんは小さな冷蔵庫を開けると、缶コーラを2つ取り出した。
「はい、お待たせしました。こちらコーラになりまぁ~す」
おどけた調子で、里美さんがあたしに缶コーラを渡した。
その笑顔に、あたしも思わず笑顔になる。

そしてあたしにピッタリとくっついて座った。
「それじゃ、とりあえず乾杯といきますか」
「こういう時ってナントカに乾杯、とかって言うんでしょう?」
「んん~そうねぇ、それじゃ、2人の夏に、そして今日という日に」
そう言って、缶コーラを持った手を目の高さに挙げた。
「2人がずっと、ずぅ~っと一緒にいられますように!」
あたしも里美さんの手の横に、缶コーラを並べるように挙げた。
「カンパ~イ!」
缶をぶつけて、一緒に一口飲む。

あたしは本当に里美さんとずっと一緒にいたい。本当だよ、里美さん。

「ふぅー! 美味しい」
里美さんがあたしの飲みっぷりを、目を丸くして見ている。
「あぁー、生き返るぅー」
「舞ちゃん、オヤジみたい」
2人で笑った。おしゃべりをしていると缶はすぐに空っぽになった。

そして沈黙。
それは一瞬のことだったのかもしれない。
でも2人の気持ちを確かめ合うには、十分な時間だった。

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ちゃんと抱いて
2009-08-16 Sun 07:04

こうして改めて里美さんと向き合うと、やっぱり恥ずかしい。
成熟した大人の女と子供のあたし。そんな図式が頭の中に浮かび上がる。
「舞ちゃんももう、すっかり大人ね……」
このタイミングで言うなんて、里美さん。ちょっとドキッとした。
「あたしなんて、まだ……子供、です……」
「そんなことないわよ」
里美さんの両手があたしの胸を触る。もう里美さんの顔が見れない。
「舞ちゃんも触って……」
そう言ってあたしの手首を持って、自分の胸に導いた。
あたしの掌に、フワフワのマシュマロのような里美さんの胸の感触が。
「やわらか~い」
「舞ちゃんの胸だってとっても柔らかいわよ」

お互いの胸を触りあっているうちに、だんだん気持ち良くなってきて、呼吸が
乱れ始めているのが自分でも判る。
あたしはいつの間にか目を閉じていた。瞼の裏には里美さんだけ。
そんなあたしの唇に、里美さんの唇が触れた。驚く間もなく柔らかな舌が滑り
込んで、あたしの舌を絡め取った。

もうここまで来たら、突撃です。隊長。舞、いきまぁ~す!
あたしは思いきって里美さんに舌を入れた。あたしには大胆すぎる攻撃だ。
でも里美さんの片手があたしのアソコに伸びて、花びらの間をスーッと上下に
往復させた。そして指は少しずつ中へと入ってきた。
あぁ、そんな攻撃、聞いてません。
「あぁん、んっ、んっ、んぁぁ~、あぁぁん」
やっぱり二等兵は隊長にはかないません。あたしはあえなく降伏した。

あたしはもう里美さんのなすがまま。
里美さんに掴まって立っているのがやっとだ。
里美さんはあたしのアソコを触りながら、唇を首筋に這わせてきた。
「あぁ~ん、里美さん」
「うふっ、可愛い。舞ちゃん。ねぇ、ココは?」
細い指先が、あたしの一番敏感なトコロを、ツンツンって……。
「あぁ、ソコは……、んん~、あぁ~ん」
「この間、見ちゃった」
「……?」
「舞ちゃんのオナニー」

あぁ、やっぱり。まだ持っていたのね、爆弾……。
でもそれって、チョットうれしい。

「あたしも、あたしも里美さんの……」
「いいのよ……」
「里美さん」
「いっぱい気持ちよくして上げる。舞ちゃん」
一番敏感なアソコを触りながら、また舌を絡めた。

うれしくて、気持ちよくて、優しい指使いにもっと甘えたくて。色々な気持
ちがあたしの中で溢れ返って、もうゴチャゴチャのオモチャ箱みたい。
「シャワー、もう出ようか」
「うん」
「あっちでもっと気持ちイイコトしよう」

その言葉だけで、あたしはもう蜂の巣です。隊長。

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ちゃんと抱いて
2009-08-15 Sat 08:06

小さなバスルームに2人で入った。
薄緑色のタイルが裸足の足の裏にチョット冷たい。
あたしに背を向け、里美さんはタオルを片手にシャワーヘッドを持つと、バス
タブに向けてコックを捻った。煌めくシャワーから湯気がモクモクと立ち上
り、バスルームを白く包んでゆく。
里美さんはシャワーの温度を確認するとあたしに振り返った。
「はい、流して上げる」
「うん……」
シャワーヘッドを下に向け、あたしの肩にシャワーを当てた。暖かな水流が背
中とお腹に流れ落ちていく。
「里美さんも」
あたしはシャワーヘッドを持つと里美さんにシャワーを掛けた。
湯気の中で無数の水滴が銀色の玉となって弾ける。
「舞ちゃん、体洗ってあげる」
里美さんはシャワーを腰の高さのホルダーに掛けると、掌にボディーシャン
プーを数回押し出し、それをあたしの背中に塗りつけていった。
柔らかな手の感触が背中を滑る。それだけであたしは……、感じちゃう。

白い泡だらけの手が、あたしの脇の下から前へと伸びてきた。
それと同時に、里美さんの胸があたしの背中でフワッと押しつ潰されて……。
手はそっとあたしの乳房を包み込んで、優しく揉みながら指の間に硬い乳首を
コリッと挟んだ。
「はぁぁ~」
不思議な安心感と気持ちよさに包まれて、声にならないため息が漏れた。
「舞ちゃん……」
優しいあの囁き声が耳元で聞こえると、両腕が真綿のようにあたしに巻き付い
て、里美さんが後ろからあたしをギュッと抱きしめた。
そしてうなじにキス。キスは首の後ろを回って反対側へと移っていく。
里美さんの熱い吐息があたしの耳にフワッと掛かると、あたしの体が優しい戒
めの中でブルッと震えた。
両手はもう1度あたしの乳房を包み込むと、片手がお腹へと降りてきてた。
「ココも……、洗ってあげる」
泡だらけの手はゆっくりとお腹を滑り、あたしのアソコへと近づいてくる。

うん。いいよ、里美さん。もうあたしは全部おまかせ。
核弾頭の次は、時限爆弾だったのね。
でも隊長、もう爆発の3秒前です……。

里美さんの長い指が、あたしのアソコをスッと撫でた。
快感がフワフワとシャボン玉のように浮き上がってくる。
里美さんの手は、片手は胸に、そして片手はアソコを触り続けて……。
だからあたしの体の中は、数え切れないシャボン玉で一杯になる。

親指と人差し指で乳首を摘み、コリコリと転がしては乳房を揉み、アソコに伸
ばした片手は、指先を立てるようにサワサワと全体をくすぐる。
あたしは膝がガクガクと震えだして、もう立っていられなくなった。
その時。
「流そうか……」
里美さんはシャワーを持つと、あたしの肩から泡を流し始めた。
お湯に乗った泡が、渦を巻きながら排水溝に消えていく。

「こっち向いて、舞ちゃん」
あたしはその場でクルリと向き直る。
里美さんがシャワーヘッドを高い位置にあるホルダーに掛けると、暖かな雨が
2人の胸に降りかかった。

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ちゃんと抱いて
2009-08-13 Thu 06:27

里美さんに続いて部屋に入ると、そこは狭い部屋だった。
ベッドとテレビと小さなテーブル。それに気持ち程度のバスルーム。
部屋の隅にはエアコンと小さな冷蔵庫がポツンと置いてある。
決して綺麗な部屋とは言えないけど。でも、あたしにはそれで十分だった。

「この部屋、チョット暑くない?」
そう言って里美さんがリモコンのボタンを数回押すと、エアコンはけだるそ
うに仕事を始めた。
リモコンを置くと、里美さんはあたしをジッと見つめた。
「えっ?」
何ですか? 隊長。
見つめられて、あたしの胸はドキドキと高まる。
里美さんが近づく。ドキドキが高まる。里美さんが……。
「舞ちゃん……」
里美さんの付ける花の香りのコロンが漂って、唇が近づいてくる。
「……」
そしてあたし達は、立ったままキスをした。
それは海岸の時よりも長く、体の中が熱くなる、……そんなキス。

キスをしながら、里美さんがあたしのワンピースを脱がしていく。
そして自分もポロシャツを脱ぎ、ベッドの上に放った。
そしてショートパンツを脚に沿ってストンと落とす。
「舞ちゃん、ブラ外してくれる」
ドキドキの回転数は、もうレッドゾーンに飛び込んでいる。
あたしは里美さんの背中に手を回し、震える手でブラを外した。
ブラが外れると、里美さんがあたしのブラを外した。
初めて間近で見る里美さんの体、白くてスベスベな肌、柔らかな胸、締まった
腰、そして綺麗なスラリとした脚。
それに比べたら、あたしなんかまだまだ硬い蕾。
「とっても可愛いわよ、舞ちゃん」
そんな震える子羊に、里美さんはもう1度キスをしてくれた。
子羊はもう、花の香りの中で夢見心地だった。

ショーツ姿の里美さんは、あたしのワンピースをベッドから壁のハンガーに掛
けてくれている。そんな後ろ姿がとっても艶っぽい。
あたしはベッドに座ると、今がチャンスと大きく深呼吸をして呼吸を整えた。
そして里美さんの後姿に声を掛けた。
「里美さんも、とっても……です」
あぁ、なんか声が震えて……、ガンバレ舞。
「えっ? とってもなぁ~に?」
ワンピースの皺を伸ばしながら、首だけで振り返った。
「とっても綺麗です」
「そうそう、そこが一番肝心なんだから、ハッキリ言うように」
そう言って笑ってくれた。その笑顔に緊張が少しずつ解れていく。
この笑顔があたしは大好きだ。

自分のポロシャツをハンガーに掛け、里美さんはあたしの横に腰掛けた。
そしてあたしと肩を組むように腕を回し、体を密着させるように座り直した。
「とっても可愛いわよ、舞ちゃん。それに綺麗。若いっていいわねぇ」
「里美さんだって」
里美さんの手が、あたしの胸をそっと包むように触った。
両肩がキュッと縮まって、あたしは身を固くした。
「怖い?」
「ううん」
全然そんなこと……、あたしは首を振る。
綺麗な指先が、あたしの硬い乳首をそっと摘んだ。
「あぁっ……」
ため息と一緒に、今度は力が抜けちゃう。
「おっぱい感じるの?」
あたしは大きく頷いた。
「シャワー浴びようか」
「……うん」
あたしは大きく頷くと、里美さんと一緒にベッドから立ち上がった。

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ちゃんと抱いて
2009-08-11 Tue 06:50

あたし達は暗い砂浜を、何度もつまずきそうになりながら車へと戻った。
海沿いの国道は、まだ海帰りの渋滞が延々と続いている。
あたしはフロントガラスから交通情報見上げた。
「この先渋滞5キロだって」
「お腹空いたね。どっかで夕飯食べていく?」
「うん」
あたしはゆっくり進む車から、レストランの看板を探す。
でも車の中から見るレストランは何処も込んでいて、駐車場も一杯だった。
「何処も込んでるね」
「そうね、一番込んでる時間かも」
「考えるコトはみんな同じかぁ~。はぁ~、お腹空いたなぁ~」
海で食べたラーメンは、もうお腹には跡形もない。
ドリンクホルダーの缶コーヒーも、とっくに空っぽだ。
ガードレールの向こうを、1台の自転車が涼しげに追い抜いていった。

そうして30分くらい走った時、はるか前方にレストランの看板が見えた。
「あっ、レストラン発見!」
「えっ……?」
「ホラッ、あっ、……あれ?」
レストランに見えたそれは、モーテルの看板だった。
来るときと同じ道だけど、あんなのあったけ?

何となくだけど、里美さんがそのモーテルを気にしているのが判った。
車はモーテルの看板まで、あと100メートルくらいの所まで来ている。
「ねぇ、舞ちゃん……」
里美さんの左手が、あたしの太腿の上に置かれた。

もしかして里美さん……、4発目の爆弾?
爆弾には慣れたつもりだったけど、まさか核弾頭とは。
里美隊長の作戦はいつも大胆だ。
でも、あたしは全然OK。里美さんなら。ううん、里美さんじゃなきゃヤダ。
それに、あたしからは誘えない。だって……、だって、そういうコトだ。
その先は言わなくても判るよ、里美さん。
何処までもついて行きます。里美隊長。

「いいよ、里美さん。行こう」
あたしは核弾頭を全身で受け止めた。
里美さんは黙ったまま左のウインカーを出すと、道を曲がった。

車は国道から逸れると、すぐまた右に曲がった。
国道と平行した細い裏道、それはそのままモーテルの裏へと出る道だった。
里美さんは少し走ると車を止めた。
「本当にいいの? 舞ちゃん」
何気なさを装って、里美さんがポツリと呟いた。
「うん」
別にあたしの気持ちは変わらない。
車はゆっくりと走り出し、モーテルへと入っていった。

車を降りると、あたし達はごく自然に手を繋いだ。
少しだけ緊張がほぐれる。でも力を入れているのはあたしの方だ。
そして誰もいない駐車場を歩く。
2人の前で、ガラスの自動ドアが少し軋んで開いた。

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ちゃんと抱いて
2009-08-09 Sun 08:37

里美さんの爆弾発言。まさかここで爆発するとは……。

「舞ちゃん、どうして彼氏いないの? こんなに可愛いのに……」
「あたし、男の人は……、どうも……」
「えっ? それって……」
「えっ、あぁ、その違うんです……。違うって言うか、その……」
「……?」
「実はあたし、2年前にレイプされかけたんです」
「えっ! ホント? それで大丈夫だったの?」
「えぇ、なんとか未遂に終わったので……」
「そう……」
「はい、それでそれ以来、男の人はチョットって……、感じになちゃって」
「そう、そんなことがあったの。可愛そうに……」
「ごめんなさい、こんな話……」

夕日はもう水平線に隠れ、空は藍色へと変わり始めている。
茜色に染まる水平線に、潮風が無数のさざ波を刻んでいく。

「ううん、ありがとう、話してくれて……。実はあたしもね……」
「えっ?」
「舞ちゃんに言わなきゃならないコトがあるの」
なんかイヤな……、予感が……。
「なんですか? それ……」
「ホントはね、知ってたの」

えっ? まさかまた爆弾が……。

「オナニーを舞ちゃんに見られてたの」
キターッ! 一体何発爆弾持ってるの? 里美さん。
「あたしも、もしかしたらそうかなぁーって、思ってました」
「ごめんね、ホントにごめん。でもあたし、舞ちゃんのこと好きだから……」
「そんな……、あたしも里美さんのコト……、好きです」
キャー! 言っちゃった言っちゃった、言っちゃったよ、あたし。

でも、これが本当のあたしの気持ちだし……。

「ありがとう、舞ちゃん。うれしいわ、とっても」
里美さんがあたしの目を見て、あたしも里美さんの目を見てる。

生まれたての沈黙、消える潮騒。
里美さんが唇を寄せて、あたしはそっと目を閉じる。
フワリと触れた唇に、里美さんの体温を感じた。

あたしは里美さんの目が見れなくて、その胸に顔を埋めた。
「舞ちゃん……、顔上げて」
もう1度、暖かい唇が触れた。
……長いキス。
里美さんがあたしを抱きしめて、柔らかな舌があたしの唇をノックする。
あたしは恐る恐るドアを開けた。
2枚の舌が絡み合って、体中が熱くなる。
あたしも里美さんを抱きしめた。

空に星が輝きだした。海はもう見えない。
あたしの中で、やっと秒針が時を刻み始めた。

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蛍の言の葉
2009-08-08 Sat 16:37

 『蛍の言の葉』は、予告やお知らせ、作者の近況報告などをお伝えします。

■お知らせ

来週、9日(日)~15日(土)までの更新日は以下のようになります。

9日(日)・11日(火)・13日(木)・15日(土)


暑い日が続きますが、皆様も体調など崩さぬようお過ごし下さい。

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ちゃんと抱いて
2009-08-08 Sat 06:31

>舞ちゃん。こんばんは。
>メアド教えてもらって、うれしくて早速メールしちゃった。
>明日か明後日なんだけど暇? もし暇ならドライブでも行かない?
>運転あんまり上手くないけど、海くらいまでなら平気だから。
>うん。平気だと思う。たぶん平気(笑)
>それじゃ、おやすみなさい、舞ちゃん。

あたしはスグに返信した。だって、だって……。

>里美さん、メール貰えてスゴクうれしいです。
>天にも昇る気持ちって、このことかな。
>ドライブ、明日行きましょう。あたしを海につれてってw
>明日、楽しみにしてまぁ~す。おやすみなさい zzz

翌日、あたし達はドライブに出発した。
あたしは白いワンピース。里美さんはピンクのポロシャツにデニムのショート
パンツ。行き先は海。でも出掛けたのはお昼くらいになっちゃった。

海水浴で賑わう砂浜に足を踏み入れたのは、3時を少し回った頃だった。
熱い砂に足を取られながら、あたし達は手を繋いで波打ち際まで歩いた。
長い砂浜が続き、水平線からは入道雲が噴煙のように湧き上がっている。
寄せる波が足元を洗うと、引く波を追いかけ、笑いながら次の波から逃げた。
振り返ると、パラソルの隙間に海の家の看板が見えた。

「舞ちゃん、そう言えばお昼食べてないね。なんか食べる?」
「舞はすでにお腹ペコペコです。隊長」
あたしはふざけて敬礼をしてみせた。
近くの海の家でラーメンを注文すると、それを2人で食べた。
何でもないラーメンが凄く美味しかった。

夕方が近づき、砂浜が徐々に閑散としていく。
そんな波打ち際を、2人で何処までも歩いた。途中、丸太のような流木を見つ
けた。あたし達は冷たい缶コーヒーを買ってそこに腰を下ろした。
「あぁーあっ、ワンピース濡れちゃったね……」
足元を見ると、濡れたワンピースの裾に砂がいっぱい付いている。
「あっ、本当だ。すぐに乾きますよね」
そう言ってあたしは、コーヒーを片手に砂を払った。
「まぁね。あたしはショートパンツだから平気だけどね」
「あっ! さすが隊長」
「今頃気がついたか、舞二等兵」

海を茜色に染めながら、夕日が沈んでいく。
里美さんのピンクのポロシャツが、夕日を浴びて今は真っ赤に見えた。
2人で一緒に缶コーヒーを一口ずつ飲んだ。
「うわっ、コレ苦ぁ~い……」
「どれどれ?」
里美さんがあたしの手から缶を奪うと一口飲んだ。
「ホントだ、苦い。コレは甘いよ」
里美さんは自分のコーヒーをあたしに渡した。
「ホントだ、あたしもコレにすれば良かったなぁ~」

暮れていく水平線の上を、カモメが1羽ゆっくりと飛んでいく。
「女同士なのに、間接キスしちゃったね、舞ちゃん」
そう言って笑う里美さんを、海に消えかけた夕日が照らしている。
あたしは黙って頷いた。里美さんなら全然イイよ。だってあたし……。
里美さんが笑顔であたしを見つめている。
この笑顔があたしは大好きだ。

「あたし、舞ちゃんのこと……、好きになっちゃったかも」
それって、この間以上の爆弾発言なんですけど……。

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ちゃんと抱いて
2009-08-05 Wed 07:30

それは衝撃発言と言うか、爆弾宣言と言うか……。
まさか「見ました」いやいや、「いつも見てます」なんて言えるワケないし。
それどころか昨夜に至っては、「あたしも一緒にシテました」なんて、ますま
す言えない。とにかく今は最後までトボケ通そう……。
「そ、そうだ。里美さんのメアド……、教えて下さい」
「いいわよ、ついでに番号も教えてあげる」
それから約1時間近く、あたし達はそのカフェでまったりと過ごした。
アイスティーのグラスには、溶けた氷が薄く溜まっていた。

そしてその日の夜。
あたしはいつもの時間にストレッチを始めた。
始める前に里美さんの部屋に目をやると、明かりはまだ消えていた。
チョットだけホッとすると、思いっきり開脚して上体を左足の上に倒し、息を
吐きながら30秒くらいそのまま頑張る。そして右足の上でまた30秒。そして
最後に正面で30秒頑張る。それから一通りメニューをこなして、思い出した
ように里美さんの部屋を見た。
いつの間にか明かりが点った部屋に、里美さんがいた。
やっぱりカーテンが半分開いていて、ベッドの上に里美さんが寝ている。
「里美さん……」
あたしの体はそのまま石のように固まり、目は里美さんに釘付けになった。
もうあたしの頭には、ストレッチのスの字もない。

今夜の里美さんはいつもより体が斜めになっていて、開いた脚がこっちを向い
ている。そのせいで黒い茂みもアソコも丸見えになって、右手に持った何か棒
状のモノをアソコに当てているのもよく判る。
声は聞こえないけど、右手でその棒状のモノを妖しく動かしながら、左手
で胸を揉んで、里美さんはかなり感じているようだった。
こういうのを官能的とか、エロチックって言うのかな?
イヤラシイって言っちゃえばそれまでだけど、あたしの頭にはそんな言葉は浮
かんでこなかった。
だって感じてる里美さん、とっても綺麗だったから……。

でも今日、あのカフェであんな話をしたばっかりなのに。
やっぱりワザとかな?
あたしはトボケちゃったけど、たぶん見られているのは判っていると思う。
少なくとも今は。
だって、あたしの部屋の明かりだって点いているし、それより何より、自分か
らあんな爆弾宣言をしたんだから……。

里美さんは両足を大きく広げ、棒状のモノをアソコに差し込んだ。
そしてそれが前後に滑りだす。乱れる呼吸。波打つ腰。
その動きに合わせるように、指先が乳首を摘む。
髪を乱す里美さんのため息が、ここまで聞こえてくるようだった。

気がつくとあたしの右手は里美さんの手になって、ショーツの中で濡れたアソ
コを触ってた。
「あぁぁ~ん、里美さん。そう、ソコ……」
目を閉じると思い出す。里美さんの優しい声。赤い唇。綺麗な手。
里美さんの唇が、あたしにキスをするように迫ってくる。
ドキドキと高鳴る胸をよそに、二つの唇はそっと触れ合う。
さざ波のように広がる快感に、あたしの呼吸も乱れていた。
里美さんも……、濡れてるよね。

気がつくと、里美さんの部屋の明かりは消えていた。

汗ばんだ体をシャワーでサッパリさせると、あたしは部屋に戻った。
その時、机の上の携帯がメールの着信を告げた。
あたしはバスタオルで髪を拭きながら携帯を開いた。
里美さんからだった。

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ちゃんと抱いて
2009-08-02 Sun 07:07

翌朝、月曜日。
あたしはお母さんに頼まれて、ゴミを出しに表に出た。
何日も続いている熱帯夜のせいで、今日も朝からうだるように暑い。
今日は "燃えるゴミ" の日。
収集所は里美さんの家の近くの電信柱だ。両手にゴミ袋を下げてそこまで歩く
と、すでに10袋のゴミが山になって出されていた。
あたしは両手を振り子のように振って、ゴミの上に2つの袋を放り投げた。
袋はゴミの山を転がり、アスファルトの上に横倒しになって止まった。

「おはよう、舞ちゃん」
後から聞こえた優しい声に、あたしは振り返った。
そこにはスリムなジーンズに白いTシャツを着た里美さんが、やっぱり両手に
ゴミ袋をぶら下げて立っていた。
「おはようございます。里美さん」
「舞ちゃん、学校は?」
「もうとっくに夏休みでぇ~す」
「あっ、そうか……、あたしったら、ゴメンね」
何で里美さんが謝ったかよく判らないけど、朝から里美さんに会えるなんて、
何だか今日はイイことありそうな、そんな予感がする。
でもそう言ってニッコリ笑う里美さんの笑顔。
この笑顔があたしは大好きだ。

その日の夕方。あたしの予感は当たった。
駅まで買い物に行ったあたしが幹線道路で信号待ちをしていると、後ろから里
美さんの優しい声が聞こえた。
「まぁ~いちゃん。何やってんの? お出掛け?」
「あっ、里美さん。チョット買い物してました」
「ホントかな? デートでしょう。ワンピースなんか着ちゃって。舞ちゃん可
愛いから……。ステキな彼氏がいるんだろうなぁー」
「違いますよ。そんなんじゃ、それにあたし……、彼氏いないし」
あたしは顔の前で必死に手を振って、NOのジェスチャーをした。

それにあたし、男は……。
あたしの胸の奥で、思い出したくない扉が開きかけた。

「ねぇ、舞ちゃん。もう帰るんでしょ?」
「はい……」
「何か冷たいモノでも飲んでいかない? 奢ってア・ゲ・ル」
少し遅れて歩き出したあたしに、花のようなコロンの香りがフワリと漂った。

あたしは里美さんに誘われるまま、商店街の入口近くにある『アマデウス』と
いうカフェに入った。店内は生き返るように、それはそれは涼しかった。
あたし達はガラス越しに通りの見える、2人掛けのテーブルを選んだ。
ボーイッシュな髪型に、ミニの似合う脚の綺麗な子が注文を取りに来た。
「アイスティーとチーズケーキでいい?」
「はい……」
里美さんはメニューを見ることもなくそれだけ聞くと、アイスコーヒーとチー
ズケーキを2つずつ注文した。
それからあたし達はとりとめもない話をした。あたしは部活の話やドジな親友
の事を、里美さんは今年三十路を迎えるけど、海外赴任をしている夫は帰って
来れないらしいとか。因みに里美さんに子供はいない。
そして話はその部活の話から、あたしが夜ストレッチをしている話になった。

「ストレッチって、舞ちゃんの部屋で?」
里美さんがストローを咥えて、アイスティーを一口 "ゴクリ" と飲んだ。
「そうです」
あたしもストローを咥える。そして飲もうとした時。
「あっ、そうなんだぁ……。もしかして……、見られちゃったかしら?」
「えっ?」
思わずアイスティーを吹き出しそうになった。
ソレって、アノことだよね……?
あたしは百も承知でトボケた。だって、まさか言えないし。
それであたしは、何も知らないフリで聞き返した。
「何を? ですか」
「あたしがオナニーしてるトコロ」

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ちゃんと抱いて
2009-08-01 Sat 06:52
2009 夏休みスペシャル



ちゃんといて



プロローグ
里美さんは、笑顔がとても素敵だ。
それは間違いない。
あの優しくて蕩けるような、それでいて包み込まれそうな。
そんな里美さんの笑顔が、あたしは大好きだ。

今夜もあたしは部屋のカーテンを少し開けると、
毎晩欠かさずしているストレッチを始めた。


あたしの通っている「私立夢の森女子高校」。
世間では「夢女」なんて呼ばれてるけど、あたしはこの呼び名が結構気に入っ
ている。
あたしはこの高校に入って新体操部に入部した。
そこで気がついたことが1つある。それは、あたしは体が硬いということだ。
それは3年経った今でも(よほどあたしと相性がいいのか)体は相変わらず硬
いままだ。
今ではこれも、生まれ持った素質の1つだと思うことにしている。

そんなあたしは毎晩23時になると、ストレッチをすることにしている。
何かにつけズボラな性格なあたしが、何故コレだけは続けられるのか?
それには理由がある。

あたしの家は「夢の森」の住宅街にある。
そうあたしは地元の高校に通っているのだ。
近くには一際大きな屋敷があって、なんでもメイドさんがいるらしい。
まぁ、それはいいんだけど。
あたしの部屋は2階にあって、残念なのは北向きの部屋ということ。
でもというか、だからというか、隣の家の南側の部屋が庭越しに見える。
その隣の家には、牧村里美っていう綺麗な人が住んでいて……、偶然あたしと
名字が一緒のその人のことを、あたしは里美さんって呼んでいるんだけど、
その里美さんの部屋があたしの部屋の真正面にある。
だから夜なんか部屋の明かりが着いていると、室内が丸見えになっちゃう。
別にあたしは見られてもイイんだけど……。
だってあたし、里美さんのコト……。わかるでしょ?

それで、いつからだろう……? 
里美さんの部屋のカーテンが少し開いていて、中が見えちゃう時があって。
あたしは覗く気なんて無かったんだけど、ストレッチをしてふと頭を上げる
と、里美さんがいるのに気がついた。
里美さんはベッドに横たわっていて、何かしていた。
最初はが何か判らなかったけど、段々それがオナニーだって気がついた。
あたしは慌てて目をそらしたけど、でも里美さんとっても綺麗だった。
里美さんの部屋に入ったことはないけど、ベッドはここから見える壁にピッタ
リとついているみたい。つまり、真正面にあるあたしの部屋以外からは、奥に
あるあのベッドは見えないワケ。

それからあたしは時々、里美さんのオナニーを目撃することになるんだけど、
でも、里美さんの部屋からもあたしの部屋が見えるのに……。
気がつかないのかな? それともワザと?
けしてスケベ心からじゃないけど、それがストレッチを続けられている理由。

今も全裸でベッドに横たわる、里美さんの体が見える。
大きな胸から腰に向かって波打つ柔らかなライン。そこから伸びる綺麗な脚。
そんな里美さんの体に、あたしは見とれてる。
片手を胸に、もう片手をアソコに伸ばして……。
里美さんの体は緩やかに、でもとっても艶めかしく動いていた。

あたしは気がつくとベッドに上がり、里美さんと同じコトをしていた。
勿論、カーテンを少し開けたままで。

「里美さんもあたしのコト、見てるかな?」

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