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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
ロザリオは赤く輝く
2007-11-29 Thu 19:39
† 8
わたしの体を泳ぐ10本の指は止まることを知らず、絶え間ない快感を与え続けました。全身の感度が高まりわたしの体の中に1つの欲望が生まれ始めたのです。それはまだ確信の持てないエクスタシーへの欲望でした。
紫苑様の指はそれを見透かしたように、乳首への責めを集中させ始めました。
「まだ上半身だけなのですよ。もう限界ですか?」
「はっ、でっ、でも、ああぁぁ~、でもぉ。ああっ、もうこれ以上、あぁ」
「では、今日はこれ位にしておきますか?」
その言葉に、体の快楽への欲望は頂点に達しました。
「あぁ、紫苑様。わたしは、わたしは……逝きたいのですぅ」
「そうでしょう。聖水はあなたの中の淫らな部分を顕わにするのです」
紫苑様の指は相変わらず、わたしの乳首を摘み回しています。
「それがあなたの穢れなのです。それに負けてはいけませんよ」
「でっ、でもぉ。ああぁ、いいぃ~。あぁぁ~逝きたいぃ。逝きたいのです」
「それは悪魔に屈服することに他なりませんよ。いいのですか?」
「それは、でっ、でも……。この体が、体が、ああぁ、いいぃ。あぁ~」
「心で抗っても、穢れた体が言うことを聞かないのですね」
「ああぁっ、そうっ、そうですぅ。ああぁ。あぁ、逝かせて……ください」
「悪魔の誘惑に屈するのですか? そうしてあなたをおとしめていくのです」
欲望に翻弄され喘ぐわたしを前に、紫苑様はゆっくりと言いました。
「あなたはその欲望と戦わなくてはいけません。それが自信の穢れを払うこと
になるのです」
「はぁぁ、はぁぁ、紫苑様、ああぁいい。あぁ~。逝かせてください」
「わたくしも穢れを払う者として、簡単に悪魔に屈服するわけにはいきませ
ん。今あなたに、逝ってもらうわけにはいかないのです。春奈さん」
「あぁぁ~そんな、この、この体の乾きを、どうかご理解下さい」
「あなたはこの悪魔に打ち勝たなくてはなりません」
「ああぁぁ、あぁぁ、いいぃぃ~。あぁっ、あぁっ感じるぅ~」
なんと言うことでしょう。わたしの体は完全に悪魔に乗っ取られていたので
す。無尽蔵に湧き上がってくるこの淫らな快楽は、この心の思いとは裏腹に、
暗い地下にわたしを引きずり込んでいくようでした。
到底わたしには、この悪魔に打ち勝つことは出来ないと思いました。
しかし、すでに聖水は塗られ、悪魔は目覚めてしまいました。
しかも紫苑様は責める手を休めてはくれません。
上半身だけで逝きそうになっている淫らなわたしの体から、悪魔を払おうと
わたしに戦う時間を与えていたのです。
「あぁぁ~紫苑様。もうぅ、もう逝かせてください。あぁっ、逝きそうですぅ。もういいのです。もう、逝かせてください」
「まだまだ、そうはいきません。わたくしには、あなたの中で笑っている悪
魔が見えるようです。ほらっ、乳首をこうして引っ掻くようにされると、逝き
たくなるのでしょう?」
「ああぁぁ~、そうっ、そうですぅ~。そうされると……堪りません」
「やはり堪らないようですね。んん~可哀想に。まだ続けますよ。ほらっ」
紫苑様はヌルヌルになっている左右の乳首を、指先で小刻みにカリカリと引っ
掻き続けました。それは聖水で熱く疼く乳首に、強烈で耐え難い快感を生み出
していったのです。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-27 Tue 20:32
† 7
聖水の効き目が現れ、硬くシコり立ったわたしの乳首を、紫苑様は人差し指と
親指で摘みました。そして熱くジンジンと疼く乳首にコリコリと刺激を加え始
めたのです。その動きに合わせるように胸のロザリオが前後に動いています。
「はぁっ、しっ、紫苑様。はぁっ、あぁっあぁっ」
「どうしました? 春奈さん。何か言いたい事でも?」
「いっ、いいえっ。何でも……。あぁ、くぅぅ」
「さぁ、あなたの体から穢れを追い払うのです。それまで続けますよ」
気のせいか、紫苑様の唇が笑っているように見えました。卑猥な唇が淫らに
釣りあがり、それはわたしの苦しみを楽しんでいるようにすら見えたのです。
わたしは、そんな思いを頭から打ち消そうと必死でした。
しかし上半身に塗られた聖水は、絶え間なくわたしに耐え難い快感を送り込ん
でくるのです。それはまるで性的に未開発なこの体を隅々まで開拓してゆくよ
うな、そんなうねりとなってわたしを包み込んでいったのです。
わたしの乳首は敏感の極致に達しました。摘まれただけでも腰が浮き上がって
しまう程に。それでも紫苑様は乳首から指を離しませんでした。
「あぁん、あぁぁ~んん~。ああっ、もっもう。あぁぁ~あっあっ」
「まだですよ。もう少し続けますよ」
喘ぐわたしとは対照的に、紫苑様は物静かに、ゆっくりとそう言いました。
そして時折わたしの乳房を、母乳を搾り出すように揉みしだくのです。そうさ
れると淫らな血が、まるで聖水と混ぜられていくような気になるのです。
そしてまた指は乳首に戻り、新たな快感の波を広げていったのです。
「あっ、ああっ、ああっ、くぅぅ~」
「さぁ、今度は体の方も……」
そう言うと紫苑様は、聖水でヌルヌルなっている体に優しく爪を立て、わき腹
からお臍、そして乳房から脇の下まで、くまなく10本の爪を走らせていきまし
た。爪は快感の航跡を残しながら体を滑っていきます。それはまるでわたしの
体の上で群れ泳ぐ10匹の魚のようでした。一定方向に進んだかと思うと突然
向きを変え、またあるときは5匹ずつに別れて、わたしを混乱させました。
「はぁぁ~。うぅぅっ、あぁぁ、あっ、うぅ~ん」
2つに分かれた群れは乳房を昇り、その先端をついばみ始めました。
「ああっ、ああっ、だっ、だめぇっ、そんなに。あぁぁ、いやぁ、だめぇ」
「ココは特に穢れが酷いようですね」
「ああぁ、もっ、もうあたし……。あっ、ああっ、あぁぁ~」
「どうしました? 感じてしまうのですか?」
紫苑様の瞳がわたしを見つめていました。
「はっ、はいっ、感じて……あぁぁ、あっ、感じて、しまいます。あぁぁ」
紫苑様はわたしの乳首を責めながらゆっくりと、そして静かに言いました。
「それが悪魔の力です。快楽は罪ですよ。快楽は人を堕落させます」
切れ長の目に鼻筋の通った端整な顔立ち、それが逆にとても冷たい印象となっ
て、わたしの心から抗う気持ちを奪っていったのです。
「でっ、でもっ、はっ、はい、わかりました。ああぁ、あぁぁ~いいっ」
「もし、どうしても感じてしまうのなら……耐えるのです。ただひたすら
耐え、そして穢れを追い払うのです。あなたにはそれしかないのですよ」
それは、必死にこの快感に耐えるわたしにとって、焦れったいくらいのゆっく
りとした言い方でした。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-25 Sun 08:30
† 6
ベッドから見上げる紫苑様の胸に、銀のロザリオが光っていました。
紫苑様は、お腹に溜まっていた聖水を胸のほうに伸ばしながらわき腹を、更に
乳房を迂回しながら首の下まで聖水を塗りました。下は恥ずかしい茂みを避け
ながら、太ももの付け根まで塗り伸ばしていきました。
紫苑様が再び壷を手に取り、今度は右手に聖水を溜めていきました。
そして手を合わせるように両手に塗りつけると、その手をさっき塗り残した、
わたしの両乳房に伸ばし、乳房を下から押し上げるようにして全体に塗り伸ば
していきました。
その時、わたしの体に異変が起きました。最初に聖水を塗った部分が熱を持っ
たように熱くなってきたのです。それは肌から浸透するように深く熱く染み込
んできました。
「紫苑様、なにか体が熱くなってきました」
「それは聖水が効いて、あなたの中の悪魔が目覚め始めたのです」
「えっ? 悪魔が……」
「やがて悪魔は、あなたの欲望に火を付けるでしょう」
わたしはその言葉に驚きましたが、今はこの熱さに耐えることが先決でした。
「こんなに白い肌が穢れているなんて、柔らかくて大きな胸。そしてここの色
もピンクでとても綺麗ですね」
そう言いながら紫苑様が聖水の壷を傾けると、一滴の聖水が長い尾を引きながら、わたしの乳首の真上に垂れました。
「あっ」
「どうかしましたか?」
「いっ、いいえ。何でもありません」
「今は神聖な儀式の最中ですよ」
「はい。わかっています。すみません」

わたしは今まで男性経験が余りありませんでした。もちろん処女ということは
ありません。しかしセックスという行為そのものに不純さを感じ、オナニーに
も同様の嫌悪感を持っていました。エクスタシーも数えるほどしかありまん。
しかも、それさえもそれが本物なのかどうかわからないのです。
つまりわたしの体は性的に未熟で、特に他人からの刺激というものに敏感だっ
たのです。

左右の乳首に聖水を垂らすと、紫苑様は5本の指先で乳首を取り囲むように摘
み、そして指を擦り合わせるようにして乳首を揉み始めたのです。
「あぁ、うぅ。しっ紫苑様」
「今、聖水を塗りこんでいますからね。こうした肌の薄いところには特に聖水
が効きやすいのです」
「あっ、はいっ、わ……わかり、ましたぁ」
しかしその時すでにわたしは、聖水の熱を乳房全体に感じていました。
そして最後に乳首に垂らした聖水が今、その効き目を現し始めたのです。
熱い肌のその疼きは、敏感な体を更に敏感にし、体中を性感帯にしていくよう
でした。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-24 Sat 07:32
† 5
紫苑様はわたしが服を脱いでいくのを、近くで眺めていました。コートを壁の
フックに掛け、セーターとジーンズはベッド脇のカゴに入れました。
わたしが下着姿になると、紫苑様は胸元の銀のロザリオを揺らしながら頭巾を
取りました。初めて見る紫苑様の髪でした。黒くキラキラと光る髪は首元で軽
くカールし、鎖骨の上に掛かっていました。
「下着も脱いでください」
「はい」
その言葉にブラとショーツを脱ぎ、全裸になりました。わたしは寒さに震え、
全身に鳥肌を立てながら、恥ずかしさに両手で胸と股間を隠しました。しかし
鏡になった壁には、背中もお尻も丸見えになっていたのです。
紫苑様は切れ長の目を妖しく光らせて、わたしに歩み寄りました。そして片手
でわたしの肩から背中、二の腕を撫で回したのです。
「綺麗な体。こんな綺麗な体が穢れているだなんて。まぁ、こんなに鳥肌が。
寒いのですか?」
「いえっ、大丈夫です」
「部屋はすぐ暖まります。それまで我慢してください」
「はい。ありがとうございます」
「それでは、そこに仰向けになって下さい」
紫苑様は目の前の手術台のようなベッドを片手で示しながら言いました。
そのベッドは普通のモノよりも高さがあり、ちょうどわたしの腰くらいの高さ
があります。
わたしは胸と股間から手を外すと、1度腰掛けるようにしてから冷たいレザー
の上にに横わりました。横たわるとそれは予想以上に硬く、全くクッション性
はありませんでした。そしてわたしはもう1度胸と股間を隠しました。
「両手を横に下ろしてください」
「はっ、はい」
手を体の横に下ろすと、わたしは恥ずかしさの余り目を閉じました。
しかし闇の中で紫苑様の視線を感じ、全身が熱く火照るようです。
「それでは、これからあなたの体を清めます」
紫苑様は胸のロザリオを握りしめ、祈りの言葉を唱えていました。その言葉を聞いて、わたしはようやく目を開けることが出来たのです。
紫苑様は祭壇から陶器の壷を手に取りました。その壷は大き目の徳利のような
形をしていて、色は見事なロイヤルブルーでした。その壷を左手に乗せ、右手
で支えるようにしてわたしの横に立ちました。
「ちょっと冷たいですよ」
そう言うと、壷をわたしの体の上で傾けました。壷の中から透明な液体が、
わたしのお腹の上に糸を引くように流れ出ました。
「きゃっ」
わたしはその冷たさに小さな叫び声を上げてしまいました。
「すいません……。これが聖水ですか」
「そうです。最初は冷たいですが、すぐに温かくなります」
聖水はかなり粘度があるらしく、お腹の上に溜まったまま、まるでゼリーのよ
うに流れ落ちることはありません。紫苑様は壷を傍らに置くと、制服の袖を肘
までまくり、両手で聖水をわたしの体に塗り始めました。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-23 Fri 07:42
† 4
1週間後の金曜日の夜。この日は北風が強く、星もない寂しい夜でした。
わたしはジーンズに、茶系のタートルネックのセーターを合わせ、その上にレ
ンガ色のダッフルコートを着て、約束通りにこの教会にやってきました。
予定より遅い時刻になりましたが、礼拝堂の明かりは点いていました。
扉を開け正面の祭壇まで進むと、ちょうど『祈りの部屋』の前に、紫苑様が
立っていました。この間と同じシスターの服装でした。
「紫苑様。遅くなって申し訳ありません」
「いいのですよ。これ位の時間の方が。この辺を訪れる人もいませんから。
さぁ、こちらです。わたしの後について来て下さい」
「はい」
わたしはよく意味が分かりませんでしたが、紫苑様に従い歩いていきました。
紫苑様は祭壇の前を『祈りの部屋』とは反対の方向、礼拝堂の右側へと歩いて
いきます。するとそこには小さな扉があり、紫苑様はその扉を開けて、表へ出
たのです。
「別館にご案内します。つまずかないように、足元に注意して下さいね」
そこから紫苑様は、教会の裏へと向かって歩いていきました。

月も星もない夜でしたが、地面には敷石があり紫苑様はそれをたどって歩いて
いきます。暗くて最初分からなかったのですが、教会の裏は池になっていまし
た。まだこの公園のボートに乗ったことのないわたしは、池がここまであることを初めて知りました。
2分ほど歩いたでしょうか。紫苑様の肩越しに小さな建物が見えました。
それは50メートルほど先の遊歩道の街灯に照らされ、真っ黒なシルエットと
してわたしの目に飛び込んできました。
紫苑様は、その建物に向かって歩いているようでした。
ここから見る限り、その建物は平屋で、学校の教室を半分にした位の大きさで
した。三角の屋根に十字架はなく、窓も小さな物が高い位置に1つあるだけで、中を覗くことは出来きません。別館と言うにはあまりに小さく、わたしには小屋、といった印象でした。

紫苑様はその小屋の鍵を開け、中に入ると明かりを点けました。
温かそうな白熱灯の明かりが、小屋の中を煌々と照らし出しました。
「どうぞ、お入り下さい」
「はい、失礼します」
わたしは紫苑様に続いて小屋の中に入りました。
そこはちょうど小さな礼拝堂を思わせるような作りでした。一番奥に人の背丈
ほどの十字架を置いた祭壇があり、祭壇の両側には、3本の蝋燭が灯せる燭台が、1本ずつ置かれていす。
祭壇に向かって左側にはバスルームへのドアがあり、そのドアの横から聖書の
並んだ本棚があり、そして右側の壁は、壁そのものが鏡になっていました。
ただ1つ、礼拝堂と大きく違うことは部屋の中央に置かれたベッドでした。
それはベッドというにはあまりに硬そうな、そう、それはレザー張りの手術台
と言った方が良いような物でした。
結局、窓は外から見たあの小さな物が1つだけでした。
「それでは、服を脱いで下さい」
「えっ、服を……ですか」
「そうですよ」
紫苑様は当然のように言い放ちました。
「はっ、はい」
まだ暖房が効いていないこの部屋で、服を脱ぐのは辛いことでしたが、わたし
は紫苑様の言いつけ通りに、服を脱ぎ始めました。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-22 Thu 20:49
† 3
わたしは『祈りの部屋』という小さな空間の中で、あの日の事、親友の結婚祝
いの飲み会の日にあった事を告白しました。
酔っていたので細かいことは分からない事。幸い避妊はされていた事。
それでもわたしの体は犯され、あの男に穢された事。それらの事をわたしは全
て包み隠さず紫苑様に告白したのです。
「そうですか。そんなことが……」
「はい」
「それで自分の身が穢れていると……思っているのですね?」
「そうです。事実わたしは穢れているのです」
聞こえてくる声にすがる思いで答えました。
「紫苑様、どうかわたしをお救い下さい」
「今日は日曜日ですね。毎週金曜日は時間があります。また金曜日に来ると良
いでしょう」
「でも仕事が、昼間は仕事で無理かと……」
「夜でも構いませんよ。いえ、むしろ夜の方が良いでしょう。落ち着いて話も
聞けますし、ここら辺は夜になると静かですから」
「そうですか」
「もしあなたがよければ、その身が穢れていると思うならば、清めることも出
来ますよ」
「お清め出来るのですか?」
その言葉がどれだけわたしを救ったか。まさに主がわたしの前に現れたよう
な、そんな気持ちになったのです。
「もちろんです。あなたが望むのであれば、聖水を使ってその身を清める事は
可能です。あくまであなたが望むのであればですが……」
「是非、是非おねがいします。紫苑様。聖水でこの身をお清めください」
「ふふっ、紫苑でいいのですよ。わたくしは神ではありません」
「いいえ。紫苑様と呼ばせて下さい。この穢れた身を清めてください」
「わかりました。今夜は予定がありますので、来週の金曜日にお待ちしていま
す。時間は何時でも構いませんよ」
「参ります。来週の金曜日の夜。必ずここに参ります。どうかこの穢れた身を
お清め下さい」
「……」
しばらくの沈黙のあと、わたしの後で『祈りの部屋』の扉が開きました。
振り返るとそこに紫苑様が立っていたのです。
わたしは振り返り、胸の前で両手を組むと、片膝を付いて紫苑様に頭を垂れま
した。
紫苑様は胸のロザリオを左手で持つと、わたしに歩み寄り身を屈め、わたしの
顎の下に右手を当てました。そしてわたしの顔を上に向かせました。するとそこには紫苑様のお顔がすぐ近くにあり、紫苑様はそのお顔を更に近づけ、わたしにそっと口づけをしたのです。
紫苑様の口づけに、わたしの体中の血が沸騰したように熱くなりました。
上気したわたしの顔を見て、紫苑様は優しく微笑んでいました。
赤く卑猥な唇を、三日月のように歪ませながら。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-20 Tue 19:30
† 2
紫苑様は礼拝堂の中央の通路を歩いていきました。
紫苑様の後ろを歩くわたしに、甘く蕩けるような香りが仄かに漂ってきます。
礼拝堂の中はとても綺麗で、隅々まで掃除が行き渡っていました。
両側の壁にはめ込まれた3メートル以上はありそうなステンドグラスは、水の
流れや飛び立つ鳩など、色々なモチーフがあるようでした。
中でもわたしの目を引いたのは、金髪が腰まである、ビーナスのような全裸の
女性のステンドグラスでした。
それは左右の壁に1枚ずつあり、正面に向かって右側の女性は、両手を肩の高
さに挙げ、その両手には、火の灯った赤い蝋燭を持っています。両足を肩幅に
広げて佇んでいるようでした。
左側の女性は手を水平に伸ばし、脚を大きく広げています。その4本の四肢は
鎖に繋がれています。
どちらの女性も長い金髪が、美しい曲線を伴って胸と股間を隠していました。
紫苑様は祭壇の前まで歩くと、わたしに向き直りました。
その美しい顔に微笑みを湛え、赤く卑猥な唇からは、僅かに白い歯が覗いてい
ました。
「何でもおっしゃって下さい」
それはとても物静かな話し方でした。ゆっくりと控えめな女性らしい声の中
に、強い芯の通った響きを持っていました。
「あのう、わたし実は……」
「懺悔ですか?」
「はっ、はい、懺悔したいことがあります」
「そうですか。残念ながらこの教会には懺悔室という物はありません。ですが
『祈りの部屋』という物があります。懺悔はそこでなさればいいでしょう。
どうぞこちらです」
紫苑様は再びわたしの前になると、『祈りの部屋』という場所へ私わたしを導
きました。
『祈りの部屋』は、礼拝堂の左隅にある小さな小部屋でした。
ドアを開けると椅子が1つ置いてあります。
「ここはあなたの過ちを悔い改め、祈りを捧げる部屋です。そして過去の罪を
神に告白する場所でもあります」
「はい」
「中に入って、椅子に掛けてお待ち下さい」
「はい」
そう言うと紫苑様はドアを閉め、その場から立ち去ったようでした。
中は少し薄暗く、わずかにニスの匂いがしました。でも、とても心の落ち着く
不思議な空間でもありました。
椅子に座ると、目の前の壁に人の頭ほどの細かな格子があり、そこから声が聞
こえるようでした。
暫くするとその格子から紫苑様の声がしたのです。
「どうぞ、あなたの過ちを包み隠さず、神に告白するのです」

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-18 Sun 09:10
† 1
わたしの隣には男性上司が寝息を立てていました。
わたしはシャワーを浴び、上司が寝ている間に部屋を出ました。
それからわたしが会社に行くことはありませんでした。
1ヵ月後、わたしはこの『夢の森』に越してきたのです。

穢れた心と体で、今わたしはこの教会の門の前に立っています。
門の両側に立つ太い門柱には、『夢の森聖教会』と鉄の板に浮き彫りになった
字が読めました。
「何か御用ですか?」
ふいに後ろから声をかけられ、私は息をのんで振り返りました。するとそこに
は、グレーのワンピースに同色の頭巾をかぶった、典型的なシスターの服装に
身を包んだ女性が立っていたのです。
彼女は、胸に銀のロザリオを下げていました。切れ長の目に鼻筋がとおり、
赤い唇が妙に卑猥に見えたのを憶えています。
「あっ、いえっ、別に」
「よかったら中へどうぞ……」
彼女は微笑みながらそう言うと、教会の門を音もなく押し開きました。
わたしは彼女の促すままに教会の門を通っていました。
その人の包み込むような優しい微笑みは、わたしの傷ついた心と体を癒して
いくようでした。
2人の短い陰が、茶色くなってしまった芝の上を移動していきます。私達は敷石をたどりながら、礼拝堂へと歩いていきました。
その時、歩きながら彼女が言いました。
「わたしは紫苑(シオン)と言います」
「水森春奈と申します」
わたしより頭ひとつ高い彼女の後を歩いている時、心に安堵の気持ちが広がっていきました。それは彼女に、紫苑様に頼れる何かを感じていたのかもしれません。
わたしたちは敷石を30メートルほど歩き、礼拝堂の扉の前に建ちました。
ひと際背の高い扉でした。紫苑様はポケットから鍵束を取り出すと、両開きの
木の扉の鍵を開け、その扉を押しました。扉は微かな軋み音を立てて開き、
わたしたちを中へ招き入れました。
アイボリーの色調に統一された礼拝堂に入ると、まず正面にある祭壇の上の大
きな白い十字架が目に入りました。そして歩いていくほどに、通路の両側に並
ぶ長椅子がよく磨かれていることに気が付きます。目を壁のステンドグラスに
向けると、それは天井近くまであり、表の陽光に輝いていました。

この土地の雰囲気と匂い。そしてこの教会までの道程。何もかも初めての筈の
この街に、わたしはどこか懐かしさを憶えていました。

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ロザリオは赤く輝く
2007-11-17 Sat 08:00
2007・クリスマススペシャル


金曜日の夜、わたしは教会の門の前で立ち止まると、夜空を見上げました。
身を切るような風の中に、蒼く尖った三日月が輝き、その周りではいくつもの
星が瞬いて、まるでわたしの訪問を祝ってくれているように思えたのでした。
わたしは目を瞑り、胸の前で十字を切ると、冷たい鉄の門を押し開きました。


             ロザリオはく輝く


† プロローグ
この街に越してきてまだ2ヶ月のわたしは、ようやく煩雑だった部屋も片付
き、この街での生活が軌道に乗ってきたところでした。
クリスマスも近いある日、わたしは駅の案内板で、この街に教会があることを
知りました。物心ついた頃からわたしは、今は亡き母に手を引かれ、教会に通っていたのです。懐かしくその頃の思い出がよみがえり、近いうちに1度行ってみようと、その時思ったのです。

12月にしては温かく感じられるある休日の朝、私はジーンズに、白いケーブル
ニットのセーター。その上にレンガ色のダッフルコートを羽織り、案内板の記
憶を頼りに教会へと足を向けました。
その教会はこの街の住宅街を抜けた街はずれに、ひっそりと建っていました。
そこはちょっとした総合公園になっていて、日曜日には少年野球が盛んに行わ
れるグランドが3つあり、その隣は数千坪の芝の生えた広場。そしてボートに
乗れる池がありました。公園内にはまるでひび割れのように、不規則な遊歩道が設けられています。
教会はその広場の奥に、芝に囲まれるようにひっそりと建っていました。
500坪の敷地の周りは、その先端が矢じりのように尖った、黒い鉄の柵で囲ま
れていました。
昼間に訪れたその教会は、全体を白で統一されていて、急角度の屋根に立つ
白い十字架が、冷たい陽光を反射して青空に輝いていました。
神聖さを纏ったような静寂さに包まれた空気は、わたしに子供の頃の清らかな
信仰心を呼び起こしました。

そう、わたしは穢れていたのです。

ここに越してくる前、わたしはある会社に勤めていました。大学を出てから5
年程勤めた会社でした。
お酒はあまり強くないのですが、その日は同僚の結婚を祝しての飲み会でし
た。親友同然の女の子の結婚ということもあり、寿退社をしていく彼女と別れ
がたく、わたしはいつも以上にお酒が進みました。
そして朝目覚めると、わたしはホテルのベッドで寝ていたのです。

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蛍の言の葉
2007-11-16 Fri 19:34
ー 予告 ー

今年も ”クリスマススペシャル” をお届けする時期がやって参りました。
まだ早いと思う方もいらっしゃると思いますが、全26話のため、11月からのスタートとなります。

そこで今回はその予告をチョット・・・。

タイトルは 『 † ロザリオは赤く輝く 』 です。
そうです、お察しの通り今回は教会のシスターが登場します。
『夢の森』の比較的はずれにある、『夢の森聖教会』が今回の舞台です。
この教会を訪ねる1人の女性。彼女を温かく迎えるシスター。
シスターは彼女を教会の裏にある小屋に連れて行き・・・。
物語はクリスマスの夜に向けてヒートアップしていきます。
(*^_^*)

*11/17(土)よりスタート! お楽しみに。

(この作品に限り 更新日は、日・火・木・土・祝・となります )m(_ _)m

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最終上映
2007-11-15 Thu 19:47
3 最終話
詩織はその目が気になった。出来れば隣の人と何か話をしているように見えて欲しかったが、年配女性から見れば、隣の彼女の異常に肩の入った体勢は異様に映ったかもしれなかった。
(あぁ、見られてる。私達の行為に気が付いたのかもしれない)
詩織の心に不安が広がっていった。しかしその不安の上から快感が霧のように広がり、詩織の心を白く覆っていった。
「感じる?」
「ええっ。あぁ、はぁ、はぁ」
隣の彼女が囁く声に、荒くなっていく呼吸の中で詩織は答えた。
もう詩織にこの体を止めることは出来なかった。しなやかな指によってもたらされる快感は、完全に詩織を飲み込んでいた。
視界の隅にこっちを伺う年配女性が映っている。2人の行為に気が付いているのだろう。明らかに映画を見ている様子ではなかった。
「あそこのチョットきれいなおばさん、気が付いてるみたいよ。私達のこと」
「いやっ。恥ずかしぃ」
「大丈夫よ。何も出来やしないわ」
「でも……」
「それとも止める。止めてもいいの?」
「いやっ、止めないで。お願い」
「そうでしょう? もっと感じて……ほらっ」
彼女の指は詩織を逝かせるように責め立ててきた。
「あぁっん、んんっ」
詩織は咄嗟にポケットからハンカチを出して口に当てた。ハンカチを当てると少し声を出すことが出来た。それでもくぐもった声がわずかに漏れていた。
「んんっ、くふぅ~あふっ、あふっ、うぅぅ~ん」
隣の彼女の指は敏感な紅い真珠の皮を剥き、直に指先を当てて擦ってきた。
ハンカチから詩織の喘ぎが絶え間なく漏れ続けた。
「んんっ、んんっ、あぁん~んんっ、んんっ、あぁん~、くふっ、くふっ」
もう年配女性のことなどどうでも良かった。詩織は自ら脚を広げ、腰を浮かし快感を貪った。映画の主人公になったように、この時を味わっていたかった。
「逝きたいの?」
彼女の声が、詩織の耳に映画のセリフのように聞こえてくる。
詩織はハンカチを咥えたまま頷いた。
「いいの? あのおばさん……見てるわよ」
「逝かせて……」
「そう、いいわ。それじゃ逝かせてあげる」
彼女はもう1度紅い真珠を剥き上げ、擦り上げるスピードを徐々に増した。
詩織の快感が急角度で上昇していく。指はより激しく動き、詩織にとどめを刺していく。ハンカチから聞こえる詩織の声のトーンが上がっていった。
「んんっ、んんっ、あぁん。あぁ逝く逝くっ、あぁ、逝くぅぅ~あぁぁ」
「逝きそうねぇ? ほぅ~らっ、逝きそう、逝きそう。見てるわよ。ほらっ、あのおばさんがこっち見てる。でも逝っちゃうわねぇ~。見てるのにぃ」
詩織の目にも、こっちを横目で見ている年配女性が映った。しかしもう止めることは出来なかった。その目に見つめられたまま、詩織は絶頂に達した。

それから数分後、スクリーンにエンドロールが流れ出した。
「それじゃ、あたし帰るわね。またどこかで会えるといいわね」
「ええっ、またどこかでね。さようなら」
彼女は席を立ち、詩織の前を横切ると表へ出ていった。それに続くように年配女性も席を立った。詩織1人だけが場内が明るくなるまで座っていた。

エピローグ
詩織は映画館を後にすると、商店街の表通りに出た。
最終上映の終わったこの時間、店のシャターは降り人気はほとんどない。
真っ直ぐな商店街の向こうに、明るい駅前の幹線道路が見えた。
駅に向かう数人の人の中に、先ほどの年配女性と、その後ろを歩くキャップをかぶった女性の後姿が見えた。遠目にもわかる綺麗な脚だった。
年配女性は幹線道路近くのカフェに入った。するとキャップをかぶった女性もそのカフェに入った。
「あらっ? あそこはまだやっているのかしら?」
店の前まで来ると「営業中」の札が出ている。詩織はドアを開け中に入った。
「いらっしゃいませ。どうぞ」
妖艶な顔のママが詩織を迎えた。席に着くとミニスカートから綺麗な脚を覗かせたボーイッシュな彼女が、詩織にメニューを持ってやって来た。
「ええっと、ホットケーキとコーヒーを……」
「はい。ホットケーキとコーヒー。シロップ多めでお持ちしますね……。どうぞごゆっくり。今夜は遅くまでやってますから」

詩織は店内を見回したが不思議なことに、年配女性とキャップをかぶった綺麗な脚の若い女性の姿は、何処にもいなかった。


            ーENDー

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最終上映
2007-11-14 Wed 19:31

暗がりでよくわからなかったが、キャップをかぶった彼女は詩織より5歳ほど年下に見えた。髪は全てキャップに中に入れてしまっているようだった。
映画は始まってからずっと夜の場面のため、暗い場内は一層暗い。
詩織の右隣の女性の手が瞬間的に太股に触れた。その時は気にもとめなかったが、映画の場面が昼間になった時、隣の女性の手が少しづつ詩織の脚に近づいてくるのを詩織は見た。
(痴漢、男?)
詩織はとっさにそう思った。しかし隣の人はキャップをかぶってはいるが、どう見ても女性だ。詩織以上に短いスカートから覗く綺麗な脚のラインは、明らかに女性の物だった。
今まで女性と関係を持ったことはなかったが、女からされるってどうなんだろう? という、詩織にとっては禁断の世界に、漠然とした興味はあった。
(この人、あたしに触りたいんだわ)
詩織はこの女性に興味をもった。そしてこの先自分がどうなるのか。
彼女の目はスクリーンを見つめたまま、手はゆっくりと近付いてくる。
詩織は自分から彼女の手に触るように脚を少し広げた。彼女の指先が詩織の太股の横に触れた。そして彼女の指は徐々に触れる面積を増やし、ストッキングを掃いていない生の太股の上に置かれた。膝から10センチくらいの所だ。詩織も彼女も顔はスクリーンを向いたまま動かない。手は太股の肌触りを楽しむように、ゆっくりと太股を這い昇ってくる。
今この人の手を触ったら、手を引っ込めて2度と触っては来ないだろう。
それではつまらない。詩織は彼女の好きにさせることにした。
ここまで触って詩織が拒絶しないということに、詩織からOKが出たと思ったのだろうか。彼女の手は徐々に大胆になってきた。
彼女の腕は、2人の間にある椅子の肘掛けの上を跨ぎ、スカートを押しのけながら生足の上を移動し、詩織のソノ部分に近付いてきた。

スクリーンを見る詩織の目に、斜め右前の年配の女性が目に入った。
彼女の位置は、詩織の座るシートの3つ横の2列前だ。
彼女もスクリーンを見ているが、少しでもこっちが気になれば、多少角度はあるものの、さほど顔を動かさずに自分達を見ることが出来る。しかし今はまだあの女性も気が付いていない。

隣の彼女の指先がショーツに触れた。詩織は濡れてくる自分を感じ、不自然なほど脚を広げた。指は脚の付け根のショーツの隙間から潜り込もうとしている。詩織はお尻を前にずらし彼女の指の侵入を助けた。それは同時に自分がシートに沈むことで、年配の女性から少しでも隠れる事が出来るからだった。
彼女の指が、全てショーツの中に入り込んだ。その柔らかな花園を堪能しながら、指は蜜花を開きその中に侵入してきた。
(あぁ、なんて、しなやかな指なの。これが……女の人の……)
彼女はスクリーンを見たままだ。詩織は斜め前の女性に目をやった。彼女の顔がわずかにこっちに向けられている。
(はっ、まさか……でも……)
あの女性の位置からこの行為が見えるはずはなかった。
その時、詩織の心配を余所に彼女が右の耳元に囁きかけた。
「ねぇ、これ脱がない? もっと気持ちよくしてあげるから」
その言葉に詩織は頷き、腰を上げショーツを膝までずらし片脚から抜いた。
すると右隣の彼女の手は水を得た魚のように、詩織の蜜花の中を蹂躙した。
そしてそのネットリと蜜に濡れた左の中指を、敏感な紅い真珠にあてがい上下に擦り始めたのだ。詩織の脚が反射的に閉じようとするが、彼女の右手が伸び、その膝を押さえ、詩織に脚を閉じることを許さなかった。彼女が右手を伸ばしたことで上体が詩織の方に向いた。
その時、年配女性の首がこっちを振り返った。薄明かりに見えたその怪訝そうな顔はすぐにスクリーンに向き直ったが、その目はこっちの様子を伺っているようだった。

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最終上映
2007-11-13 Tue 21:01
【20万ヒット記念作品】

                 上 映


プロローグ
『夢の森駅』の西口を出て、幹線道路を渡ったところに商店街がある。
その商店街と平行した裏通り。赤提灯の下がった居酒屋が何軒か並ぶその先に、『夢の森シネマ』はあった。
単館作品を専門としたその小さな映画館は、40年近くもこの街の人に愛され、小さいながらも堂々とした風貌でそこに建っていた。
2階建ての薄汚れたコンクリートの壁には、大小のヒビが無数に走っている。
入口の前に立つと、開け放たれた観音開きのドアの両側に、上映中のポスターと、次週上映されるポスターが貼られている。
入口の上には『YUMENOMORI CINEMA』と、曲がりくねったオレンジ色の蛍光管が、今も煌々と輝いていた。


証券会社に勤める水原詩織は、この裏通りが好きだった。特に雨上がりの裏通りはいつもより趣がある。裏通りを歩くのは、人の多い商店街を歩くよりも落ち着くからだ。
そして時折思い出したように、この『夢の森シネマ』で映画を観た。それは一般作よりも、ここでしか観れない映画という所に価値感を感じるからだった。
冷たい木枯らしに思わず肩がすくむ。コートの襟を赤いマフラーの上で合わせ、詩織は雨上がりの裏通りを歩いた。
やきとり屋の煙を押しのけしばらく歩くと、『夢の森シネマ』のオレンジ色の光が、濡れた路面を淡く染めているのが見える。
今上映されているのは「夜霧の口づけ」というフランス映画だった。
最終上映の時間まではまだ15分程ある。26歳になった記念の夜ということもあり、詩織はこの作品を観ることにした。
チケットを買い、2階へと上がる細いエスカレーターに乗った。
味気ない蛍光灯の光に照らされた2階に人の姿はなく、コーヒーの自販機が1つと、その横に映画のチラシを並べた机が置かれているだけだった。反対側にはトイレへの通路がある。
若干の寂しさはあるが、詩織にはむしろこの方が落ち着いた。
コーヒーを買いチラシを1枚もらうと、場内へ入る古い木製のドアを開けた。
正面の小さなスクリーンの前に、80席程の色あせた葡萄色のシートが整然と並んでいる。場内には回りの壁沿いと、中央に通路がある。誰もいない場内を、いつもの一番後の左端のシートへと歩いた。隅のシートにバッグを置き、コートとマフラーを脱ぐとその上に掛け、自分はその隣のシートに腰を下ろした。ストッキングを掃いていない膝上のスカートは、座ると白い形のいい太股の半分以上が露出した。
上映まではまだ10分程の時間があった。詩織はコーヒーを飲みながらチラシに目を落とした。これから上映される「夜霧の口づけ」のチラシだった。
その頃になって数人の客が入ってきた。
最初に入ってきたのは1組のカップルだった。彼らは中央の通路を中程まで歩き、通路の右側に座った。続いてサラリーマンが1人、右端の壁沿いの通路を歩き、スクリーンに近いシートに座った。
最後に40歳位の綺麗な女性が中央の通路の左側に座った。そのシートは詩織の座る一番後の左端から、2列前の中央寄りだった。
上映のブザーが鳴り、場内が暗くなった。詩織はチラシをコートの上に置き、飲み干したコーヒーを床に置くと、肩に掛かる髪を軽くほぐした。
その時、キャップを目深にかぶった一人の女性が入ってきた。彼女は後の通路を左に歩き、横から詩織に声を掛けた。
「すみません。ここいいですか?」
女性らしい包み込むような声だった。
「ええっ、どうぞ」
詩織は腰を浮かせ彼女のために隙間を空けた。彼女は詩織の前を窮屈そうに横切ると、その隣に座った。

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蛍の言の葉
2007-11-11 Sun 19:08
いつもこのブログを訪れていただき、ありがとうございます。
「狩人はバニラの香り」も無事連載を終え、カウンターも大台を超え、
気力も充実している今日この頃です。

さて、今週は新作が2本続きます。
まず、20万ヒット記念作品として、13日~15日に3日間連続でお届けする
全3話の短編、『最終上映』。

そして17日土曜日からは、今年のクリスマススペシャルがスタートします。
こちらの予告は、また後ほど・・・。

この2作品は、それぞれテンプレートも変えてお届けしたいと思っています。
お楽しみに!

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狩人はバニラの香り
2007-11-11 Sun 10:39
40 最終話
下になっていた響子が起きあがり、ママを仰向けにすると腰のディルドを外し、脚を大きく拡げさせた。そして明日香に使ったガラスの体温計を手に取った。それをもう1度消毒をすると、片手でママの大きな花びらを拡げた。
「あぁ、響子ちゃん。それはぁ……」
「だめよっ、あたしをあれだけ虐めたんだから。覚悟してね、ママ」
その時、明日香が起きあがりママの顔の方を向いて腰の上に跨った。
「ちょうどいいわ明日香。そのままママの両手を縛って」
「うん。わかった」
明日香を縛った縄がまだそのままそこにある。その縄で明日香はママの両手首を縛ると、響子の方に向き直り再びママの腰の上に跨った。
それを見届けると、響子はママの尿道に体温計を入れていった。
「ココが一番弱いのよねぇママは。さっきのお返しに明日香と2人で、タップリ責めてあげる。ほぅらぁ~こうして回されると、もうダメでしょう」
「あぁ~、そこはぁ、そこはだめよぉ~響子ちゃん。あぁ~あっ、だめぇ」
「まだまだこれからよぉママ。明日香、ママの両足を持ち上げて」
明日香はママの両足の膝の裏に手を入れ、そのまま自分の方に引き寄せながら上体を起こした。ママはマングリ返しのような体勢になった。
響子は持ち上がったままの腰の下に足を入れ、胡座をかいた。そして傍らにある綿棒入れから新しい綿棒を1本取り出した。
「さぁ、ママ。覚悟しなさい。コレはきっと効くわよぉ」
響子は左手で体温計を1度引き抜くと、まずその先だけで小さな穴を拡げるように伸ばした。そして右手の綿棒の先をその僅かな隙間にこじ入れた。
「あぁ、いやぁ~、何してるのぉ? あぁっ、だめぇだめぇ。あぁぁ~」
響子は体温計と綿棒を揃え、その長さ一杯にママの尿道に入れていった。
「ひっ、あぁっ。あぁぁ~やめてぇ~。あぁ、そんなに入れないでぇ~」
しかし両手を縛られ、腰の上に乗った明日香が両足をしっかりと抱えている。
「凄いわねぇ、ママのココ。2本も飲み込んじゃって。さぁいくわよママ」
響子は体温計は動かさずに、綿棒だけをゆっくりと引き出した。綿棒がガラスの上を滑り、小さな穴の中をその綿で擦りながら動いていく。
「ひぃっ~ひぃぃ~、あぁぁ~いやぁぁ~だめっ、だめぇ~やめてぇ~」
「どう? ココが弱いママには堪らないでしょう。さぁ、今度は入れるわよぉ。明日香、しっかり押さえといてね」
「うん。大丈夫。ねぇ、ママ。あたしも気持ちよくしてぇ」
明日香は両膝でママの体を挟みつけ、蜜壺をママの口の上に下ろした。
「ふふふっ、ママ。明日香を逝かせるまでコレを続けるわよぉ。ほらぁ」
響子が綿が見えるまで引き抜いた綿棒を再び入れ始めた。擦られたばかりで敏感になっている尿道を、逆方向に綿が擦りながら深く入っていく。
「ひっ、ひぃぃ~。あぁっ、あぁっ、だめぇぇ~。抜いてぇ、抜いてぇ」
「んん? だぁ~め、明日香を逝かせるまで何度も何度も擦ってあげる」
「もうぅ、ママ。ちゃんと舐めないと逝けないよぉ。ほらぁ」 
明日香がママの口に蜜壺を押し付けた。ママは響子の責めに悶えながら、明日香の蜜壺に舌を伸ばし必死に舐め続けた。
「あぁぁん、気持ちいい。ママ。ホントに上手ねぇ。あぁぁん、逝きそうぅ」
しかし明日香は逝きそうになると微妙に腰を浮かせた。それはそのまま響子の責めを長引かせることになる。響子は綿棒を回しながら出し入れを始めた。
「いやっ、回さないでぇ。お願いぃ。あぁっ、だめぇ。いやぁ、もうだめぇ」
口の回りを明日香の蜜で濡らしたママが喘いでいる。響子はママの敏感な果実に吸い付き、大きな果実を舌先でねぶりながら、尿道の奥で綿棒を回した。
「ひぃぃ~、そっ、そんなことされたら、いっ、逝くぅ~逝くぅ~、あぁ~
逝くぅ、逝く逝くぅ、逝ちゃうぅ~あぁぁ~ああぁぁぁ~ひぃいい~」
大きく叫びながら熟女の肉が波打った。明日香も同時に絶頂を迎えていた。
時計の針はいつの間にか、日付を越えていた。

エピローグ
台風は早足でこの街を駆け抜け、窓を叩く雨音も風の音も聞こえなかった。
ママが寝室の窓を開けると、温かな湿った風が吹き込んだ。
「ねぇ、2人とも今夜は泊まっていきなさい。ねっ?」
「あたしはいいけど、明日香は? どうする?」
「あたしも泊めて貰おうかな? もう電車もないし……」
「家の人は大丈夫?」
「あたしアパートで一人暮らしだから、その辺は気にしないでください」
「そう、それじゃ……、どうする? 3人でこのベッドに寝ましょうか」
ママは窓を閉め、カーテンを引いた。
3人は響子を真ん中に、全裸のままでベッドに横たわった。
「ねぇ、明日香。明日の朝は駅まで一緒に行こう」
「うん。明日はあたしが触ってあげるよ。響子」
それを聞いていたママが話に割って入った。
「ねぇ、明日香ちゃん。住んでるアパート教えて。今度行くから」
「ママはねぇ、あたしと明日香ばっかり楽しんでるから妬いてるのよ」
「そんなことないわよぉ。もう、響子ちゃんたらぁ……」

3人が眠りに付いた頃、夜空には明るい三日月が輝いていた。


               ー END ー

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狩人はバニラの香り
2007-11-10 Sat 11:57
39
明日香は両手の縄を解かれベッドの端でグッタリとしていた。
その横では、まだ熱の冷めやらぬ2人が絡み合っている。
ママは響子に足を大きく開かせるとその蜜壺に舌を入れ、ジュルジュルと卑猥な音を立ててその蜜を掬い取るように舐め取っていた。そしてママの目はその下にある、響子のアナルに注がれた。
「ふふふっ、響子ちゃんのココ、さっきのアレで責めてあげる」
ママは響子が明日香に使った赤いディルドを腰に付けると響子を四つん這いにした。赤いディルドの先端のすぐ前に、薄紫のアナルが静かに息づいている。
「あぁぁ~、入れてぇ、ママ。それで響子を犯してぇ」
「ふふふっ、いいわよぉ。犯してあげる。あたしの気の済むまでねぇ~」
ディルドの先が響子のアナルに入れられた。そのまま一気に奥まで突き入れ、抜けるギリギリまで引き抜くと、再び奥まで一気に突き入れる。
「あぁ~、あぁ~。いいっ、いいっ、あぁ~いいっ。もっとぉ。もっとぉ~」
「んん? タップリ犯してあげましょうねぇ~。ほらっ、あなたも簡単には逝かせないわよぉ~。こうして焦らすのがあたしは好きなんだからぁ」
「あぁ~いいっ。気持ちいいぃ。ああぁ、ああぁ、ああぁ、気持ちいいぃ」
ママはスイッチを入れたローターを摘み上げると、その熟した大きな胸を響子のお尻に乗せるようにして前屈みになり、右手を前に回してローターを敏感な果実に押し当てた。そして出来る限り腰を動かし、ディルドを突き入れる。
「あぁ、いいぃ~。あぁ~あぁぁ~。あぁぁ感じるぅ、堪らないわママ~」
「ほらっ、ほらっ、ほらっ、ほらほらっ。もう逝きたいでしょう~。んん?」
「いっ逝きたいぃ。逝かせてママ。ホントに、ホントに逝きたいのぉ~」
「まだだめよ。もっと楽しませてぇ響子ちゃん。このまま仰向けになって」
ママはディルドを入れたまま響子を仰向けにすると、上に覆い被さって腰を突き上げるようにしてディルドを出し入れした。ママと響子の胸が重なり、シコり起った乳首が互いに潰し合っている。
「柔らかくて張りがあって気持ちいいわぁ。あぁぁん、このコリコリとした乳首が堪らないわねぇ。もっと悶えてぇ響子ちゃん。ほらっ、もっともっと」
ママの腰がしなやかに動き、響子のアナルにディルドを突き入れ続ける。そして自ら乳首の感触を楽しむように胸を押し付けていた。
「ねぇママ。逝かせてぇ。もうっ、もうホントに逝かせてぇ。あぁ~あぁ~」
「んん~まだまだ。気が済むまで犯すって言ったでしょう。ほらっ、ほらっ、
もっと悶えなさい。ほらっ、ほらっほらっ、んん? 堪らないでしょう」
「はぁはぁ、逝かせてぇ。逝かせてぇママ~。ああぁ、ああぁ、逝くぅ~」
「このお尻の快感が、ほらっほらっ、好きなんでしょう。もっとじっくり味わっていいのよぉ~。響子ちゃん?」
ママの腰は片時も休まず響子のアナルを犯し続けている。ママは首を傾け響子の首筋を舐め上げた。そして唇を移動させ、喘ぎ続ける口に舌をねじ込んだ。
「あぐぅ、うぅっ、ああっ、ママ。あぐぅ、マ、あうぅママ~。あぁいいっ」
ママは熟女の柔らかな舌を絡ませながら、キスを延々と続けた。
「さぁ、逝かせてあげる。ほらっ、逝きなさい。キスをしながら逝くのよぉ」
そう言ってママは舌を絡ませると、唾液をトロトロと響子の口に流し込みながら、腰の動きを徐々に早めていった
「あぁ~いっ、逝くぅ~逝くぅ。あぁ逝く逝く逝くぅ~。ああぁぁぁ~」
その瞬間ママはとどめを刺すように、ディルドを一際深く突き入れていった。

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蛍の言の葉
2007-11-08 Thu 20:06
*20万ヒット達成!

11月7日未明、カウンターが ”20万” を超えました。
これもひとえに、このブログを訪れてくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
m(_ _)m

正直、20万ヒットは今週末辺りを予想していたのですが、
思ったよりも早い達成で自分でも驚いています。
これに奢ることなく、またこれを励みに、皆様に楽しんでいただける
小説を書いていきたいと思っています。

これからも『あなたの燃える手で』を、よろしくお願い致します。

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狩人はバニラの香り
2007-11-07 Wed 19:16
38
「さぁ、約束通り責めさせてもらうわよぉ」
ママは明日香の足を開かせると、片脚の上に横になり自分の体重を預けた。
そして響子がもう一方の足の上に横たわった。両手を縛られたまま明日香はその四肢の自由を完全に失った。
ママが白い箱を引き寄せ、中から水銀の入ったガラスの体温計を取りだした。
「やっぱりそれかぁママ。ちゃんと消毒してよ」
「大丈夫よ。ちゃんとアルコールも用意してあるから」
ママが白いガーゼにアルコールを染み込ませ、体温計を拭いた。
「本当は今夜当たり自分でするつもりだったんでしょう。ママ」
「うふっ、わかるぅ。でも、もっとイイ使い道が出来たわぁ」
「さぁ、明日香ちゃん。お医者さんごっこよぉ。今ママが診てあげますからねぇ。響子ちゃん、ここを拡げて」
「はい。先生。これでいいですかぁ」
響子は明日香の花びらを拡げ、その花芯を露出させた。そしてそのまま花びらを押さえ付けている。
「そうね。そのままにしておいてぇ、今コレを入れるから。明日香ちゃん、痛かったら言って下さいねぇ。さぁ、入れますよぉ」
明日香は何をされるのかよく分かっていなかった。しかしその疑問はすぐに解けた。明日香は自分の尿道に異物感を感じたのだ。
「えっ? 何? いやぁ、怖い」
しかしママは摘んだ体温計の先端を、小さな穴の中に押し進めていった。
「大丈夫ですよぉ~。ほら、もう先が入りましたよぉ」
「あぁっ、いやぁ、いやぁ、だめぇ」
ママは明日香が痛がらないか確認すると、体温計を更に挿入していった。
「どう? 初めてでしょう? 明日香ちゃんのココのバージン貰っちゃったわぁ。ほぉ~らぁ~、抜きますよぉ」
体温計はその先端を残し引き抜かれ、再び挿入されていった。
「あぁ、何か、何か気持ちいい。あぁ、いやぁ、感じちゃうぅ」
「そう、感じちゃうのぉ? それじゃコレはどうかしらぁ? ほぅ~らぁ~」
ママはガラスの体温計を、明日香の小さな穴の中で回転させながら出し入れを繰り返した。
「あぁ、いやぁ、何コレ? あぁっ、だめぇだめぇ。いやぁ、こんなのぉ」
「さぁ、響子ちゃん。ここの皮を剥いてあげて頂戴。明日香ちゃんに新しい快感を教えてあげるんだからぁ」
「はぁ~い。こうやって丸裸にして……。コレでいいですかぁ、先生?」
響子の指先が明日香の敏感な紅い実の皮を完全に剥き上げた。ママの唇が舌を伸ばしソコに近付いていく。そして舌先で弄びながら体温計を出し入れした。
「ひっ、ひぃぃ~。ママ、やめてぇ。あぁっ、逝きそうぅ~。逝きそうぅ~」
「どう? 明日香。初めての感覚でしょう。このまま逝くのよぉ。ママにココを責められながらねぇ」
ママが一際強く敏感な実に吸い付いた。吸いながら舌でネットリと嬲りまわした。そして体温計を深めに入れ、指先で左右に捻って回し続ける。
「あぁぁ~だめぇ~。逝っちゃうぅ~、いっ、逝くっ。逝くぅ~あぁぁ~」
明日香のソコに唇を押し付けながら、ママが妖艶な笑みを浮かべていた。

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狩人はバニラの香り
2007-11-04 Sun 10:00
37
ママの舌先が、明日香の硬くシコり起った胸の果実を弾き続けた。
「あぁぁ~、いいっ、いいっ、逝くぅ~、逝くっ、逝くっ、逝くぅぅ~」
「んん~まだまだ。こっちも頂戴、明日香ちゃん」
ママは反対の果実に吸い付いた。今までしゃぶっていた果実を指先で摘み、コリコリと捻り回している。
それを見下ろしている響子は、明日香の反応を見ながら、逝かせないように腰のスピードを調節していた。
「はぁ~はぁ~。いっ、いやぁ~、逝かせてぇ~、あぁっ、逝くぅ。逝くぅ」
「まだよぉ、明日香。まだまだ。もっと悶えて、その可愛い声をもっとあたしとママに聞かせて」
「そうよぉ。ほらぁ、こうしてあげましょうかぁ?」
ママは明日香の腰の横に転がっていたローターを取ると、ディルドの出入りしているすぐ上の敏感な果実に押し付けた。ママの顔に妖艶な微笑みが広がる。
「ひっ、ひぃぃ~だめぇ~。いっ逝っちゃう。いっ逝っちゃうぅ~。だめぇ」
「そう簡単には逝かせないわよぉ~。ほらっ、ほらほらっ。まだまだよぉ」
ママは明日香が逝きそうになると敏感な果実からローターを離し、またすぐに押し付けた。明日香は絶頂間近で、急ブレーキを掛けられたようにその瞬間を繰り返し奪われた。
「どぅ、これじゃ逝けないでしょう? 可哀想にぃ。もっと泣きなさい」
「あぁっ、あぁっ、いやぁ、逝かせてぇ。逝かせてぇ、お願いぃ~」
「ほぉ~らっ、奥までしっかりと突いてあげる。ほらっ、ほらっ、ほらっ」
響子の腰が明日香に力強く叩き付けられた。
「あぁっ、あぁっ、あぁっ、いやぁ、だめぇ、あぁっ、いいっ、あぁっ」
それと同時にママも明日香の上に体重を乗せ、ローターで敏感な果実を撫で回し続けている。
「あぁぁ~もうだめぇ~。逝くぅ~、逝っちゃうぅ~。あぁっ、逝くぅ~」
ママは明日香の悶えるその顔を覗き込みながら、ローターのスイッチを手元に引き寄せた。
「もう、逝きたくて堪らないのねぇ。明日香ちゃん。んん~?」
「お願い、逝かせてぇ。逝かせてぇ。お願いだからぁ~。あぁ~いいっ」
「ホントに敏感ねぇ、明日香。でも逝ったら別の責めが待ってるわよ」
その響子の言葉にかぶせるようにママも言った。
「そうよぉ明日香ちゃん。まだ誰も触ったことのない所を、責められるのよぉ。だめぇ、って言っても許しませんからねぇ」
「いいからっ、いいから逝かせてぇっ、ねっ、お願いぃ~。あぁ、逝きたい」
「そうっ、それじゃ逝かせてあげる。覚悟してね。ほうぅ~らぁ逝きなさい」
響子の突くディルドが勢いを増し、ママはローターのスイッチを『強』にすると、明日香の果実を押し潰しながら擦り上げた。
「ひっ、ひぃぃ~。いっ、逝くぅ~逝くぅ~逝く逝く逝くぅ~あぁぁ~あぁ、だめぇ、ひぃぃ~ひぃぃ~逝くぅぅ~あぁ~あぁぁ~あぁぁ~……」
断末魔の声を長く引きながら、反り返る腰はママごと持ち上げ落下した。
「ふふふっ、すごい逝き方ねぇ、明日香ちゃん。気持ちよかったでしょう」
「明日香ったら、もうグッタリしてるわ」
そう言いながら響子は、赤いディルドを明日香の蜜壺から引き出した。

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狩人はバニラの香り
2007-11-03 Sat 08:42
36
明日香はマングリ返しのまま敏感な果実にローターを押し当てられ、蜜壺には筋張った黒いバイブを出し入れされている。そして更に今、ママが指をアナルに根元まで差し込み、押し付けながら掻き回し始めた。
「ひっ、ひぃぃ~。だめぇ、今はぁ、今は赦してぇ。あぁっ、あぁ~」
「いいわねぇ、明日香。ママにこんなに気持ちよくしてもらってぇ」
ママは敏感な果実にローターをグリグリと押し当てながら、アナルの中で手首ごとこねくるようにして、指を思い切り暴れさせた。
「ほぅ~らぁどう? 明日香ちゃん。堪らないでしょう。ほらっ、ほらっ、ほぅ~らぁ~ほぉ~らぁ~、まだまだじっくりと虐めてあげるわよぉ~」
「あぁぁ~いいっ、いいぃ~。凄いぃ~。あぁっ感じるぅ~、逝きそうぅ~」
「逝きそう? だめよぉ~まだぁ。ほぅ~らぁ、ほぅ~らぁ~」
絶頂の時が近い明日香を見下ろし、2人が妖しく微笑み合った。それは悶える獲物をネチネチといたぶる、残酷な狩人の微笑みだった。
「まだまだこのままよぉ、明日香ぁ。言ったでしょう。じっくりと虐めてあげるって。ママはねぇ、明日香のこと、こうやって虐めたかったんだってぇ~」
「それも生殺しのままよぉ、明日香ちゃん。好きでしょう? ナ・マ・ゴ・ロ・シ……」
「あぁぁ~いやぁ。そんなの……やめてぇ。お願い逝かせてぇ~」
「そう、逝きたいの。それじゃ……」
響子は一度明日香から離れると、白い箱から赤いディルドを取り出した。それはベルトで腰に装着できるようになっていた。響子はそれを履くとしっかりとベルトを締め、明日香の前に戻ってきた。
「見てぇ、明日香ぁ。これで逝かしてあげる」
響子の股間に反り返る、赤いディルドが明日香の瞳に映った。
ママが明日香をマングリ返しから元に戻し、脚を開かせる。
「あっ、いやぁ」
その足の間に響子が膝立ちになり腰を進めた。響子は明日香の片脚を持ち上げ、そして片手でディルドを持ち、明日香の蜜壺に導いた。それを助けるようにママがもう一方の脚を持ち上げ、響子が入れやすいように脚を広げた。
響子の付けたディルドの赤い先端が、明日香の蜜壺に僅かに埋まった。
明日香が首を上げると、今にも入らんばかりの赤いディルドが、自分の黒い恥毛越しに見え隠れしている。
「さぁ、入れるわよぉ。明日香」
「あっ、あぁぁ。まっ、待ってぇ。響子ぉ」
響子は黙ったまま微笑むと、腰を押し進めた。赤いディルドは蜜を纏わせながら、明日香の蜜壺に滑り込んでいった。
「あっ、あぁっ、あぁぁ~、うぅ~ん。あっあぁぁ~」
「どう? 明日香。ほぅ~らぁ~、こうされたらぁ?」
響子は明日香の両足首を持って持ち上げると、腰を大きくグラインドし始めた。
赤いディルドが明日香の花びらをひしゃげ、ベッドの上で弾みながらリズミカルに出し入れされた。そのまま深く浅く明日香を責め立てる。
「あぁっ、あっ、あっ、あぁ~。いいっ、いいっ、あぁぁ~ん。いいぃ~」
明日香は熱い吐息を漏らし胸を仰け反った。その胸にママが上半身を重ねるように乗り、体重を掛けながら胸の果実に柔らかな舌を伸ばして近付いた。
「さぁ、乳首責めよぉ。明日香ちゃん」

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蛍の言の葉
2007-11-01 Thu 19:51
ー 予告 ー

日頃このブログを訪れていただき、本当にありがとうございます。
皆様のお陰をもちまして、このブログが20万ヒット目前となりました。
そこで、 ”20万ヒット・記念作品” と題しまして、
短編をお送りしたいと思います。
タイトルは 『最終上映』 です。

舞台は夢の森商店街の裏通りにある「夢の森シネマ」です。
昭和の匂いを残す、この古い映画館を訪れた水原詩織。
上映中、隣に座った女性から詩織の太腿に手が伸びて・・・。
全3話でお届けする『最終上映』。お楽しみに。

* 11/13~15日、3日間連続でお届けします。 

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