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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
蛍の言の葉
2006-12-31 Sun 20:18
いよいよカウントダウンも間近になってきましたね。
皆さん。やり残したことはありませんか?

8月にこのブログを始めて、4ヶ月で年越しを迎えようとしています。
この間、どうにか2本のストーリーを完結することが出来ました。
決して更新ペースは速くありませんが、そんな私にお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
来年はより腕を磨き、皆様にお楽しみいただける小説を書いてゆきたいと思っています。
また来年も、『あなたの燃える手で』よろしくお願いします。


もう1つ寝るとお正月~♪
お節に、お餅に、お雑煮たべて、それに飽きたらカレー? ラーメン?
炬燵でミカンもいいなぁ~。
でも、飲み過ぎ、食べ過ぎにご注意下さいね。外から帰ったら手洗い、うがいを忘れずに。(薬のCMかっ!)
かくいう私は、正月はもっぱら寝正月ですが…… (*^_^*)

それでは皆さん、よいお年を!


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蛍の言の葉
2006-12-30 Sat 14:00
2006年も、もうすぐ終わりですね。
皆さん、もう正月休みでしょうか。
お正月もお仕事の方、ご苦労様です m(_ _)m

クリスマスのショート連載、最後まで読んでいただいた方、
どうもありがとうございます。
今は次回作の構想を練りながら、まったりしている蛍月です。


次回作は『貴婦人とメイド』とは全く別ストーリーで、
舞台となる街は麗子の館のある同じ街で、
そんでもって『Winter Angel』で出てきたカフェ
「アマデウス」も使ってみようか?
それから登場人物も少し増やして、それから、えぇ~とっ ・・・。
(大丈夫かな?そんなことして・・・)(^_^;)
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W inter Angel
2006-12-26 Tue 23:24
エピローグ
「はぁ~っ、参った参った。何で雪まで降ってくるわけ。あぁーあっ、もうこんな時間。麗子様起きてるかな?」
マリアは階段を上がると麗子の自室をノックした。
「麗子様。麗子様?まだお休みですか?」
ドアノブに手を掛けて訪ねてみるが中から返事はなかった。
「やっぱりまだお休みみたい」
マリアが諦めて戻ろうとしたとき、突然ドアが開いた。
「マリア。マリア」
目を赤く潤ませた麗子がマリアを両手で抱きしめた。
「どうしたんですか?麗子様」
「マリア、あなたどこに行っていたの?捜したのよ」
「クリスマスケーキを取りに、ケーキ屋さんまで行ってました。予約してましたから」
「だってあなたの靴、玄関にあったじゃない」
「ああ、新しいブーツ買ったんです。自分へのプレゼントに。この前『アマデウス』に行ったときに思い出して。そしたら歩きにくくて、おまけに雪は積もってくるし、いつもの倍くらい時間掛かっちゃいました」
「そうだったの。この間悲しそうに空を見上げてるからつい・・・」
「えっ?そうですか?クリスマスなのに雨だから、この雨が雪にならないかなぁって、思ってたんですよ」
「マリア、あたしこの間ね・・・」
麗子は夢のことをマリアに話そうかと思った。
「ううん、何でもない。もういいの」
「何ですか?麗子様ぁ。気になるじゃないですか」
「いいのよ。もういいの。あなたがこうして、ここにいてくれれば」
「変な麗子様」
麗子はベッドの脇に腰を下ろした。その時、1枚の白い羽が舞い上がった。
そうだ、この羽は?この羽はマリアの・・・。
「あれ、すみません。羽落ちてました?この間掃除した時に落ちたんですね」
「えっ?掃除?」
「はい、羽根枕はたきましたから。バルコニーで」
バルコニーで羽根枕を・・・その時の羽がさっき窓を開けたときに、吹き込んだ風で舞い上がって。
「あっ、そ、そうなの。あたしったら」
夢、夢、みんなただの夢なのに。その夢にいい大人が翻弄されて、本当に恥ずかしい。麗子は夢の話をマリアにしなくて良かったと、内心ほっとした。

「なんだかお腹空いちゃった。何かスープでも作って、マリア」
「早いほうが良ければ、インスタントのミネストローネスープがあります。お時間をいただければマリアが腕によりを掛けて、クラムチャウダーを作りますけど。どちらにいたしますか」
「そうねぇ。クラムチャウダーをいただこうかしら」
「はい。それでは早速」
マリアは部屋を飛び出すと、階段を駆け下りていった。
「いいのよ、時間が掛かっても。あなたが作ってくれるんだもの。マリア。
いくら時間があっても、あなたがいない時間では意味がないもの」
暫くして麗子はキッチンへ顔を出した。
「マリア、夕方からモーツァルトコレクションに出かけるわよ」
「はいっ、麗子様。最高のクリスマスプレゼントです」
マリアは最高の笑顔で麗子に振り返った。
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W inter Angel
2006-12-26 Tue 00:08

麗子はマリアの片脚をソファの背もたれに掛け、もう片方の脚は床に降ろし、左手で花弁を大きく割り開いた。
「ああぁ~ん。麗子様ぁ」
「今夜はコレでかわいがってあげるわ。マリア」
麗子は右手に握ったクリスタルの張り型をマリアに見せた。リアルな形をしたクリスタルは、その向こうに点滅するツリーのカクテル光線を、その中で歪曲させていた。麗子はマリアの蜜をそれに塗り付けると、目の前に拡がった花弁の奥にゆっくりと差し込み、出し入れを繰り返した。
「どう?滑りがよくて気持ちいい?」
麗子は緩急を着けマリアを責めた。
「マリア。今夜は歳の数だけ逝くっていうのはどう?ふふふっ」
「そっ、そんなに。お赦し下さい。麗子様ぁ」
「ほぅ~らぁ、こうやって、ほらほら」
「あうっ、ああぁぁ~。れっ、麗子様ぁぁ~。はぁぁ、ああぁ、いいっ」
マリアの喘ぎ声が聖夜の館に響き渡った。

翌朝。クリスマスの月曜日。
「マリア、今何時?・・・マリア。マリア?」
昨夜、麗子はマリアを責め嬲り、その後2人で自室に移動し、今度はマリアに奉仕させ、自らもたっぷり快感を貪った。そしてそのまま眠りに着いた。
マリアも一緒に。そうマリアも一緒だった。しかし麗子の横にマリアはいなかった。
「マリア。どこへ行ったの?」
あの夢の記憶が不安となって麗子の中に頭をもたげてくる。麗子は自室を出てマリアの部屋へ行きドアをノックした。
「マリア。マリア。いないの?」
静かにドアを開け、そっと覗き込む。
「マリア?マリア。寝てるの?」
足音を忍ばせるように麗子は部屋に入った。
しかしそこにもマリアはいなかった。カーテンの閉まった部屋は薄暗く、ベッドを使った形跡もない。毎朝開くPCも今は閉じられたままだ。
1階に降りバスルームを確認する。やはりバスタブは空っぽだった。玄関の隅にあるマリアの靴も昨日のままだ。
館の中はすべて探したがマリアはどこにもいなかった。
時計の針は午前9時30分を回っている。
麗子はもう一度自室に戻った。バルコニーへのカーテンを開けると、弱い冬の日差しが射し込み、部屋の中に暖かみを運び込むようだった。
昨夜からの雨はいつのまにか雪に変わっていた。あの夢のように空から舞い降る雪は、無数の天使の羽のように見えた。窓を開けると雪と共に寒風が麗子を貫く。あわてて窓を閉めた麗子が振り向いたとき、1枚の白い羽がゆっくりとベッドの上に舞い落ちた。
まるでマリアの”サヨナラ”のメッセージのように。
「マリア。あなたまさか本当に・・・まさか、まさかそんな事。あるわけないじゃないの」
泡のように浮かんでくる夢の記憶、その度にそれを打ち消す。しかし、それではマリアはどこへ行ったのか?そしてこの羽は?
麗子の中で全てがあの夢に収束してゆく。いかに打ち消しても、雪が、羽が、そして消えてしまったマリアが、何よりも目の前の事実が、夢を否定する麗子を夢に引き戻していった。
「ああ、マリア。あなたがいなくなったら、あたしは、あたしは明日からどうすればいいの?」
毎朝バスタブにお湯を張ってくれるマリア。
酔って帰ってくれば服をたたんでくれるマリア。
シャワーの時間を見計らってパンを焼き、スープを作ってくれるマリア。
そしてお互いの体を知り尽くし、素晴らしい夜をくれるマリア。
いくつものマリアとの思い出が、麗子の心にフラッシュバックしてゆく。
「あなたがいることがあたしにとっては大切なの。楽しいと時も、悲しい時も、辛い時も、もちろん寂しい時も。いつもあなたは隣にいてくれた。
そんなあなたが突然いなくなるなんて、あたしには耐えられない。あの夢の時だって、ちゃんと”サヨナラ”言ってくれたじゃない。なのに、どうして?」
マリアの部屋に立ちつくし、空を見上げる麗子の頬を涙が伝った。
「あなたは本当に天使なの?本当に天に帰ってしまったの?ねぇ、マリア」
マリアはこの街に数億の羽をまき散らし、天空へと飛び去ってしまったのか。
いったいどんな神様がマリアに帰れと言ったのか。こんな事ならクリスマスなんて来なくてもよかった。マリアのいないホワイトクリスマスなんて、何の意味もない。そう、永遠にクリスマスなんて来なくても・・・。
葉を全て落とした木々の枝に雪が降り積もってゆく。マリアの羽がこの街を、音もなく白く変えていった。
「もうお昼よ、マリア。お腹空いたわ。何か作って。マリ・・ア」
うつむく麗子の目から、熱いしずくが滴った。
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W inter Angel
2006-12-25 Mon 22:45

白いバスローブ姿で髪を拭きながら、麗子が食堂に入ってゆくと、そこには空を見上げるマリアの後姿があった。もうすぐあそこに帰る。帰らなければならない。マリアの背中がそんなことを言っているように麗子には見えた。
振り返ったマリアの顔は、心持ち悲しげにも映り、夢の中で涙を流したマリアの顔を麗子は思い出した。
「おはようございます。麗子様」
「おはよう。マリア」
「麗子様ぁ」
「なぁに?」
麗子は夢と現実がシンクロしてしまい、マリアが天に帰ると言い出すのではないかと思い、不安な気持ちで次の言葉を待った。
「スープ冷めちゃいますよ」
「えっ?スープ?」
「スープですよ。麗子様、いつもよりお風呂長いんですもん」
「ああ、そう?そうだった?」
「もし冷めてたらもう一度暖め直しますから。言って下さいね」
「ええ、わかったわ。ねぇ、マリア?今日はイブよね?」
「はい、そうですけど?」
「あなた、何か予定は?・・・あるの?」
「はい?予定ですかぁ。いえ、別に。いつもイブは麗子様と一緒じゃないですかぁ。もう。麗子様ったらぁ」
「そうよねっ、そうだったわね。ごめんなさい。変なこと聞いちゃって」
「いえっ、別に変な事じゃないと思いますけど。麗子様。どうしたんですかぁ?何か変ですよ」
「ううん。なんでもないのよ。なんでも」
結局マリアに聴いてしまった。あの夢の記憶の呪縛から逃れるには、マリア自身から今の答えを聞くしかなかった。わたしったら・・・何?
そんなにマリアがいなくなるのが怖いの?あの子の代わりなら・・・。
あの子がいなくたって。あの子の、マリアの代わりなんて・・・。
マリアの・・・代わり・・・なんて・・・。
「麗子様ぁ。スープ冷めてませんでしたかぁ」
「えっ?ええ。大丈夫。冷めてなかったわ。ありがとう、マリア」

その夜。食卓には赤い3本のキャンドルが灯り、中央に置かれたローストチキンを飴色に照らしていた。麗子は白いシャツに細身のダークグリーンのタイをきりっと締め、その向かい合った席に座ったマリアは、白と黒のメイド服にこれもまた細身の黒い蝶タイを締めていた。
2人の前には金色のシャンパンが小さな真珠の泡を踊らせている。
隣のリビングに飾った巨大なツリーを見たときの麗子の顔。
「まぁ、まるでエッフェル塔ね。マリア」
その時のことを思い出すとマリアに顔に笑みが溢れた。
「さぁ、乾杯しましょう、マリア」
「はい。麗子様」
二人は細いグラスの足を摘むと、胸元まで持ち上げた。
「メリークリスマス。そして誕生日おめでとうマリア」
麗子がマリアを見つめ、微笑む。
「メリークリスマス。麗子様。ありがとうございます」
クリスタルの触れ合う硬質な澄んだ音が部屋に響いた。
マリアが軽く会釈を返し、微笑み返した。
「さぁ、食べましょう。あたしが取ってあげる」
麗子がローストチキンをナイフとフォークで器用に切り分けていった。
そのチキンをマリアが口に運ぶ。
「コレ、ちょっとパサついてませんか?」
「そうかしら?そんなことないと思うけど」
「そうですか。麗子様がいいなら別にいいですけど。麗子様、あたし昨日『アマデウス』に行ったんですよ。そこでもケーキをご馳走になって」
2人の会話も弾み食事は楽しく進んでいった。マリアは2本目のシャンパンを開けた。

時計の針が午後8時を指す頃、食事を終えた麗子はリビングのソファにその身を委ねた。
「マリア、こっちにいらっしゃい」
「でも、後片付けが・・・」
「いいのよ。明日は休みを取ってあるんだから。いらっしゃいマリア」
リビングに来たマリアは麗子の横に腰掛けた。
「こっち向いて」
そして麗子は振り向きざまのマリアの唇を奪った。メイド服ごとマリアをきつく抱きしめて。
「あふぅ~ん、麗子様ぁ~ん」
麗子の舌はマリアの唇を割り開いた。2枚の熱い舌がマリアの口の中で絡み、お互いを貪るように吸い合いシャブリ合った。
暖かな部屋の中、服を1枚ずつ脱がし合い、マリアは頭のカチューシャだけを残し、全裸になった麗子に押し倒されるようにソファに倒れ込んだ。
マリアは両腕を頭の上に投げ出し、麗子はその二の腕を押さえ込むようにマリアにのし掛かり、胸の敏感な果実の1つを口に含んだ。
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W inter Angel
2006-12-24 Sun 18:38

師が走ると書いて師走。クリスマスイブ前日の土曜日だというのに、麗子は珍しく出勤だった。
「行ってくるわね。マリア。25日のクリスマスは休みを取ってあるから」
「はい。いってらっしゃいませ。麗子様」
いつも通り玄関扉を開いて、マリアが深々と頭を垂れた。曇り空の下、風はないが刺すような冷気が館の中に流れ込んだ
「あっ、そうそう、今日は忘年会だから」
「はい」
「それとお部屋の掃除、頼むわね」
「はい。わかってます麗子様。ピカピカにしておきますから」
この館の年末の大掃除は、とてもマリア1人ではやりきれない。毎年クリスマス後に業者を雇ってプロに任せている。しかしマリア自身の部屋と、麗子の部屋はクリスマス前にマリアが済ませていた。8畳のマリアの部屋はともかく、10畳の麗子の部屋は家具も多く、ほとんど1日がかりの大仕事だった。
麗子を送り出すとマリアは早速掃除に取りかかった。
まずは麗子の部屋からだ。照明器具を取り外し天井から、そして照明器具を洗い、壁、机、本棚、そして大きな窓ガラスを拭くと、次はベッド回りだ。毛布や羽根枕をバルコニーではたいてから干し、その間にフローリングの床を拭き、ベッドメイキングをして、ようやく麗子の部屋の掃除が終了する。
「はぁー。もう3時ぃ。お腹空いたなぁ。あたしの部屋は後でいいや。お昼食べようっと」
マリアは遅い昼食を済ませると、自分の部屋の掃除に取りかかった。勝手知ったる自分の部屋だ。いつもの掃除に窓ガラスを拭いた程度で掃除を終わらせてしまった。それはマリアにはもっと楽しみな事があったからだ。それは居間と食堂のクリスマスの飾り付けをすることだった。
先月注文しておいた、天井に届きそうな大きなクリスマスツリーをリビングに運び込み、サンタやトナカイの人形、綿の雪や星のアクセサリーを飾り、赤や緑のライトを纏わせた。真剣的に電源を入れてみると、それらは眩いばかりに点滅し、光の塔となって屹立した。
その日、麗子の帰宅は0時を回っていた。朝からの雲は厚みを増し雨を降らせた。マリアはこの雨が雪になればいいのにと密かに思った。

そしてクリスマスイブ当日。
いつもよりも遅く起きたマリアは自室のカーテンを開けた。
もしかしたら雪に・・・そんな淡い期待は虚しく打ち消された。空は厚い灰色の雲に覆われ、昨夜からの雨は残念ながらまだ雨のまま降り続いている。
窓を開けると、冷たく湿った風がマリアの頬を撫でて通り過ぎる。この雨が雪になるには十分すぎる程の寒さに、マリアには思えた。
「あーあっ、せっかくのクリスマスイブなのに。雨かぁ。雨は夜更け過ぎにぃ、雪へと、変わってくれないかなぁ」
マリアはため息混じりに窓を閉めた。
忘年会で昨夜帰りが遅かった麗子は、まだ起きてくる気配はない。帰ってきて水を1杯飲んでそのまま倒れ込むように眠ってしまった麗子は、まだ居間に大きなツリーのあることを知らない。あれを見たらどんな顔をするだろう、と思うとマリアはその顔を見るのが楽しみだった。

会社の忘年会の翌日、麗子が目を覚ましたのは、もうすぐお昼になろうかという時刻だった。
昨夜、部屋に脱ぎ散らかしたままの服は、マリアが綺麗に片付けてくれていた。机の上にきちんと置かれたバッグと今朝の朝刊。
麗子は少し偏頭痛のする頭を押さえながら、ベッドから這い出すように起きあがった。いつ着替えたのか記憶のないネグリジェ姿。たぶんこれもマリアが着替えさせてくれたのだろう。本当に昨日の記憶がない。いくら翌日が休みでも、記憶があやふやになる程飲むのは、麗子にしては珍しいことだった。
麗子はネグリジェ姿のまま階段を下り、浴室に向かった。

熱いシャワーを強めに出して目を覚ます。休日でもバスタブにはいつでも入れるように、マリアがお湯を張っていてくれる。
今頃は食事の用意でもしているのだろうか。さっきまでバタートーストの香ばしい香りが、麗子の鼻をかすめていた。
「明日はモーツァルトコレクションに連れて行ってあげなくちゃ。ずっと楽しみにしていたもんね、あの子」
ピンクの入浴材が、麗子の体を優しく愛撫するように揺れている。その中で麗子はあの夢を思い出した。
「あたしったら、何であんな夢が気になるのかしら?馬鹿みたい」
しかし何度打ち消しても、翼の生えたマリアが天に消えてゆく姿が、心の中で繰り返し現れた。その残像を消し去るように、麗子はもう一度熱いシャワーを浴びた。
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W inter Angel
2006-12-24 Sun 11:13

2006年12月22日。今年も残すところ約1週間となった。
クリスマスを控えた金曜日の夕暮れ、マリアは忘れていたクリスマスケーキとローストチキンの予約を済ませ、その帰り道、これもまた忘れていたシャンパンを2本買った。
水色のケーブルニットのセーターに白いダウンジャケットを重ね、その袖口から水色と白の縞模様の手袋が覗いている。頭にはフワフワのボンボンの付いた白いニットのキャスケットをかぶっている。
両手にシャンパンをぶら下げ、頭のボンボンを揺らしながら、マリアはお気に入りのカフェ『アマデウス』の前に立った。ガラスの自動ドアが彼女を迎え入れた。中に入ると、暖かい空気とコーヒーの香りがマリアを包み込んだ。
『アマデウス』は、外出して時間があるときはいつも立ち寄るカフェで、ここのママやアルバイトの響子とも親しくしていた。
「いらっしゃい、マリアちゃん。あらあら重そうね。今日はお買い物?」
「ええっ、すっかり忘れてて。コレを」
マリアは両手のシャンパンを少し持ち上げて見せた。それを見てママの良子が、ハーフを思わせるその顔立ちで優しく微笑みかける。
「いつもの場所空いてるわよ」
40歳になったとは思えない良子は、アップにした髪に手をやりながら、奥のテーブルにマリアを誘った。オレンジ色のセーターに大きな胸の膨らみが見て取れる。ジャケットを脱いで座ると、マリアはレモンティーを注文した。
良子が厨房の奥にいる響子にそれを伝えた。
「よかったわね。シャンパン思い出して」
良子がマリアの両肩から二の腕を、そっと撫で下ろした。
「ええ、忘れたら大変でした。シャンパンもケーキもないクリスマスになっちゃうとこでした」
「そういえば、あさってのイブはマリアちゃんの誕生日だっけ?」
「あっ、そうだ。あとブーツも買わなくちゃ。うふっ」
「まだ忘れてることがあったの?」
「最近、健忘症なんです」
「まぁ、その歳で?」
良子がマリアの髪に、そっと手を触れる。
その時、奥から響子がレモンティーをトレイ乗せて運んできた。
響子はマリアより一回り大きい。薄手のニットにボーイッシュな髪。素足に暖色系のチェックのミニスカートを履いている。そこから伸びた白い太腿がマリアの目に眩しかった。
「マ~リア。はいっ、レモンティー」
響子はテーブルにレモンティーとスライスレモンの乗った小皿。そして注文していないチーズケーキを置くと、良子の隣に並んで立った。
「これは?」
「あたしからのプレゼント。お誕生日おめでとう。マリア」
「おめでとう。マリアちゃん」
「ありがとう。響子。ママさんも」
「ロウソクはないけどね」
思わぬ誕生日プレゼントにマリアの顔から笑みが溢れる。
マリアはスライスレモンをカップに落とした。立ちのぼる香りが仄かに酸味を帯び始めた頃、レモンをすくい出すとカップに口を着けた。長い髪が風に吹かれた砂のようにサラサラと流れた。
そんなマリアの仕草を、良子は熱い眼差しで見つめている。
普段クラッシックを流すこの店も、この時期に合わせてか今日はクリスマスソングが流れている。
「いただきまぁ~す」
マリアは白くなめらかなレアチーズに、銀のフォークを入れ口に運んだ。
「美味しい」
「そりゃアマデウス1番のオススメだもん」
「ほんとに美味しいよ。コレ」
マリアが響子を見上げ2人は微笑み合った。
「どうぞ、ごゆっくり。もう忘れ物がないかよく思い出してね」
ケーキを食べるマリアに良子が優しく微笑んだ。

マリアが館に帰る頃、この街の空には釣り針のような月が輝いていた。
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 W inter Angel
2006-12-23 Sat 21:13
2006・クリスマススペシャル
 

         Winter Angel


ー プロローグ ー
雪の舞うクリスマスイブ。
街の喧噪をよそにこの館は静かな夜を迎えていた。庭の木々に音もなく雪は降り積もり、ゆっくりとその姿を白く変えつつあった。
静まりかえる深夜の廊下を、メイド服姿のマリアが歩いている。
やがて彼女は麗子の寝室のドアの前に立った。触りもしないドアは彼女を招き入れるように開き、マリアは麗子の眠るベッドの脇に立った。
まだ眠りについたばかりだったのか、気配を感じた麗子が目を覚ました。
「マリア。どうしたの?」
羽根枕から上半身を起こした麗子が、目を丸くして言った。
「麗子様、今日まで本当にお世話になりました」
そう言ってマリアは深々と頭を下げた。
「マリアはイブの今夜、天国に帰らなければなりません」
頭を上げたマリアのその瞳には、溢れそうな涙が震えている。
「何を言ってるの?マリア」
マリアは背を向けバルコニーに出た。そして麗子に向き直る。
身を切る外気がマリアの息を白く変えた。深夜の闇の中で、マリアの体の輪郭は淡い燐光を放っている。
マリアが大きく深呼吸するようにその胸を波打たせると、背中から大きな天使のような翼が現れ、その体はゆっくりと宙に浮き上がった。
「待って、待ってマリア。あたしはあなたがいないと・・・」
マリアは無言で優しい微笑みを麗子に返した。その顔に二筋の涙が流れた。
やがてつま先はバルコニーの柵を越え、マリアの体は上昇を続けた。
「さようなら、麗子様。マリアは麗子様のこと、ずっと忘れません」
「待って、待ちなさい」
マリアは麗子に背を向けると、降りしきる雪の中を天高く消えていった。
バルコニーに白い羽1枚だけを残して……。
「マリアー!マリアー!」

麗子は半ばうなされるように目を覚ました。
「いやな夢。マリアがいなくなるなんて・・・」
今日は22日。イブまではまだ2日ある。しかし夢にしてはあまりにリアルで、今も記憶にハッキリと残っている。
「まさか、そんなことあるわけないわ。マリアが天に帰るなんて・・・」
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蛍の言の葉
2006-12-23 Sat 21:02
前回の「蛍の言の葉」で予告しましたクリスマススペシャル。
「貴婦人とメイド」の番外編を、お届けしたいと思います。
タイトルは『Winter Angel』
全4話の予定です。

予定ですよ、ヨ・テ・イ。


クリスマスソングをBGMに書いたんだけど、どうかな?
一筆入魂なんて書いちゃったケド、どうかな?
コレを投稿している時点でまだ未完なんだケド、それってどうよ?
でも、早くしないとクリスマス来ちゃうし・・・(^_^;)
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貴婦人とメイド
2006-12-16 Sat 12:29
32  最終回
その日の午後、沙樹は館を後にした。マリアは彼女を駅まで送る事になった。
グレーのスーツの上下に合わせた淡い水色のシャツは、タイは締めずに第二ボタンまでが開いてた。その首には細身のネックレスが揺れている。
「昨日は楽しかったわマリアちゃん。あなたが予想以上に敏感で」
前を見るマリアの横顔が綺麗だった。頬を染めるマリアに沙樹が微笑んだ。
「今度、家にも遊びにいらっしゃい。もちろん泊まりがけよ」
「あっ、はい。是非。でも麗子様がなんとおっしゃるか・・・」
「あの人なら大丈夫よ。一晩くらいほっときなさい」
「そうですね。ほっときましょうか?うふふっ、沙樹様、面白いっ」
車は駅前のロータリー直前の赤信号で止まった。
「ここでいいわ。マリアちゃん」
素早く沙樹が白いBMWから降りた。
「じゃね。本当に遊びに来てね」
沙樹がドアを片手で押さえながら手を伸ばし、マリアはその手を両手で握った。
「はいっ、沙樹様もまたいつでもいらして下さい。お待ちしています」
マリアは手を離し頭を下げた。沙樹が目の前の横断歩道を颯爽と渡ってゆく。
その姿に昨夜の姿は微塵もない。マリアは車に入れっぱなしにしてある、モーツァルトのCDをかけた。『セレナード第13番 アイネ・クライネ・ナハトム・ ジーク』が車内に流れた。横断歩道の向こうから沙樹が手を振った。沙樹は再び背を向け、土曜日の駅前の雑踏に紛れ、そして見えなくなった。

翌日。日曜日は、天気も良く穏やかに過ぎた。
夕方、マリアは部屋の窓を開け、麗子の1週間の予定をPCに入力していた。
その時、マリアはふと麗子が誘ってくれた、モーツァルトコレクションのことを思い出した。
「そう言えば、あれ、いつなんだろう?麗子様ったら絶対忘れてるんだからっ」
マリアは立ち上がると、自室にいる麗子の所へ向かった。
麗子の部屋のドアを2度ノックする。
「麗子様ぁ、この間チケット取っていただいたモーツァルトコレクションっていつですかぁ?」
麗子の返事はなかった。マリアはもう1度ノックした。
「麗子様ぁ、麗子様ぁ?」
「なぁに?マリア。今お昼寝してたのに・・・」
ようやくドアの向こうから麗子の声がした。
「モーツァルトコレクションっていつですかぁ?予定に入れておこうかなぁって思いまして・・・」
「ああっ、あれ、あれはクリスマスよ。クリスマス」
「えっ?今年はクリスマスなんですかぁ?なぁ~んだぁ」
最後は小声で言った。
「えっ?なぁ~に?」
「いっ、いえっ、はいっ。わかりました」
マリアが部屋に戻ると、庭の木々を抜けた初秋の風にカーテンが揺れている。
「クリスマスかぁ・・・」
マリアは窓辺に立つと、まだ遠いクリスマスに思いを馳せた。


             ーーENDーー
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貴婦人とメイド
2006-12-13 Wed 22:24
31
黒いディルドで下から突き上げる麗子と、赤いディルドでアナルを貫く沙樹。
ふたりの熟女が若いマリアの体を挟み込んだ。
麗子がディルドをスイングさせるスイッチを入れた。
「ああっ、いいぃ~。おかしくなちゃいますぅ~」
沙樹も負けじとアナルの中でスイングさせる。2本の悪魔の猛りが薄い壁を隔てて擦れ合った。
「ああぁぁ~、すっ、凄いぃぃ~」
「ほらっ、もっと感じなさい。マリアちゃん」
「こうして抱きしめられたらどうしようも無いわねぇ。さぁ沙樹、思いっきり突きまくってあげて」
背中に回された2本の軟らかな麗子の腕は、肉の戒めとなってマリアに絡みついている。
「さぁ、本格的にいくわよ。ほらっ」
沙樹は両手でマリアの腰を掴み、その腰はより力強くマリアの双丘を叩いた。深く抉りギリギリまで引き抜かれる赤いディルド。その動きはまるで機械のように繰り返された。
「あああぁぁぁ~。あぅっ、あぅっ、あっ、あぁぁ~」
更に麗子のディルドがマリアのGスポットを抉り続ける。マリアは一気に頂点へと駆け上っていった。
「ああぁぁ~逝く逝く逝っちゃうぅぅぅ~。ああああぁぁぁぁぁ~」
マリアは全身を痙攣させながら、悦楽の扉を開けた。
扉の中は白いモヤが漂い、マリアの意識をどこへともなく流していった。

どれくらい時間が経ったのだろう。
時計の針は午前8時30分を指していた。マリアが目を覚ました時には、カーテンが、薄明かりを放っていた。
マリアはネグリジェを着させられ、ベッドにきちんと寝かされていた。
自分でも意外なほどスッキリとした頭で大きく延びをすると、マリアはベッドから降り、出窓のカーテンを開けた。
毎朝6時に鳴るはずの目覚ましはスイッチが切られており、代わりに見慣れた麗子の文字で書かれた小さなメモが置かれていた。

  おはよう、マリア。
  昨夜は疲れたでしょう。今朝はゆっくりしなさい。
  朝食も作らなくていいわよ。何なら、お昼まで寝てる?

「うふっ、朝食も作らなくていいわよ。っか。今日は土曜日。お仕事はお休みだもんね。」
マリアは一人微笑むと、麗子と沙樹がいるはずの階下へと降りていった。
しかしどこにも二人の姿が見あたらない。
「お庭にでも出られたのかしら?」
そう思ってリビングを出たとき、バスルームから艶めかしい声が聞こえてきた。
マリアがそっと聞き耳を立てると、それは麗子と沙樹の声だった。
「麗子さんのお豆、相変わらず大きいわね」
「沙樹のだってこんなに赤くなって」
2人は69の体位を取っているのか、その直後お互いを吸い合う音と、輪唱のような喘ぎがマリアの耳に届いた。
「うふっ、本当に仲がいいんだから、あの2人」
マリアは足音を忍ばせるようにその場を離れた。
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貴婦人とメイド
2006-12-10 Sun 12:39
30
マリアのアナルに麗子の指が差し込まれた。その指は遠慮無く根元まで差し込まれ、そして爪が見えるまで引き抜かれ、再び差し込まれた。それを数回繰り返すとマリアの奥で蠢いた。
「そろそろいいみたい。柔らかくなってきたわ」
「ふふっ、そう?それじゃ。あたしも入れさせて貰うわ」
沙樹はタップリとローションを付けた指を麗子の指に添えるようにして、差し込んでいった。
「あっ、あうぅぅ~。あはぁ~ぁ」
すでに麗子の指を飲み込んでいるマリアのアナルは倍に拡がった。
「ほらっ、こうしてあげる。んん?どう?ほらっ、ほらほらっ」
沙樹は指先を鍵型に曲げ、内側の肉を指先に引っ掛けるようにして引っ張った。更にその指をグリグリと回す。奥をこね回され、入り口近くを刺激されてマリアのアナルの性感は高まっていった。
「ふふふっ、こんなに柔らかくなって、2本差しにして虐めましょうよ。麗子さん。これなら出来るんじゃない?」
「うふっ、面白そうね。沙樹はアナルに入れたいんでしょう?」
「いい?これで今度はアナルを思いっきり・・・」
沙樹は自分の股間を微笑みながら見つめた。
麗子はアナルから指を抜くと、箱から黒いディルドを取り出し、自分の腰に取り付けた。そして麗子は四つん這いのマリアの下に潜り込みはじめた。黒いディルドとマリアの亀裂の位置を合わせるように微調整すると、沙樹が腰を浮かせたマリアの濡れた花びらを開いた。沙樹の付けている赤いディルドよりも一回り太い麗子のそれは、黒光りするグロテスクなモノで、勿論バイブ機能も付いている。
「さぁ、腰を下ろして、マリアちゃん」
マリアがゆっくりと腰を下ろす。
「ああぁ~。凄いぃ~」
黒い猛りがマリアの中に飲み込まれると、麗子はマリアの脇から背中に両腕を回して抱きしめた。マリアのしっとりと火照った肌と、麗子の冷たい肌が密着し、お互いの体温を感じる。
「さぁ、今度はあたしよ。いくわよ」
沙樹がマリアのアナルに狙いを定め、その赤いディルドを沈めてきた。ローションを塗り直したそれは、沙樹の思った以上にスムーズに挿入することが出来た。
「んんぁぁぁ~」
「ほら、入っちゃった。どう?前と後をふさがれた気分は?」
そして麗子が腰のバイブのスイッチをONにした。強力な振動がマリアの中で突然生まれ、それはまだ火照りの残る敏感な粘膜から、悦楽の波動となって全身に広がってゆく。
「くぅぅぅ~、あうぅぅ~。いいっ。感じるぅ~」
そしてほぼ同時に沙樹もスイッチを入れた。アナルから生まれる振動は、えも言われぬ背徳の快感となってマリアを襲った。
「はぅぅぅ~。ああぅぅぅ~ん。あっ、あっ、あはぁぁぁ~」
そして麗子は再びマリアの背中に手を回しきつく抱きしめた。そうしてマリアの上半身は完全に固定された。
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貴婦人とメイド
2006-12-09 Sat 11:21
29
その瞬間、マリアは悦楽の扉を開いた。腰は麗子をも持ち上げ、熱い亀裂は沙樹のペニバンをきつく締め付けた。あの強烈な痒みも、迸る快感の波に消し去られ、その瞳の焦点は完全に光を失った。
荒い呼吸を繰り返すマリアの両腕の戒めがようやく解かれ、その四肢に自由が戻った。横には愛おしくマリアを見つめる麗子と沙樹がいた。
しかし2人の淫虐の炎はまだ衰えたわけではない。2人はマリアの腰の下に手を入れるとマリアを俯せにした。
「さぁ、マリア。今度は四つん這いになりなさい」
ようやく呼吸が整ってきたマリアに、麗子の言葉が言い放った。マリアは言われるままに腰を持ち上げ、膝を立てて四つん這いになり、その白桃のようなお尻を2人に突き出した。
「綺麗なお尻ねぇ、マリアちゃん。よく見せて」
マリアの後、左側に座ったペニバンを付けたままの沙樹が、右側に麗子が座った。そして沙樹がマリアの柔らかなお尻を割り開くように拡げた。
亀裂から溢れる蜜は、マリアのアナルまでもヌラヌラと照り光らせている。
「ふふっ、可愛いアナル。ここも感じるんでしょう?」
沙樹は指先をアナルに添え更に拡げると、中からピンク色の粘膜が顔を出した。
「あっ、いやっ、そこはぁ」
マリアのそんな言葉をよそに沙樹はソノ部分に舌を這わせた。
「ああぁぁん。いぃっ。あはぁん」
沙樹の生暖かい舌をアナルに感じ、マリアは熱い声を漏らした。数日前にも麗子に舐められたばかりのアナル。その中を責められると、えも言われぬ快感にマリアは包まれる。1度大きく逝ったマリアの体は敏感さを増していた。アナルへの新しい刺激が一度消えかかったマリアに火を付け始めていた。
沙樹は新しい綿棒を摘み上げた。それを見た麗子が両手でマリアのアナルを割り拡げる。沙樹は綿棒を舐め、先を濡らすとアナルの中心に突き立てた。
「うふぅ、くすぐったいですぅ。ああぁん」
沙樹は綿棒の綿の部分だけをアナルから出し入れした。
「ああぁん。あん」
マリアが首を仰け反り、甘い吐息を漏らす。
沙樹は綿棒に角度を付け、マリアのアナルのすぐ裏側の粘膜を刺激した。
「どんな感じ?マリアちゃん」
「ああっ、何か変な感じですぅ。沙樹様ぁ」
沙樹は両手でアナルと割り拡げている麗子の左手と代わって、自分の左手でマリアの双丘の左側を引っ張った。麗子は右側を右手で拡げ、あいた左手で綿棒を持ち、麗子の綿棒の横からマリアのアナルに差し込んだ。
「ああぁん」
マリアの首がまた仰け反った。2人はマリアの小さな窄まりを覗き込むようにしながら、2本の綿棒を出し入れし、またその裏側を抉るように責めたてた。
マリアはアナルに2人の息づかいを感じた。
「コレじゃ物足りないでしょうマリア。今、指を入れてあげる」
麗子は箱からローションを取り出すと、左手の中指に垂らした。ローションを沙樹に渡すと、目の前のアナルに擦りつけながら指全体に伸ばした。沙樹も右手の中指にローションを付け、麗子と同じようにマリアのアナルに擦りつける。
「さぁ、入れるわよ。マリア」
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貴婦人とメイド
2006-12-07 Thu 21:46
28
麗子と沙樹。2人の熟女の責めは執拗に続けられた。
小さな穴に入れられた綿棒こそ抜かれたものの、崩壊寸前のマリアをネチネチと弄び、生殺しを楽しんでいる。
沙樹の赤いペニバンが、剃り上げられたマリアの亀裂を深く浅く突き、その甘い蜜にまみれている。沙樹はバイブに強弱を付け、マリアの絶頂をコントロールし、麗子はその剥き上げられた敏感な肉の棘を休む間もなく責め続けた。
「ああっ、いっ、逝くぅ~っ、ああぁぁ~。いっ、逝かせてっぇぇ~」
何度も繰り返されるその言葉は、2人の加虐の炎に油を注いだ。
「ふふふっ、逝きたいでしょう。ほらっ、ほらほらっ、あなたのいやらしい蜜でこんなに良く滑って、剃ってあるから丸見えよ」
「いやぁ~。そんなぁ」
その言葉にマリアは目を硬く閉じる。沙樹は腰を反らすようにしてマリアに押し付け、その柔肉に突き入れられる赤いモノを凝視した。
「マリア、ココがこんなにプックリして、もう真っ赤よ。これ位の強さが一番堪らないのよねぇ~」
マリアの体を知り尽くしている麗子は、マリアのもっとも感じる振動を与え続けていた。
「まだまだ、じっくりと責め込んであげる」
「ああぁぁ~もうお赦し下さい。もうだめですぅ~」
「だめよ。まだまだ。ほらっ、また薬を垂らしてあげる」
麗子は自分が責めている部分に媚薬を垂らした。一瞬感じる冷たい感覚。しかしそれはすぐに灼熱感へと変わった。
「くぅぅぅぁぁぁ~。また・・・」
「麗子さん。こっちもお願い」
沙樹が腰の動きを止めずに言った。麗子は動き続けるペニバンの螺旋状の溝に媚薬を数滴垂らした。溝に絡まった媚薬はそのままマリアの中に運ばれ、灼熱の壺と化したマリアの中におぞましい痒みを生み出した。
痒みと快感に耐えるマリアの体に、痙攣のような震えが起こる。しかし2人は更に責め続ける。
「まだまだよマリア。」
「そうよ。まだまだ楽しませてマリアちゃん。時間を掛けてタップリ虐めてあげる。ほらっ、これはねバイブの他にもこんな事も出来るのよ」
沙樹はバイブのスイッチのある腰のベルトに手をやると、隣のスイッチを入れた。マリアの中でディルド部分がクネクネと動きだした。
「どう?この辺を抉られたら・・・ほらっ、この辺」
「だっ、だめぇぇぇ~。いっ逝くぅ~、逝っちゃうぅぅ~。ああっ、いやぁ~」
マリアの大きな瞳が責め嬲る沙樹を見上げる。それの瞳を冷たく見下ろす沙樹。焦らすだけ焦らして楽しんだ沙樹は、腰の動きを早め、2つのスイッチを一番強くした。その意をくみ取ったように麗子の責めも加速する。
「あああぁぁぁ~。いっ、逝くぅぅぅ~」
そしてマリアの全身を、白い閃光が貫いた。
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蛍の言の葉
2006-12-03 Sun 17:34
もう12月。早いですねぇー。
来月の今頃は、もうお正月ですもんね。(^^;)
(笑えば笑え! 鬼よ!)

さて、お忙しい中、このような稚拙な小説に
(本当に稚拙だよなぁ~)
おつきあいいただき、誠にありがとうございます。
現在連載中の『貴婦人とメイド』も大詰めとなってまいりました。
つきましては、『貴婦人とメイド・天使の羽』(仮題)
を番外編といたしまして、ショート連載しようかと考えております。
(まぁ~、俗に言うXマススペシャルというところですか)

今回は小説の腕を磨きたく、エロは軽めとなる予定ですが、
皆様のご期待に反することの無きよう、”一筆入魂”で
書いて参りたいと思っております。

☆これからも『あなたの燃える手で』
           よろしくお願いします。
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貴婦人とメイド
2006-12-03 Sun 11:12
27
沙樹はベッドに上がると、マリアの目の前で赤いペニバンに媚薬を数滴、先端から根元まで垂らした。それを見つめているマリア。自分で『犯して下さい』と言ったものの、今更ながらに後悔の念が頭をよぎる。
その顔を見手先が意地悪く微笑んだ。
「覚悟しなさい。もう、後戻りできないわよぉ」
麗子はマリアの脚を拘束していたゴムバンドを外し、両膝を折りたたんで拡げ、
沙樹を迎え入れる準備とも言える体勢をとらせた。
「タップリ犯して貰いなさい。マリア。ココはあたしが虐めてあげる」
そう言って麗子は、左手の人差し指でマリアの肉の棘を押し潰すように触り、右手に持ったローターを見せた。
沙樹が両膝を持ってペニバンの先端を大まかにマリアの亀裂に合わせた。
右手で亀裂のヒダを拡げ、先端を少しだけ入れた。
「ああっ。沙樹様ぁ」
「入れるわよ。マリアちゃん」
沙樹の腰がゆっくりとマリアに押し付けられ、赤いディルド部分が亀裂に潜り込んでいった。マリアの中に媚薬を塗り付けながら。
「ほらっ、奥まで入ったわよ」
「ああぁ~。熱いですぅ。沙樹様ぁ」
「まずは薬が効くまで、このままよ」
しばらくしてマリアの眉間に皺がよった。媚薬がその力を発揮し始めたのだ。
熱は猛烈な痒みとなってマリアの中で暴れ出した。
両脚の戒めを解かれたマリアだが、中に入っている悪魔のような玩具はどうしようもない。この痒みから逃れる術は、自ら腰をディルドに擦りつけるしかない。
マリアはその細い腰を先に向かって突き出した。
「あらあら、自分から腰を振っちゃって。いやらしいわねぇマリアちゃん」
「はぁ、はぁ、痒いですぅ。沙樹様ぁ」
「痒い?じゃ、こうしてあげる」
沙樹は腰の横に付いているスイッチを入れた。するとディルド部分にバイブレーションが起こった。このペニバンにはバイブ機能が付いていたのだ。予期せぬ事態にマリアが悲鳴を上げた。
「あああぁぁぁ~。沙樹様ぁ、沙樹様ぁ、お願いです。どうにかして下さいぃ」
その時、麗子がマリアの腹部に体重を掛けるようにのし掛かった。
「ほら、ここもよ」
麗子は左手で肉の土下の皮を剥き上げ、直接ローターを押し付けた。
「ひぃぃぃ~。麗子様ぁ。ああっ、いやぁぁ~」
痒みが頂点に達したのを見計らって、沙樹が腰をグラインドさせ始めた。
痒い所を掻ける気持ちよさに加え、バイブから拡がる快感の波はマリアを飲み込んだ。更に麗子の持つローターの絶妙なクリ責め。
そして二人から犯されている被虐感が一気にマリアの中で爆発した。
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貴婦人とメイド
2006-12-02 Sat 09:44
26
麗子はビニールテープを20㎝ほどの長さで切ると、箱からローターを摘み上げ、筆の柄の中程にテープで巻き付けた。スイッチを入れると微細な振動に筆先が震える。
「コレで虐めてあげるわ」
麗子は震える筆先をマリアの充血した棘に近づけた。そして、筆先だけでそっと触れる。触れたまま筆は動かさない。しかし振動する無数の毛が、痒みの絶頂にある部分に襲いかかった。
「ひぃぃぃ~、あっ、あっ、あっ、くぅぅぅ~」
「どう?マリア。この震える筆先は。指より効くでしょう」
「もう、お赦し下さいぃぃ~。麗子様ぁ~」
マリアは麗子の筆責めに、腰が浮き上がりそうになりながらも、それすら二人の体重で潰され、唯一自由に動かすことの出来る首を仰け反らせながら喘いだ。
それを眺めながら、沙樹のGスポット責めも容赦なく続く。
「こんなにトロトロになって、指がふやけちゃいそうよ」
そう言いながら、左手で小さな穴に差し込んだ綿棒を摘み、クルクルと回した。
「ああっ、動かさないでぇ」
「んん?なぁに?こんな所まで感じるの?マリアちゃんは」
「体中どこでも感じるあなたを、思いっきり犯して貰いましょうね。マリア」
「ふふっ、いいの?」
「いいわよねぇ~マリア。さぁ、あなたからも沙樹にお願いしなさい」
「はっ、はい。沙樹様、マリアを、マリアを犯してください」
「ふふふっ、素直でいい子ねぇマリアちゃんは・・・。いいわ。犯してあげる。麗子さん、さっきの箱を取って」
麗子は自分の持ってきた、マリアの責め具の入った箱を沙樹に渡した。
沙樹はその中から、赤いペニスバンドを取りだした。
沙樹の右手から赤い革のベルトの束とディルド部分がだらしなくぶら下がった。
両手で形を整えるようにすると、それはまるで赤いベルトで出来た下着のような形をしている。
沙樹は1度ベッドを離れると、それに脚を通し腰のベルトを締めた。
沙樹の股間から生えた禍々しいそれは、20㎝近い長さと3センチほどの太さのある、まさに人工ペニスだった。先端の張り出したリアルなカリ首の部分。そこから下には螺旋状の溝が根元まで続いている。
「ふふふっ、どう?似合う?マリアちゃん」
ペニバンを付けた沙樹の姿を見てマリアの瞳孔が拡がった。
「それで、マリアを犯すのですね。沙樹様」
「そうよ。それも、ローションの代わりにこの媚薬を付けて・・・」
それを効いてマリアは言葉を失った。
「痒いわよぉ。でもそこを思いっきり擦ってあげる。ただでさえ気持ちいいのに、どうなるかしらぁ?」
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